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【き】▷気持ちいい毎日をおくる「いろはにほへと」とヘンテコ凛な私

人生後半の日々を心地よく過ごすためのちょっとしたコツを「いろは」の47文字の中に拾ってみました

【気持ちいい毎日を送る】

誰だって、そう願っている。
でも現実はむずかしい。
世の中は、自分ひとりで回っているワケじゃない。誰とも関わらず生きていける人なんていないはず。

誰かの言葉に傷ついたり、自分だって知らぬ間に誰かを傷つけていることだってあるかもしれない。
良かれと思ってしたことが余計なお世話だったりする。

元の職場の後輩に
「ナツメさんの言葉って結構グサッとくる時あります。傷つきます」
って言われたことがある。

確かに、悪気は無くとも思ったことがついストレートに出てしまう私は、あっちこっちに迷惑をかけていたかもしれない。
私に教えてくれた彼女には「ごめんね」と「ありがとう」をちゃんと伝えた。

私のよくないところをきちんと教えてくれた彼女とは、今でもたまにランチに行く仲良しだ。

指摘されたところが改められたかどうかは別として、そういう事をちゃんと伝えてくれる友人は大切にしたい。

差し障りのない事だけ言っていれば世の中丸く収まるかもしれないけど、本当のことをうまく伝えられる人になりたいと私も思う。
本音で話し合ってあとは握手でニッコリと引きずらない関係を築きたい。

社会人なって初めて勤めた会社でのことである。どっちかというと鈍感な(訂正、超ドンカンな)私はあることがキッカケで職場内で仲間はずれにされたことがある。

原因とかはとりあえず置いといて。
いつもは仲良しの友人たちは、ちょっと私を懲らしめてやろうと、みんなで私を無視し続けた。

ところが、どれだけ無視しても、当の本人の私は、一向に気がつかない。
気がつかないどころか、反対に「どうしたん?元気ないね」とか「体調悪いん?」「大丈夫?」とか、しつこく話しかけてきたらしい。

周りのメンバーは、私の鈍感さにあきれかえり、無視することに疲れ果て、私に事の詳細を教えてくれた。
そして
「どうして、イジワルに気がつかないの!」と、怒られた。
ドンカンにも程がある。

そう言えば、最近も友人に言われたのを思い出した。
「あんたって KY  (KYも、もうすでに死語ですかね?)だよね。だから営業できるんだわ」って。

人生後半に入って、しっかり修行を積んで気配りのできる大人になったつもりでいたが、根本的には何も変わらないのかもしれない。

でもまぁ、周りの目などあまり気にせず、自分に言ってあげよう。
「そのまんまでいいんだよ」って。
だって、誰も言ってはくれないから。
それが、気持ちいい毎日をおくるコツ、かな?

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