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お仕事紹介:葬祭ディレクター

 こんにちは(*‘∀‘)noteをご覧いただきましてありがとうございます。弊社は「葬祭業」なのですが、仕事としては一般の方にはあまりなじみがないのではないでしょうか?最後に必ずお世話になる仕事なのですが、仕事として携わる、という発想は少ないのだと感じています。

 そんな葬祭業ですが、サービス業や介護・福祉業界など、人とのふれあいを大切にしたい・人の役に立ちたい・社会に貢献したい…といった気持ちをお持ちの方がお仕事を探される際、その選択肢の視野の片隅に入りたい!と思っています。なぜなら、そういった方がお持ちの優しさや他者貢献への気持ちを満たすことができる類まれな仕事だと思うからです。ひいき目にみても「ありがとう」の重みは、数あるサービス業のなかでも群を抜いているように思います。一度は仕事内容だけでも見てもらいたい!との思いで書いています。

 前置きが長くなりましたが、今回紹介する職種は「フューネラルディレクター(葬祭ディレクター)」(*‘∀‘)
 言葉の意味を見るとフューネラル(葬儀)、ディレクター(演出家/監督)…。葬儀の監督のことです。

 葬儀社によってさまざまな職種(会社によって名称が異なることも)があります。また、会社によって任される仕事の範囲・職域が異なります。今回はイマデヤにおける葬祭ディレクター(以下、FD)の仕事内容を紹介いたします。

まずはインスタのお仕事紹介をごらんください!


葬祭ディレクターの主な業務内容は以下のとおりです。

・寝台搬送業務

・ご葬儀の打ち合わせ

・お通夜・ご葬儀の準備

・お通夜・ご葬儀の進行

・アフターフォロー

これらはご葬儀を受注した際の業務が中心となりますが、ご葬儀がない日に行っている業務もあるので、少しご紹介いたします。


寝台搬送業務

 ご葬儀の仕事は、寝台車(ご遺体を搬送する専用車両)の手配依頼のお電話の受電からはじまります。日中に搬送のご依頼があった場合には、寝台車で病院や老健施設、警察署など指定された場所に向かいます。

 搬送先に到着後、故人様をお布団にご安置しドライアイスほかご遺体を保全するための処置を行います。保全の処置と併行して、ご遺体の状態を確認します(より強めの冷却処置が必要かどうか、その後引継ぎを行うため)


ご葬儀の打ち合わせ

 FDの業務の中で最も難しく、やりがいのある業務がご葬儀の打ち合わせです。この打ち合わせにより、ご葬儀のクオリティが左右されます。どのようなプランにするか、ご遺族が故人様に抱く想いをお伺いしたうえでどのようなことをして差し上げることができるのか、提案をしながら一緒に考えていく作業になります。打ち合わせの際には、一般的なビジネス接遇のスキルはもとより、商品知識、宗教関連の知識、社内はもとより社外の関連業者との調整スキル、グリーフケアに関する知識、アフターフォローに関する知識、死後事務や相続に関する知識…etc、などのさまざまな知識や能力が求められます。


ご提案は傾聴からはじまります。

葬祭課の全スタッフにはノートPCが貸与されています。打ち合わせ時には専用のクラウドソフトで見積もりを作成・即時発行。お客様にご安心いただくためのシステムです。また、部署ミーティングや1on1ミーティングの際にも利用しています。



お通夜・ご葬儀の準備

 打ち合わせの内容をもとに、商品を社内の担当部署に発注、発注した商品をお通夜やご葬儀を営む現場まで配達します。また、現場での準備(清掃、宗派の儀礼に則った葬具の準備、式場の準備、司会音響の確認、看板類のご芳名の最終確認、など)をお通夜やご葬儀の開式までに行います。


お通夜・ご葬儀など式典の進行

 お通夜、ご葬儀、お別れ会ほかの式典の司会進行を行います。ご遺族や関係者、宗教者と式典の流れや段取りについての打ち合わせ、アナウンスする内容についての打ち合わせ、打ち合わせ内容を担当するセレモニーアテンダントと共有して式典を進行します。

名称未設定のデザイン (2)

アフターフォロー

 ご葬儀を終えられたお客様へさまざまなアフターフォローをする業務です。葬儀後には、お香典返し、お位牌・お仏具・お墓の受注、相続相談の受注、四十九日法要の受注など、多くの行事が控えています。その進捗の管理や助言を行います。その後、初盆の提灯、年忌法要、年賀欠礼、など定期に行わなければならないご供養についてもサポートいたします。こちらの業務につきましても、宗教の知識のほか、ご遺族の状況などを把握したうえでご意向を汲み取り提案する必要がありますので、恒常的な情報のアップデートが求められます。


