マガジンのカバー画像

27年ぶりのDTMをしてみて

9
休みの日や空いた時など限られた時間ではありますが27年ぶりにDTMを再開して半年ほど経ちました。覚書も兼ねて経過記録を少しずつ書き留めていこうと思います。
運営しているクリエイター

#DAW初心者

27年ぶりのDTMをしてみて(その2)

今日日のDTM事情を調査私がDTMをしていた頃にはDAWもVSTもない時代でしたので、どのようなソフトがあり、どのような特性があるか、ブログ、Youtubeで調べました。で、早速大きな壁にあたりました、、、有料・無料あわせると沢山ありすぎて「どれが良いのかわからない」のです。まずは無料DAWに絞り野生のカンで「Cakewalk」「MPC Beats」「Studio One」「Zenbeats」「Pro Tools」を確認しましたところ「Pro Tools」が「ASIO対応オー

27年ぶりのDTMをしてみて(その3)

20歳頃の初期DTM環境本格的なMIDIシーケンサーを導入したのは私が19歳(大学生)の時で、当時のシンセはMIDI発展途上中で価格は15~30万円ぐらい。マルチティンバー機は一部あったものの発音数固定指定と制限あり、基本シンセ1台=1パートでした。新機種のみならず、中古やアウトレット・展示品をみつけ、少しずつ機器を揃え制作スタイルや機器構成が下記に固まりました。 ボーカルやコーラス、生演奏パートを録音したMTRとはFSK信号でMIDIシーケンサーと同期させ、合計8パート以

27年ぶりのDTMをしてみて(その4)

Cakewalkは外部VST音源との連係が必須Cakewalkは素晴らしいDAWですが搭載音源が少なく、自分の求めるサウンドがなかったので外部VST音源を充実させる必要がありました。80年代シンセポップを再現するには「Linn」「DMX」「Simmons」などのドラムサンプルと再生するサンプラー、アナログポリシンセ&モノシンセ、デジタルシンセを固めたいところ。「Poise」「TX16Wx」「OB-Xd」「PG-8X」「TAL U-NO-62」「Tricent」「Synth1」

27年ぶりのDTMをしてみて(その5)

サンプラーなくしてサウンドメイクはありえない私が80年代いち早くサンプラーを導入した理由は、サウンドライブラリーも去る事ながらハイクオリティなドラムサウンドを実現するためでありました。レンタルCDで借りたミックスバージョンよりドラムフレーズをサンプリングしたり、友達から各社のドラムマシンを借りサンプリングして曲調にあわせセットを組み合わせました。1988年ごろステレオサンプリング対応した「YAMAHA TX16W」が展示品で安くあったので「AKAI X7000」から乗り換え、

27年ぶりのDTMをしてみて(その6)

直感操作でリズムパートが構築できる「MPC Beats」「AKAI MPC」はいうまでもなくヒップホップ系アーティストに愛されているサンプラードラムマシンでありますが、シンセポップ(エレポップ)をはじめリズム帯を重視し、反復フレーズを主体とするジャンルにはもってこいのアイテムであります。予め用意したドラムマシンの名機やCDから拝借したフレーズの「WAV」ファイルを画面にあるパッド部分にドラッグするだけで直ぐに好みのドラムマシンが完成します。MIDIキーボードやパッドを繋げなく

27年ぶりのDTMをしてみて(その7)

日本語情報が少ない「MPC Beats」に苦戦直感的な操作でリズム音源の構築、加工操作が難なく進められましたが、詰めたサウンドメイクと楽曲全体の制作をとなりちょっと困った事になりました。それは「Cakewalk」と比べ「日本語解説情報がほとんどない」事です。Youtubeにあるチュートリアルビデオは英語でチンプンカンプン。そや!Youtubeには「自動翻訳字幕表示」機能があるじゃないかぁ!無事、基本的な制作の流れは理解でき「Cakewalk」との連係でなく「MPC Beats

27年ぶりのDTMをしてみて(最終回)

音楽制作は自分にあった環境とモチベーション以前にも申しましたが、7年ほど前DTM再開しようと、ソフトシンセやMIDIキーボードを買ったのですが、程なくしてPCが故障しヤル気が消え長続きしませんでした。そもそも「何のために音楽をするのか?」といいますと、若い頃にしてた時は「音楽が好き」以外に「モテたい」とか「目立ちたい」とかモチベーションに繋がる他の何かがあったと思います。今回「無料」にこだわった事と「MPC Beats」という自分にあったソフトに出会えたお陰で半年以上続けられ