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ライブ備忘録ワズビル編(福岡国際センター)

2024年3月9日、福岡国際センターで、
ポルノグラフィティ19回目ののライブサーキットがありました!
奇跡的にタイミングが合い、2019年の神vs神以来の5年ぶりのライブ参戦したので、備忘録書いていこうと思います。


1.century lovers
会場が暗転し、神vs神の時にも聞いた事のあるファンファーレ(神VS神のアレンジ?)が流れ、会場全体をスモークが覆った。
(記憶違いかもだけど)サポメンさんから先に入場し、大きな歓声を浴びる中、中央のゲートを晴一さんが開け入場し、続いて昭仁さんも入場してきた。
お2人は濃いスモークによりシルエットしか見えないが、会場の歓声の大きさが最大になってゆく中、センターステージに向けて歩いていく。そしてファンファーレが耳馴染みのあるメロディに変わり、昭仁さんがお馴染みのコールアンドレスポンスで煽ってゆく!

「エビバディ セィ!」

「「fu!! fu!!」」

コロナ制限解除後初めてのライブで数年ぶりにポルノさんの周りを歓声が包んでゆく、そしてセンラバのイントロと一緒に打ち上がる銀テープ…!
29年生きてきて、初めて真上から舞い落ちる銀テープを浴びる日が来るとは思わなくて、思わず綺麗と呟いてしまった。人生の中でダントツの絶景…✨
ちなみに衣装は晴一さんは虎の顔が2つ付いたかっこいいスカジャンを羽織っていて、ボトムスはスカートズボン(あれなんて言うんだ?)を履いてました。
昭仁さんは黒色のボーリングシャツ(?)の上にモスグリーンのアウターを羽織っていて、靴は黒色のゴツイスニーカーを履いていました、最近よく履いてる気がする。
ボトムスは細めの黒スキニーを履いてました。


2.テーマソング
センラバでひとしきり声を出し暴れた後、ここで印象的なドラムのイントロが流れる。

「ほら 見上げれば空があって
 泣きたくなるほどの青さ
 ほら 雲のような白いスニーカーで
 高く高く登ってゆけ」


正面のモニターに歌詞が写り、昭仁さんから「歌って!」と煽る。
会場全体での大合唱。私もポルノさんに届くように精一杯歌う、歌いながらライブで声が出せる幸せを目一杯噛み締める。

「やっと一緒に歌えたねー!!」

昭仁さんが笑顔で言う、これまでの日々を思い出して涙が滲む…
涙目になりながら歌った。


3.キング&クイーン
キラキラしたイントロが素敵な曲✨
流れた瞬間一発で分かった。
サビ最後のクラップと、大サビでの大コーラス。
本当に気持ちが良かった!
そしてここまでずっと、端のモニターに会場にいるお客さんの映像が流れていた。
皆さん最高の笑顔でした!!!


4.Mugen 
ぶっちゃけもう体力は残ってませんでした…おかしいな、去年からジムに通い始めたのに😇
そんな事はよそに、ポルノさんはますますギアを上げる。
私は限界の中、力を振り絞り力拳を上げ、コーラスを歌う。
今考えると1曲目から4曲目は、声出し解禁だからこそのセトリだなと気づいた。
ライブで声が出せる喜び…改めて噛み締める。


5.REUNION
MC
昭仁さん「皆さんこんばんは!福岡盛り上がってますか!
今年は正月から大きい地震もありました。
被災された方たちにお見舞い申し上げます。そして僕達何ができるかと言うことを考えた時に、こうやってライブをして皆に元気をあげる事で、明日から皆で元気に被災地を支える事に繋げることだと思うんです。
募金箱もあったけど、僕達が元気に生きて、被災地の方達にエール、サポートを届ける事が一番の支えなんだろうと改めて感じました。今日は存分に楽しんで帰りましょう!
そしてこの曲でみなさんの心と心を繋ぎ合わせよう!!」
と演奏されたREUNION、2020年のサイバーロマンスポルノからライブ会場とネット配信を繋げ、そしてポルノさんとファンを繋いでくれた大切な曲を初めて生で聞けて胸が熱くなる🔥


6.俺たちのセレブレーション 
25周年に向けてお祝いをするツアーだもんね!
これがないと始まらない。
終始サポメンさんとポルノさんが楽しそうだった✨
一緒に丸い月も出来た🌕🫶
cメロの時に昭仁さんが歌いながら見つめる視線の先に満月のような照明が照らされていて、美しかったなー!



