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27年ぶりのDTMをしてみて(その5)

サンプラーなくしてサウンドメイクはありえない

私が80年代いち早くサンプラーを導入した理由は、サウンドライブラリーも去る事ながらハイクオリティなドラムサウンドを実現するためでありました。レンタルCDで借りたミックスバージョンよりドラムフレーズをサンプリングしたり、友達から各社のドラムマシンを借りサンプリングして曲調にあわせセットを組み合わせました。1988年ごろステレオサンプリング対応した「YAMAHA TX16W」が展示品で安くあったので「AKAI X7000」から乗り換え、翌年、同じく展示品やセールで多少安くなった「AKAI MPC60」と「AKAI S1000」を追加導入し「KORG DSS-1」も加えサンプラー合計4台となり特に「AKAI」には思入れがあったのです。

機器構成

往年のAKAI名機の機能がタダで使える「MPC Beats」

そんなサンプラーで太鼓判押す「AKAI」の無料DAW「MPC Beats」に期待しつつ起動。当たり前ですが「16パッドそのまんまのMPCだ」とりあえず付録しているライブラリーのサウンドを聴いたら「飛びました!」既にプロクオリティにEQやリバーブ、定位処理したサンプルがパッドに割り当てられ、誰でも「プロのサウンド」が出せれる状況なのです。しかし、私が求めてるのはこんな迫力あるゴージャスなサウンドでなく「素朴なシンセポップ」サウンド。サンプルライブラリーの既に出来上がったサウンドは自分好みに変更できないので、改めて「Linn」などのビンテージドラムマシンのサンプルを元にサウンドメイクに取り掛かりました。(次回へ続く)

今日のひとこと

「MPC Beats」はいうなれば、私が20代のころ愛用していた「MPC-60」と「S1000」(定価合計100万円近く)の機能がダダで使える以上に、各パッド別にEQ、リバーブ、外部VSTでの加工も可能。これ以上のものは無料ではそうはないのでは?(*´ω`*)

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