碧眼のサムライ
★八重洲の地名の由来
東京駅八重洲口。その地名八重洲の由来が江戸時代に日本で活躍したオランダ人「ヤン・ヨーステン」にあることをご存じでしょうか。フルネームは、ヤン・ヨーステン・ファン・ローデンステイン。 ヤン・ヨーステン(Jan Joosten van Lodensteyn)はオランダ人の貿易家です。
★リーフデ号事件
慶長5年(1600)4月にオランダの商船『リーフデ号』に乗って、ウイリアム・アダムスらと共に、豊後の臼杵(大分県)に漂着しました。この漂着をリーフデ号事件といいます。
★家康の尋問
船に乗っていた船員の対処に当ったのが徳川家康でした。家康は牢に入れていたヨーステンらと大坂城で面会。彼らに尋問をします。ヨーステンがウイリアム・アダムスと共に、「オランダは日本と純粋に貿易だけをしたい」と説得すると家康は納得しました。更には熱弁に心を動かされたのか、家康は二人を江戸に呼び家来として朱印状を与え貿易関係の仕事を任せることにしました。
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