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お仕事紹介:フラワーワークスタッフ

 こんにちは(*‘∀‘)noteをご覧いただきましてありがとうございます。今回は弊社の生花部門「花華企画」のお仕事、フラワーワークスタッフ(以下、FS)の仕事内容を紹介させていただきます。いわゆるお花屋さんの仕事なのですが、葬儀社が所有する生花部門という位置づけです。一般のお花屋さんとの違いはどこにあるのか、という観点からもご覧いただければと思います。

主な業務内容は以下のとおりです。

・在庫管理

・アレンジメント作成

・生花祭壇作成

・各種催事設営

・慶弔花環リース

これらのお仕事が中心です。


在庫管理業務

 お仕事の基本の業務です。でもとても大切( ˘ω˘ )この作業があるからこそ、花が長持ちすることはもちろん、アレンジメントをする際に最適な状態に花を意図的に咲かせることができます。はじめのうちはこのような補助的な仕事がメインになります。たくさんの花とその取扱いについて学ぶことで、お花の仕事の基本が身につきます。

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アレンジメント作成

 フラワーアレンジメントの作成を行います。お祝いで送るお花と、お葬式やご法要などの仏事に送るお花では使用する花材や色が変わります。また、スタンド花と呼ばれる大ぶりのお花から花束まで、大きさもさまざまです。ご注文いただいたお花はどれも、注文主様の想いが込められています。作成する私たちも、どういった目的で送られるのか、どういう想いが込められているのか、想像しながら作成していきます。花というモノをただ売るだけのお仕事ではありません。

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生花祭壇の作成

 経験を積むと、生花祭壇のデザインや作成を行うようになります。もちろんカタログに掲載している商品の受注もありますが、規模が大きくなれば、依頼主とコンセプトから打ち合わせをするようになります。技術者としてのスキルだけではなく、ビジネスマナーや祭壇をデザインするためのwebデザインスキルも身につける必要があります。

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↑作業場での生花祭壇の作成風景です。

各種催事設営

 地鎮祭や起工式などの催し物のお手伝いの仕事です。地鎮祭や起工式とは、工事にとりかかる前に土地の神様を鎮め、工事の無事と安全を祈る神事を営む慣例のことです。式典を営むことができるように、何もない場所にテントを設営し装飾幕を施し、神式の祭壇を設営します。公共工事などの催事では、県知事や工事関係のVIPの方などが参列されます。また、他にも徳島市のアニメの祭典・マチアソビやたぬきまつりなどのローカルイベントの一部のお手伝いをすることもあります。

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慶弔花環リース

 お祝い・お悔やみの花環のリースしています。特にお祝いの花環は徳島は派手で有名ですが、開店や周年のお祝いにまだまだ人気があります。開店祝いの花環のご注文を頂いたら、指定の店舗付近に花環を設置する場所を検討します。その後、建物や設置する場所を傷つけないように養生をして設置します。取付する場所に何も構造物がない場合、足場を用意して設置します。

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他にもたくさん仕事はあります…

生花仕入れ・課題練習

 花の在庫管理はストッカーと呼ばれる大型の冷蔵庫内で行います。そもそも生花は生花市場から仕入れるのですが、仕入れ担当は現状の在庫状況を把握したうえで仕入れ価格の把握や、時期による適正在庫数を考えて発注を行います。季節の行事や葬儀の繁忙期などの要素を加味しなければならないので、ある程度の経験が必要となる仕事です。

 また、空き時間には生花アレンジの基本技術の練習を行っています。職級によって作成時間の目標も設定されています。時間を意識しながら美しく花を挿すには日々の地道な練習が不可欠です。


部署内ミーティング

 月に一度、部署内ミーティングが行われます。ここでは、日常業務における問題点や課題への改善について話し合われます。また、数値目標の進捗状況の共有、新商品/サービスについての提案や開発について話し合われます。

キャリアについて

 FWとして経験・キャリアを重ねていくと、現場管理責任者としての登用があります。現場管理責任者はスタッフへの作業差配の役割を担います。また、イマデヤの本社との情報連携も必要となりますので、部署間の調整の役割も担います。部署間ミーティングなどの責任者が集まる定例会議では、各部署間で起きている課題などの抽出から改善方法の検討などが話し合われます。キャリアの流れとして、入社から技術者として生花関係の仕事・設営関係の仕事の補助的作業をしながら、一人で現場を回せるレベルになるまで先輩に同行します。その後、技術者としてのスキルアップと、設営関係では対外的な折衝のスキルアップに取り組みます。その後、部署内をマネジメントする仕事にシフトするか、技術者として技術を磨き続けるか、マネジメント型かスペシャリスト型かのキャリアを選択するようになります。(表現としては、任命される、が正しいかもしれませんが)

入社後は…

 イマデヤのフラワーワークの仕事において最初につまづきやすいポイントが「葬儀」の全容を掴むことです。フラワー関係の仕事なのに葬儀の流れ?と思いますが、指示される内容が「お六日までにマンゴのチョーケ届けてください」など、葬儀関連の用語も使われるので、最低限の流れは覚える必要があります。

※ちなみに先の指示内容は「初七日法要が始まるまでに、一万五千円のフラワーアレンジメントを届けてください」と訳します(*'▽')

 葬儀の流れを覚えるために、入社後に「セレモニーアテンダント研修」を実施します。研修では実際のご葬儀のお手伝いをしながら葬儀の流れを覚えます。研修では商品の受注も経験します。ここには注文主の心境を創造する力を育む目的も含まれています。フラワーワークスタッフとして部署に配属されると、アレンジメントなどを作成します。作成の際には、注文主の気持ちを想像・イメージする必要があります。お祝い関係については、想像がつきやすいかと思いますが(開店祝い・歓送迎会・結婚式など)、ご葬儀については、経験なくして注文主の気持ちに共感・想像することが難しいのではないか、と考えています。実際の葬儀の現場経験は、技術者としてはもとより、人間の心の成長にもつながると確信しています。

 入社後研修を経て(※人によりますが、数か月程度)フラワーワークスタッフとしての勤務が始まります。最初は雑用や補助的な仕事から入り、定型的なアレンジメント商材をはじめ少しずつ花を挿していくようになります。その後、小型の生花祭壇の作成~中型、大型祭壇の設営へとステップアップしていく流れです。

 一般のお花屋さんとの違いは、「安定した経営状態」が挙げられます。イマデヤという専門葬儀社が経営母体であり、販路拡大のためのリソースを大きく割かなくとも、一定のご葬儀の受注を頂ける環境があります。コロナ禍において生花店は売上を大きく落とす中、弊社の生花部門においても売り上げは微減しましたが、ご葬儀の受注数は減少しませんでした。売上の構成比で大きなウェイトを占めるのが「ご葬儀」であるので、安定した受注・売上が確保できているといえます。

 お花が好き、美しいものが好き、絵を書くのが好き、デザインするのが好き、地に足をつけて働きたい、技術を身につけて長期的に働きたい、などに一つでも当てはまる人にぴったりのお仕事だと思います。


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