生粋の優柔不断

最推しグループのファンクラブには、沼にはまった時点で入会した。出会いから沼の底までが速かったから勢いでいけた。
ただそれより前から好きなグループはいくつもあった。勢いで入ってしまったけど、考えてみればこのグループのFCに入るなら他のグループのFCにも入りたいに決まってんじゃんと思った。

数年前本当に一時期迷ってて、noteに書いた記憶があったから見返すと2020年11月19日。
その時は結局何にも入らなかった。その瞬間沼に落ちたわけじゃなかったからだと思う。じわじわずっと好きで、今入るならあの時入っておけば、というタイミングが何度もあった。ずっと好きだったのに今さら入るとはなんだという気持ちがあった。

でも今また入りたくて、だったらその2020年のタイミングで入っておきたかったとまた同じ後悔をしている。まったく学習していない。


去年、グミや食玩を投稿するインスタのアカウントを作った。グミや食玩も昔から好きだ。写真を撮らないまま記録せず終わったものは数知れん。って思ったらなかなか始められず、始めた今も、今までやらなかった後悔のほうが大きく消したい衝動に駆られている。酒も記録したいと思いつつ同じ理由でなかなか始められない。そうしている間にまた更に増えていくのに。


野球のファンクラブも実はそうで。応援し始めたのは今から21年前。親に連れられ観戦に行き、あの独特な雰囲気の虜になった。まだルールはわからなかったが、おそらくその日試合に大勝したのだろう。親がえらく興奮していて、私もなんだか楽しかった。その様を夏休みの作文に書いたのを鮮明に覚えている。つまり私のファン歴は21年。ファンクラブが発足したのが確か2006年頃だったから、本当は今年で16年目。しかしそれは私の記憶の中にしかない。父親が死んだことで一度会員歴が途切れてしまったからだ。

名義を変えて引き継ぐこともできたのかもしれないけど、その時は父親名義の歴が残るのが嫌で、やめたというか継続しなかったという形。そこで心が折れて数年間入会しないままになった。やめた次の年なんてそれまでで1番観戦に行ったから、すぐ気持ちを切り替えて入会すればよかったものを。もちろん今からでも遅くないという葛藤は常にあったが、一度途切れてしまったのだから今から入会したって仕方ないという気持ちのほうが強かった。

そんな葛藤を経て、結局社会人になった年に再度入会。また「だったらあの時入っておけばよかったのに」だった。
今、毎年ファンクラブ継続ピンバッジが届く。今年は星が7つ書かれた、継続7年目のバッジ。証明がなくてもファンであることには変わらないというのはそりゃそうだけど。ファンをやめていたわけじゃなかったから余計に残念。どっちみちファンでいたのに、って感じ。欲しかったな。16個の星が並んだピンバッジ。


というように、こういうことが1回や2回じゃないので、いい加減学習して欲しい。結局入ることになるんだから迷ったらその瞬間入れって思う。


ので、今この瞬間ファンクラブを増やしました。これもまた野球と同じで今まで入らなかった後悔にとらわれるのかもしれないけど。とりあえず入っておいてみた。
この調子で酒の記録も始めた方がいいんじゃない?どうせ後悔するんだから。

めんどくさいやつめ。

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