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三姉妹の洋服お下がり論

次女が生まれたときも、三女が生まれたときも、「姉妹だとお下がりができるからいいね」と言われました。

大きくなった今、特に娘たちを見たことのある方々には言われなくなりましたが、そんなことまったくありませんでした。

長女、次女の間は2年半、次女と三女の間は4年半空いていますので、身体の成長のタイミングを考えると、小学生の頃までは回すだけの間隔はしっかり開いています。

ですが、一番の問題は趣味です。

3人とも、洋服の趣味がまったく違うのです。

幼稚園の頃を比べると、長女は私が買ってくる服なら何でも着る子でした。私自身は、Tシャツ・パンツというような動きやすい服装が好きなので、長女もそういう服装が多かったです。

次女はギャル系ファッション。長女の服はほとんど着ませんが、長女のお友だちのギャル系ファッションを好むお姉さんに憧れて、その子からお下がりを頂いていました。

三女は、フリフリのお嬢様系。

私自身も、着たくないデザインの服を子どもの頃から親に着せられていたので、個性に合わない服を着ることの残念さは身に染みて分かります。

そこで我が子たちには、

①新しい服がゼロではないが、お下がりを中心に洋服の枚数が多い
②安価で、枚数も多くはないが、自分の好きな服を買ってもらう

どちらが良いかと聞いたところ、全員が口を揃えて②を選択。

というわけで、我が家は本人の希望しないお下がりはなし!
まぁ、それでいいんじゃないかと思います。

で先日、次女と三女が洋服が欲しいというので、アウトレットへ。でもアウトレットって、行き先によっては子どもが着れる服がほとんど取り扱いがなかったり、価格も大して下がっていなかったり。

その先日に行ったアウトレットは行くたびに、そうだった!と反省するまさにその、安くもなく取り扱いもないアウトレットでした。

で、結局いつも行っているショッピングモールとGUへ。

一年で2サイズもアップした三女は買うものがいっぱい。次女も、身体のラインが変わってきたので、欲しいと言ったものはすべてかごへ。

いつもなら、買物を渋る私が大量の洋服が入ったかごをレジへ思っていくので、こどもたちもびっくり。

普段私は、本当に必要か、代用が利くものはないか、よく考えてから買うように言っています。なので、欲しいものがあるときは、かならずそれがどれだけ必要なのかプレゼンしてもらうようにしています。

お金の問題を子どもに伝えるのは、とても難しいです。
自分の金銭感覚も一般的なのか悩みます。少しケチかもしれません。

でもお金は欲しいだけ使える訳ではないし、あるだけ使うのではなく、慎重になりすぎることはないけれど、大事に感謝して使うことは躾として教えたいと思います。

今回のように、洋服買ってあげるよ、と言っても、こどもたちは慎重に選びます。あとで「こっちの方が良かったな」とならないように、今無理に買わず、本当に欲しいものを見つけたときに買ってもいいんだよ、と言っています。お金のこともそうですが、気に入った物は大事にします。そういう心を育てて行けたら良いなと思っています。

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