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何故ビンテージシンセサウンドに魅かれるのか?(その8)

“シンセサイザーの貴公子”ハワード・ジョーンズ

1983年頃から「エレポップ」のヒット曲が続々と誕生し、シンセやドラムマシンサウンドを耳にしない事がないぐらいの状況の中「ハワード・ジョーンズ」の登場は私にとって目指す大きな存在となりました。というのも彼のステージは複数のシンセを四方に鎮座させ、ドラムマシンと簡易シーケンサー、アルぺジエーターを駆使し、彼一人だけ(邪魔なパントマイマーがいましたが)で弾き語りをしてたのです。なるほど!バンドが無理ならこのスタイルがあるのか!とドラムマシン購入を夢みました!

「RX15」と「Poly800」で音楽制作開始

この頃に名機「YAMAHA DX7」を皮切りにMIDI製品が続々登場し、従来シンセメーカーでない企業がシンセ販売を行ったり、舶来シンセメーカーの日本生産販売などシンセ業界が大きく動いた時期でありました。今まで百万~何十万円だったシンセ関連商品が10万円以下と手に届く値段になり、早速ドラムマシン「YAMAHA RX15」とMIDI対応シンセ「KORG Poly800」を導入し、ピコピコフレーズはハワード・ジョーンズ方式で「Poly800」内蔵の簡易シーケンサーを活用し制作に取り組みました。

今日のひとこと

カセット「MTR」にドラムマシンと同期させたシーケンスパターンをまず録音し、更にシンセベースなどその他のパートを手弾きで多重録音したものをカラオケにし何度かステージで披露できました!ただ、奇抜すぎてみている方には「大道芸人」にしかみられなかったかも?^^

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