何故ビンテージシンセサウンドに魅かれるのか?(その12)
やりがいあったグループも人間関係で崩れた
大学を中退し故郷に戻り、旧友と音楽活動に没頭していましたが、そんなある日メンバー間の「秘密」を知る事になりました。旧友の彼は後に加入した女性メンバーに手を出し、果てはその友達にまで手を出すという「無類の女好き」でした。彼の才能に魅かれてましたが、純粋に音楽を愛し取り組んでいた私にはとても理解しがたく、致命的な事に私が知らぬところで浮気のアリバイに使われ、口裏合わせる事ができないので浮気がバレ、彼との関係にヒビが入り1年も経たずして彼との活動を停止しました。
好きな事でないとモチベーションは続かない
メンバーとの人間関係の悪化や、付き合っていた彼女にフラれやさぐれてバイト先で喧嘩し辞めたりなど荒れていた1989年(平成元年)。その頃にはシンセの打ち込みをバンドへ取り入れるのが珍しくなくなり、それを機にエレポップに限らず、色んなジャンルで打ち込みに抵抗ない方のプリプロ作成をしました。しかし、もともとやりたいジャンルでないともあってか?長続きせず一度っきりのものばかり。しかも「エレポップ」は衰退を辿り自分と世間との価値観がどんどん離れていきました。
今日のひとこと
音楽性が同じでやりがいあるグループでしたが人間関係で崩れたのは本当に惜しく思います。意気投合しても好きなジャンルでないとモチベーションは保てず非常に難しいです。また一人バンドという選択肢もありましたが「エレポップ」は平成に入り衰退へ向かったのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?