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ミステリを読むよ

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最近の記事

ぶらりくり -松本編-

 そんなこんなで立山黒部アルペンルートを通り無事長野県側に降り立ちました。このまま昔から行きたかった松本を観光しようと思います。 1日目 信濃大町駅からは松本駅まで電車で来た。ここは米澤穂信の小説『追想五断章』の舞台になった場所です。  これは散策した途中で見付けたよさげな橋。 松本市時計博物館  古時計の研究者であった本田親蔵が収集した古時計が展示された博物館。外見が面白そうだったので入ってみることにしました。  エジプトで発掘された紀元前1500年の日時計。日陰

    • ぶらりくり -立山編-

       立山黒部アルペンルートを制覇すべく、富山駅から富山地方鉄道を使って立山駅に。富山駅に荷物を預けると信濃大町駅で受けとれるというなんとも便利なサービスがあったので大きい荷物は手荷物回送サービスを利用することにした。 1日目称名滝  立山駅に到着したらいきなりケーブルカーに乗るのではなく、ちょっと回り道してバスで称名滝へ。15分ほどで称名平休憩所に到着する。下の写真はバスから撮った素敵な橋。  バスから滝までは歩いて30分くらい。散策途中の景色も楽しい。  称名滝は立山

      • ぶらりくり -富山編-

        1日目 高岡から20分ほど電車に揺られて富山駅に到着。宿に荷物を預けて市街地周辺を散策に。  とりあえずまずは市内中心部を歩いて回ることに。市内を流れる松川を遊覧船で巡ることができるらしい。日本のさくら名所100選に選ばれているので春に来た時には乗ってみたい。 市役所展望塔  富山市役所は屋上が展望塔になっている。  晴れた日には立山連峰や富山湾が見渡せるらしい。が、曇っていたので見えなかった 富山市郷土博物館  加賀藩の支藩である富山藩前田家の居城跡は城址公園と

        • ぶらりくり -高岡・氷見編-

          1日目お昼ご飯 (1日目・お寿司)  高岡駅に到着するや否や速攻でお寿司屋さんに駆け込む。お店はここ。  うますぎ。最近毎日寿司を食べないと生きていけない体になってしまった気がする。寿司を食べ終えると腹ごなしに駅前を散策。「銅器のまち高岡」を象徴する12体のブロンズ像が並んでいる。  駅中には藤子・F・不二雄氏生誕80周年を記念して製作されたドラえもんポストがある。投函するとドラえもん記念消印を押してもらえる。これも高岡銅器でできてる。 高岡古城公園  駅前を散策

          ぶらりくり -小市民シリーズ×JR東海編-

           小市民シリーズ×JR東海に行ってきました! 東海道新幹線コンテンツ  東海道新幹線コンテンツでは東海道新幹線内で梅田修一朗さん(小鳩常悟朗役)と羊宮妃那さん(小佐内ゆき役)による限定ボイスを聞くことができます。  まず「推し旅」のサイトにてアカウントの登録が必要になります。登録が完了すると下記の洋画な画面が表示されます。  そこから下にスクロールすると、新幹線限定コンテンツが現れるので「東海道新幹線車内で聴く!」をタップ  新幹線の乗車判定はスマートフォン内のGP

          ぶらりくり -小市民シリーズ×JR東海編-

          『冬期限定ボンボンショコラ事件』(米澤穂信) 感想 ~小市民よ永遠に!~

          『冬期限定ボンボンショコラ事件』(米澤穂信) の感想です。物語の内容に言及しているので、未読の方は是非読了後にお読みください。前半にメモをのっけて後半でちょっとまとまった感想を書いてます。  勢いのまま書いたので文章とっ散らかっています。読みにくかったらごめんなさい。 感情が高ぶった時にだけ残すメモ<外観>  うわ分厚い! え、厚いよ! すごい、たっぷり!! 手に取ったずっしり感が全然違う。  冬期限定は電子よりもせっかくなので物理で味わうとええですよ。この手にとったずっ

          『冬期限定ボンボンショコラ事件』(米澤穂信) 感想 ~小市民よ永遠に!~

          ぶらりくり -金沢編-

          1日目金沢百万石まつり  金沢に到着すると金沢百万石まつりがやっていた。  おまつりなので兼六園も無料で深夜入場ができる  金沢城もライトアップされている。  これは米澤穂信の『ボトルネック』にも登場した室生犀星の碑  同じくボトルネックに登場した犀川大橋。 夜ご飯 (1日目・金沢カレー)  夜ご飯は金沢カレーの元祖的な存在であるターバンカレーでLセットカレーを食べた。黒っぽいルゥにステンレスの皿というスタイル。これこそ金沢カレー。 2日目石川県立図書館 (

          ぶらりくり -金沢編-

          ぶらりくり -東尋坊・あわら温泉・三国編-

           福井を後にしえちぜん鉄道で40分ほどゆられているとあわら湯のまち駅に到着した。あわら温泉や東尋坊には以前も『ボトルネック』の舞台を巡るため来たことがあったけれども、その際は金沢に泊まっていたので芦原温泉に宿泊するのは今回が初めてとなる。美松という宿に投宿。 1日目東尋坊  あわら温泉から東尋坊まではバスで30分ほどで到着する。前回きたときは曇り空だったけれども今日は割とよい天気。  色んな崖があって面白い。 2日目 2日目は雨だったこともあり午前中は温泉につかりなが

