Vtuberの皆さん、今すぐ台本を読むのをやめてください。
例えば、「ヤンデレの女の子が意中の相手に迫りまくる台本」があったとする。
その台本の主人公(ヤンデレの女の子)の目的は、
「意中の相手に好きだっていう気持ちを分かってもらいたい」だったり、
「徹底的に恐怖を刷り込み絶望させ意中の相手を手中に収める」な訳です。
台本から与えられる情報を汲み取り、無い部分は想像し、気持ちを声に乗せて聞いている人間に「伝える」のがいわゆる演技ってものなんじゃないかなあと私は思うのですが、
★「目的」→エエ声を出す。台本噛まずに読む。
になっちゃってる人がめちゃくちゃ多いッッ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。すっごくもったいない。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
恐らく「演じること」に単純に慣れていない、「やり方がわからない」のでそうなってしまいがちなんだと思うのですが、しっかり気持ちの籠ったボイスってめちゃくちゃ強いので、今日は演技のやり方というか、コツみたいなものをまとめてみようと思いました。
①場面の設定
その台本の「やりとり」が行われている場所がどこなのか、時間は?温度は?
「朝起きがけに言う台詞」と「夕方帰り道で言う台詞」、「寒い場所で言うセリフ」と「暖かい場所で言うセリフ」って体の状態や言葉のテンションが全然違うと思うんです。
台本に書いてなければ自分で設定を作る。
しっかり想像しておくことで、世界に入り込みやすくなります。
②ポイントになる台詞の確認
台本の中にはポイントになる台詞がいくつかあります。
「これが書いてあるってことはここでこれこれこういう事が行われて、次の台詞までにこんな状態になっていなければならない」っていうセリフです。
▼「ねえ。どうしてそんな顔をするの?」
→この前に自分が放った台詞がきっかけで、相手が「そんな顔をした」
→相手が「そんな顔をした」ことにより、自分の心も動く
(例:どうしてこんなに愛しているのに分かってくれないの?悲しい)
(例:そんなに怖がる必要ないのに。可愛いわ)
→その気持ちが零れて台詞になる
たった一言の台詞にこれだけの流れがぎゅっと詰まっているわけです。
声に出す前に一度、よく読み解いておく必要があります。
③気持ちを込める
普段、人は話すときに「こう言おう!」と思いながら言葉を発している事は少ないです。
何かを言った瞬間には次に何を言おうとか、はたまた全く別のこととかを考えている。
台詞を読むのではなく、その裏に潜んだ真意や気持ちを声にのせてほしい。
なので、台本を読まないでください(タイトル回収)。
④効果音ちゃんと付けろ
効果音ちゃんと付けろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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