![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66104329/rectangle_large_type_2_fbda39d912a120a0e396a5a05864eacc.png?width=1200)
昭和シンセオタクが選ぶ無料ビンテージシンセ・エミュ(最終回)
先にご紹介したものでシンセポップ再現は可能
先にご紹介した7つの無料エミュを曲調にあわせ各パート使い分け、あと各種サンプル音源を加えれば、80年代シンセポップサウンドの再現はおおむね可能と思ってます。なお80年代終わりに登場した「デジタルシンセ」を再現した無料エミュがいくつか存在しますが、私がそこまで求めているサウンドではないので今回は割愛します。さて、お勧めとまではいきませんが、用途によっては使用する機会があるので常に待機させているる無料エミュを最後にご紹介したいと思います。
待機中の無料ビンテージシンセエミュリスト
■「Solina String Ensemble」の無料エミュ「LABS SYNTH STRINGS」
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66103727/picture_pc_b067d9a1a0f35f0b4d5e25d1d4204196.png?width=1200)
ストリングスキーボードの代名詞「Solina」をサンプリングしたもので「TRIDENT」エミュのストリングスとはニュアンスが違う綺麗なサウンド
■「Moog Concertmate MG-1」の無料エミュ「Surrealistic MG-1 Plus」
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66103740/picture_pc_308b0c5296ab87ad46f06c8b582a7954.png?width=1200)
「MiniMoog」と「Mono/Poly」エミュの間に位置するコシのあるサウンド
■「KORG DW-8000」の無料エミュ「FB-7999」
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66103754/picture_pc_8f57b7b893c87e0b6a1a8966122a0692.png?width=1200)
「TRIDENT」や「JX-8P」エミュと異なるソリッドなデジアナサウンド
■「KORG PS-3300」の無料エミュ「FB-3300」
![キャプチャ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66812952/picture_pc_8730f4c92d9dbd8fe988a25da036b00b.png?width=1200)
3レイヤーのモンスター級ポリシンセ。ここ一番に活躍できそうなので待機
■「Clavia NORD LEAD2」の無料エミュ「Synth1」
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66103765/picture_pc_32092bcfe7113ccf8f8b5d444b23a576.png?width=1200)
あまり思入れの無いモデルですが「オートアルペジオ機能」があるので待機
■「PPG Wave 2.2」の無料エミュ「PPG Wave Simulator」
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66103772/picture_pc_f3d837945be5360fe2166687a0679bf5.png?width=1200)
世界初デジタルウェーブテーブル音源の元祖。クセが強くまだ出番なし
■「Roland SVC-350」の無料エミュ「TAL-Vocoder」
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66103786/picture_pc_a84c36620e8cf53a80c87ce2b0540522.png?width=1200)
「MPC Beats」ではこれ単独で動作できないためキャリア音源として今のところ「MG-1」か「OB-Xd」を使用
その他にもビンテージシンセエミュを待機させていますが、演奏パート数が少ない「シンセポップ」なので将来使うかどうかも怪しいところですw
最後に
正直「DX7」「OB-X」「Minimoog Voyager」エミュの3つさえあれば十分賄えれる部分はありますが、サウンドが偏るので曲調にあわせ各モデル使い分けるようにしてますが、サウンド以上に当時の色んなモデルを模したシンセを操作するのが楽しさの醍醐味であります。皆さんも好みで選び楽しいバーチャル「ビンテージシンセ」ライフをお送りくださいませ!^^
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