見出し画像

RCI

RCI (Rank Correlation Index)

画像21

RCIとは価格そのものを計算対象とせず「時間」と「価格」に順位をつけ、両者にどれだけの相関関係があるのかを指標化したものです。


皆様はどのようにして波を捉えていますか?

僕はこのRCIをエントリー根拠には使用せず波の可視化(ダウ理論)のツールとして使用しています。

一般的には3本のRCI(短中長)を表示してると思いますが

僕が一番重要視するのは中期RCIです。

一応僕の設定は

短期9

中期33

長期99

画像1

RCIは中期を大切にしていると言いましたが短期RCIだとそのままロウソク足の動き見ていればいいやん的な考えですw

リアルタイムではピョコピョコ動きますし

但し利確の時などダイバーと合わせて上端、下端折り返しで利確など使用する場合があります。

画像2

グラデーションになっている線が中期RCIです。

基本ルール

RCI中期が上端 下端到達時(折り返し)の高安値で波を可視化します。

細かなルール

0を超えてない(超えずに折り返す)RCIはカウントしません。

グランビルで移動平均線を抜けてない山は※最初の波としてはカウントしません。

その後の波は移動平均線より上(下)にあるので0ラインは基本無視です※例外有り

↓上記画像はN値でした

画像3

次↓


画像4

基本上端 下端で山を数えます。

但し、長期RCIが張りつきを起こしている場合は0付近折り返しRCIは山としてカウントしません※上記画像長期RCI張りつき部分

波を可視化したところで

↓フィボ当ててみる

画像5

フィボの素晴らしさはこちらの記事を是非読んでください(^^)

画像6

0.5で反落したので1.5までは伸びる


前回の記事でなぜそうなのか?と言う所に触れていなかったので説明します\\\\٩( 'ω' )و ////


シンプルにN値だからです

画像7

最初の一山の値幅(0.5 1.5)(0.618 1.618)(0.382 1.38)の距離がN値になるからです。

画像8

押し目にズラすとN値です。

画像9

ちなみにE値は倍ですので2です。

↓ズラしてみる

画像10

相場はジグザグにNで進んで行きます。

そこから時間軸のズレで1.618まで伸びたりE値に成長したり三尊になったりします。

とりあえずNまで伸びるだろう精神でこの方法を僕は使ってますwww


そしてRCIは波を可視化するだけではなくダウ理論も分かります

画像11

RCIの波が上端 下端に到達した時にロウソク足を見ると

↑画像青矢印部

RCIが上端に到達して折り返しの間に前回高値を抜いてます。

これはダウ理論の高値切り上げです。

この場合長期RCIも上向きなので環境認識的にも買いを考える場面です。

逆にオレンジ部分

RCIが上端に到達したのに前回高値(緑)まで全然届いてません。

そしてそのまま折り返して下端に進み出し、下端到達時には安値も更新して下降ダウです。

↓波を可視化した後はフィボ(上昇)

画像12

↓下降も

画像13

画像14

RCIは案外騙しも多いので不安なら上端 下端から折り返し後、0付近まで待っても中期RCIならエントリーは間に合うと思います(赤丸)


画像15

画像16

画像17

最初の細かなルールでも述べましたがグランビルと兼用すると良きです。

長期RCIが上端 下端から剥がれてグランビルに移行は結構激アツです。

また長期RCIの張りつきは3波の可能性が高いので上位足で見つけたら下位足でどんどん押し目狙いでトレードしますw

・グランビル

・移動平均線の向き(ロウソク足との位置関係)

・RCIによるダウ理論

この3点を意識してます

補足として

・短期RCI→下位足の波の可視化

中期RCI→現在足の波の可視化

・長期RCI→上位足の波の可視化



画像18

画像19

画像20

大切なことはRCI9が折り返したからエントリーとか3本揃ったからエントリーではなく現在の波が過去の波によりどのように進もうとしているのかを、過去の波をRCIで可視化して現在のトレードでどうすべきか、また未来にどうあるべきかを予測しながらトレードする。

これが大切だと思います。




いいなと思ったら応援しよう!