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身体(歯)の声を教えてよ。歯科検診について思ったこと〜俯瞰して多面的視点を〜

身体(歯)の声を教えてよ

昨日、再診の患者さんから、半年前の検診希望のお電話をいただきました。ちょうど同じ頃にご来院中の方から

『ついつい、私、悪くなるまで2年とか、、放っておいてしまうのですけれど、どのくらいの間隔で来院するのがよいでしょうか?』

って、ご質問いただいた。

また午前中は
『痛いのが凄く苦手、自然歯科さんは大丈夫なんだけど、どうしても先延ばし先延ばしになってしまうのよね。だって神経生きていて虫歯が深いって分かりながらも痛くなかったんだもの。』とのお声も

また、別の患者さんじゃない方からも
『痛くなるまでは歯医者は怖くて行かない。行けない』との声も聞いた。

痛いか、痛くないか?
そこが多くの人を行動に導く
閾値、なのかもしれない。

からだの声に従ってーって伝えて
痛みは確かに身体の声なんだけれど

もっと繊細な?
身体の声を?
拾えたらいいですよね。

結論から言ったら
それが自分でわかるのかということ
私は私の背中がみえるのか?ってこと

『痛み、激痛、腫れ』など
身体の声は声でも
かなり悲鳴みたいな段階で
声をキャッチして
渋々と歯医者さんへ行く
という方が、全員ではなくても
多いのかもしれません

でも、身体の声、
からだ(歯)からのメッセージって

痛み 

以外にも実は沢山あって
患者さん自身はきづかない

他の感覚、
他のお喋りな身体の声って
沢山あると思う

五感 🟰 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚?

つまりは

見て。
なんか変
膨らみが強い、出っ張ってる、硬すぎる
膿んでいる、著しく擦り張ってる、尖ってる
割れてる、そこだけ光ってる、穴が空いてる、色が違う
歯茎が赤い、歯や人工歯が欠けている
食べかすがそこに詰まってる、

聴いて。
噛んだ時の音が変、
噛んだ時の音が良い感じ

嗅いで。
なんかにおう、匂わない

触れて。
叩くと痛い、ちょっとぐらつきがある
ブヨブヨしてる、

味わって。
血の味がする。

などなど

一部あげるにしても
身体からの声って
実はこんな風に
多面的で
たくさんある

けど、一面からみたら
きづかないと思う
きづけないんだなと改めて

きづかない内に進行して、
また
歯の命を救うか救えないか
という段階でみんな悩み
サイクルにハマっていく

それよりも

ご機嫌よう。
このいい感覚を
いいサイクルを維持して
いい感じでいよう。

そんな流れに、乗れたら、いいなあ

そんな時に、客観的に、
俯瞰する、見通す機会を敢えてつくることが
やっぱり大切かなぁと思います。

そんな時に『歯科検診』が
役に立つのではないか

定期的に歯医者さんに行ってたけど
虫歯の治療することになったんだけど!
というお声もなくないですが

観察が大事

痛い🟰そこに至ったときに
歯科に行くのではない

歯科って嫌なイメージな人って
たぶん少なくないと思うんです
(最近は憧れの職業として
歯科衛生士さんという声もあるみたいだけれど)

私も、日々
なんだかたたかいのようにも
感じることだって、なくはない。

歯科って
ネガティブなイメージ、
痛みとか恐怖の刷り込みの場だから
どんなに穏やかで愛溢れる人さえも
ファインディングポーズをとりがちな世界

もっと喜び、幸せを感じあえる世界(仕事)を、提供したいと思って悩んでいて、そんな職業に携わる人をちょっと羨んでいた。

私は基本的に、天邪鬼で疑い深い?ので、歯科医院に限定したことではなくても、定期的に何かに通うことに関しては、言ってしまえば『経営のためでしょう?』とか、斜めにみているところがあって、肯定的に思っていなかった部分が実はあった。のだけれども(でも実際に経営に一番重きをおいていて、ウィンウィンみたいな感じでそれをされている方も中にはいると思う)

俯瞰して、今を知って、いい状態を維持する意味で、定期的にチェックしてもらうことって、場合によっては患者さんの助けになる。場合によってはちゃんとものすごく機能するし大事だなと思います。

いい段階で、いいサイクルにいられたら、絶対的にお口の中の健康、健やかさが保たれる方向にベクトルは向けられるし、長期的な視野でみたときに健康にも繋がりコストも絶対的にかからない。

今回伝えたかったことは

身体の声は
痛み、苦痛、だけではないよ。ということ。
そして、多面的なその声は
実は1人ではきづきにくいということ。

色んな体からのメッセージを
怒涛の如くきいて
お喋りな身体とともに
軽やかに生きていけたらいいな

宣言してみよう
軽やかにいきています。って🍀🌈🎵

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