ご葬儀の担当をしていない日の仕事は…

葬具ほか備品メンテナンス

 ご葬儀に使用する道具のメンテナンスもFDの業務です。こうした作業はご葬儀の受注がない日などに行います。葬祭ホールに据え置かれた祭壇を始め、本社に保管された自宅葬・寺院葬用の様々な道具の清掃やメンテナンスなどを行います。蛍光灯や照明を交換したり、壊れた箇所を修繕したり、真鍮製の仏具は研磨剤を使い磨き上げます。※白木祭壇は定期的に分解して洗浄液で洗う必要があります!また、装飾幕は定期的なクリーニングの必要があります!結構手間がかかります(。-`ω-)ほかにも、業務車両が担当一人一人に割り当てられるので、車両の管理も行います。


部署内ミーティング・商品企画

 月に一度、部署内ミーティングが行われます。ここでは、日常業務における問題点や課題への改善について話し合われます。また、定量目標の進捗状況の共有、新商品/サービスについての提案や開発について話し合われます。ミーティングに合わせて、定期的に打ち合わせのロールプレイを行っています。これは先輩社員と後輩社員それぞれが傾聴や提案のスキルを磨く機会となっています。

 

 まだまだ他にもこまごまとした仕事はあるのですが、上記の内容がFDの主要業務です。


キャリアについて

 FDとして経験・キャリアを重ねていくと、県内に6カ所ある式場の管理責任者としての登用があります。管理責任者はそれぞれの式場を管理する役割を担います。また、各式場の責任者が集まる定例会議では各式場のハウスルールの策定/改定、業務内容の改善案についての話し合い、新しいサービスや商材の導入についての検討などがなされます。

 所定の在籍年数を超えれば、厚生労働省認定葬祭ディレクターの受験要件を満たすことができます。希望者には試験を受験していただきます。(もちろん費用は会社負担(*'▽')会社を上げて資格取得を応援します📣♪♪)

 他にも、見学会などのイベントの企画に携わったり、新たな商品開発で他業者様と仕事を進める経験を積み重ねていくことで、大規模な葬儀やお別れ会の打ち合わせに携わるようになります。そこでは、企業の社長・役員級の方々、地域では名を知られた名士、政治家、芸能人など、あらゆる職業や立場の方とお話をする機会があります。仕事を進めていく中で、社外の企業の文化・仕事の進め方(「葬儀」の特性上、これは如実に感じます)・作法など、気づきや学びを得られる貴重な経験をすることができます。中小零細企業で、自社より大きな会社のトップクラスの方と打ち合わせ・一緒に仕事をさせて頂ける機会、こうした経験を積むことができる仕事は数少ないのではないでしょうか?これは経験を積むことで得ることのできる大きな果実だと思います。

 指導をするためのスキルや能力、労務管理などのスキルを身につけることで、将来は「配車」と呼ばれるスタッフへの作業指示業務を担うようになります。こちらは、包括的に作業差配をするとともに、集まってくる報告内容に対して判断を下す重要な役割を担うことになります(イマデヤにおける管理職です)。

入社後は…

 葬儀社での仕事において最初につまづきやすいポイントが「葬儀」の全容を掴むことです。知らない言葉だらけのなか、行事の流れや地域の慣習、宗教による違いなど、膨大な知識を覚えることは大変ですが大切なこと。その基本を覚えることに適した職種だと考えています。そんな大切な仕事だからこそ、イマデヤに入社した未経験の方は、新卒採用・中途採用を問わずセレモニーアテンダント職で数か月から一年程度は研修勤務して頂いています。その間、並行して司会の研修や商品知識を学ぶ研修などを履修しながら、葬祭ディレクターとしての基礎能力を身につけていきます。

 イマデヤの仕事の基本のキ、セレモニーアテンダント。現在70代のCA最年長スタッフの言葉「イマデヤの仕事は、掃除にはじまり掃除に終わる」、この気持ちを受け継いでいくよう、今後も皆で頑張っていこうと思っています。

 一緒に働く未来の仲間を募集しています。お客様から、最高の「ありがとう」を頂きましょう(*‘∀‘)

最後に、先輩社員インタビュー記事はこちらから!

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