          ぶらりくり -東尋坊・あわら温泉・三国編-

          ぶらりくり -福井・永平寺・大野編-

           北陸は金沢以外行ったことがないなあ。と思ったのでとっさの思い付きで福井に行くことにした。  もともと北陸には北陸新幹線でいくものだとばかり思っていたが、調べたらどうやら福井には東海道新幹線で名古屋経由で米原まで出てから特急しらさぎで向かった方が早いらしい。  というわけで、早朝6時発の新幹線のぞみ号博多行きに乗り、3時間15分後の9:15に福井駅に到着した。こんな大回りする道のりで向かっても3時間で着けてしまうなんて早い。本当は途中の小浜や高浜、三方五湖や敦賀、越前海岸、鯖

          ぶらりくり -福井・永平寺・大野編-

          ぶらりくり -常滑編-

           日本六古窯に名を連ね、1000年の歴史を持つ陶都である常滑。名古屋駅から電車で30分とアクセスも悪くない。かねてから常滑の焼き物ロードをるいてみたかったという思いもあり、風情たっぷりのノスタルジックな諷詠を一目見るため常滑に日帰りで行くことにした。  これは常滑駅に向かう電車に乗ったら発見した今日の"2355"。  常滑駅。ザ・名鉄感が出ていて懐かしさを感じてGood。  駅の前の交差点。陸橋と信号の重なり具合の景色が良い。  駅から東に歩いて行ったところで見つけた

          ぶらりくり -常滑編-

          ぶらりくり -小市民シリーズ特別編 feat.木良-

           ㊗小市民シリーズアニメ化決定!!! ということで、アニメ化前に仮想聖地巡礼に行ってきました。 春期限定いちごタルト事件船戸高校  以下の情報から船戸高校のモデルは岐阜県立岐阜北高等学校と推定。 ・「倍率は一・二倍を超えることはない」 ・「船戸高校本校舎は、 鳥瞰すると、エの字の一方の横棒が右に、もう一方が左にずれたような形をしている。」 ・「船高そのものが街の北端に近いところにある」 ※「はらふくるるわざ」後半における国道との位置関係や河川の位置の描写には矛盾が生じるも

          ぶらりくり -小市民シリーズ特別編 feat.木良-

          ぶらりくり -伊豆・伊東・下田編-

           思い立ったが吉日とはこのことか。突然と予定の無い日が3,4日ほど出来たたのでふと伊豆に行ってみたいと思った。前日ではあったものの幸いにして2泊分の予約を受けてくれる温泉宿が見つかったので急遽伊豆に行くことが決まった。種田山頭火も「旅日記」の中で伊豆を訪れており、伊豆にはかねてから行ってみたいと思っていた (以前、日帰りで修善寺を訪れたことはあったけれども伊東や下田、西伊豆には行ったことがなかった) ので、今回の旅行を機に伊豆の主に東側を回ってみたいと思う。  これまで知ら

          ぶらりくり -伊豆・伊東・下田編-

          新年 (2024年)

           新年明けましておめでとうございます。毎年恒例の許せないものリストです(昨年のはこちら)。今年も1年分の毒を元旦に吐ききることで健やかな年にしたいと思います。 許せないもの ・湿気 ・調弦が永久にうまくいかない楽器 ・一瞬うまくできたかと思いきや数分後にまた調弦が狂ってくる楽器 ・物語の消費の仕方を「こういうふうに読め」と指定してくるやつ。完成した作品をどう消費するかは読み手に委ねろ。 ・面白くなかった作品を読んだときに「自分には合わなかった」と配慮した感想を言う人。「つま

          新年 (2024年)

          ぶらりくり -松山・道後編-

           大洲本町から宇和島バスで1時間ほど揺られて道後温泉出張所に到着する。道中はかなりふぶいていたものの、道後温泉に到着した時にはすでに雪はやんでいた。投宿先は道後御湯。荷物だけ宿に預け、松山市街の散策に躍り出た。 1日目 市街をフラフラしてまず最初に辿り着いたのが城山公園にある愛媛県美術館。セザンヌやモネ、杉浦非水などのコレクションが収められている美術館だけれども、興味を惹かれたので特別展「発見された日本の風景展 美しかりし明治への旅」を見学した。  旅と絵画には切っても切り

          ぶらりくり -松山・道後編-

          ぶらりくり -愛媛・大洲編-

           フェリーが八幡浜港に到着すると、港町を散策しながら港のすぐそばにある「八幡浜みなっと」から伊予鉄南予バスに乗り、大洲に向かった。約30分ほどバスに揺られ大洲本町駅で下車。投宿先は大洲城下に点在する歴史的な邸宅をリノベーションしたNIPPONIA HOTEL 大洲城下町。 1日目 大洲を出た後は同後に向かい、温泉にでも使ってゆっくりしようとしていたのだけれども、ではなぜ中継ぎ大洲に宿をとったのかというと大洲市長浜の冬の風物詩「肱川あらし」を一度見たいと思ったからだ。これは早

          ぶらりくり -愛媛・大洲編-

          ぶらりくり -大分・臼杵編-

           由布院からは臼杵から愛媛にわたるため、大分市内に向かった。投宿先はJR九州ホテル ブラッサム大分。大分では長居はせず1泊だけ。 1日目大分県立美術館 (OPAM)  大分に辿り着いたときには既に夕方にになってしまったので徒歩ですぐに行ける大分県立美術館に。美術館自体は坂茂が設計。この日は特別展として「ポケモン化石博物館」がやっていた。 「大本山 相国寺と金閣・銀閣の名宝」もやっていた。  3階のスペースがメチャ良かった。天井のあみあみとか。 夜ご飯 (こつこつ庵)

          ぶらりくり -大分・臼杵編-