何故ビンテージシンセサウンドに魅かれるのか?(その13)
当時流行りの「ブラックミュージック」に挑戦
平成に入り「ダンスブーム」が到来し「ハウスミュージック」や「ヒップホップ」そして“ニュージャックスイング”の「ブラックミュージック」が注目されるようになり、DJやラッパーなど従来のミュージシャン以外の方達にも打ち込みが浸透してきました。そんな世の流れともあり「エレポップ」に見切りをつけた頃、知り合いを通じて「地元のタレント兼ラッパー」の方を紹介してもらい、その方が毎週出演されていたラジオ番組や地方イベントでの演奏メンバーに加わる事になりました。
音楽性はバラバラでしたが刺激ある活動でした
その地方タレントラッパーの方は特別音楽知識があるわけでなく、センスだけで打ち込みし作詞作曲編曲をこなす逸材。集められたバックバンドのメンバーは地元で本格的にバンド活動していたキーボード二名と私で計三名で勤めましたが、予算ない番組ともあってか?ギャラはなくボランティア出演。しかし自分と異なったスキルを持ったメンバーとの活動はとても刺激的でありとても勉強になりましたが、当時していた商売に失敗し、体調も崩したので半年ほどで脱退する事となりました。
今日のひとこと
「井の中の蛙」ではありませんが、九州の田舎でも凄い方がいらっしゃるものだと思いました。聞いた話では、私が抜けしばらくしてバンドは解散したようです。因みに、そのバックバンドのメンバーだった一人はその後、ローカルミュージシャン兼タレントになり地元のテレビなどにも出演する有名人となったのですが、近年不祥事を起こし現在活動停止中の様です。頑張って再開してもらいたいものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?