7.アニマロッサ 
しまなみロマンスポルノぶりにライブで聞いた!
前回はモニターの映像が漫画のコマ振りの中に演奏の映像がはめ込まれた演出で、それも二次元的でかっこよかった。
今回はガラスが演奏に合わせ、激しく割れる映像で雄々しくてかっこよかった!
間奏のアレンジも、ベースとシンセとギターのアルペジオがメインで新鮮だった。


8.ミュージック・アワー
昭仁さんの「跳べ!! 跳べ!!」って煽りが好き、ミュージック・アワーはほんとに踊っていて楽しい✨
5年ぶりのライブ参戦。
始まるまで体が振りとクラップを覚えているか正直不安だったけど、音がなると本能的に体が動く…笑
今更書きながら思うけど、もう戻れない体になってしまったんだなって思う😇



9 .Sheep ~Song of teenage love soldier~
センターステージで演奏する為に、機材の準備中にMCが始まる。

モニタリングでXJAPANのToshiさんが、サウダージを歌ってくれた事と、緑黄色社会がフェスでTHE DAYをカバーしてくれたことのくだりでは
晴一さん「なんか、聞いたんだけどカバーしてくれたらしくて。緑黄色やさ……」
昭仁さん「緑黄色社会?」
と晴一さんが野菜と言いかけたり、いつものふんわりトークでふふっとなる笑
そしてここ数年でフェスに出るようになって、タトゥーの入ったいかつい恰好の人たちまでも「聞いてました!!」と挨拶しに来てくれたり、晴一さんのギターを見てギターを始めたハンブレッダーズのukicasterさんが泣きながら挨拶しに来てくれたり(泣きながら挨拶をするモノマネをする昭仁さん面白可愛かった、そして挨拶をしたukicasterさんに対して「変わってるね」と返した晴一さんもらしくてクスッときた笑)
この25周年目にかけて、テレビやフェスでのポルノさんの影響は確かにあるのだと嬉しく思う。
ポルノさんの作る音楽が、まだ見ぬ未来のロックスターの道標になるんだな…
センターステージのセッティングが終わると、ポルノさんとサポメンさん達が移動し、アコースティックアレンジパートへ。
Sheepのアレンジは、グロッケンのメロディとカホン(だった気がする)のリズムが心地よく、楽曲のアオハルな雰囲気を引き立てていた。



10.ジョバイロ 
ラテンのメロディはアコースティックに映えるなあ✨
そして今回もみなちんのアコーディオンが堪らなく美しい🌹


11.フラワー 
聞き馴染みのあるピアノのインスト中、モニターに雨の中、黄色の花にバッタが雨宿りをし、雨があがると元気よく飛びだすバッタのアニメーションが映像に映し出される。大サビで天井両端にあるライトの光が桜色の花の形に映し出されていて美しかった🌸


12.夜間飛行
初参戦したバタエフェの一曲目で、滅茶苦茶思い入れの強い曲がこうしてまた生で聞けて嬉しかった…
何万回と聞いたあのポルノ史上美しいイントロが流れた瞬間、膝から崩れ落ちた😇
スタンドからは花道の両端の照明が、飛行機の発着時の様に順番に点灯していったそうで、またそこがにくいね…映像の夜景も美麗だった。


インタールード
サポメンさん、晴一さんによる演奏。
晴一さんがボコーダー(多分ルーシーに微熱の間奏で使われるもの)を使われていて、歌詞もあった気がする。
「PG wasn't built in a day」と歌っていたような気もするが、詳細が気になる🤔


13.オレ、天使 
インストが終わった後、オレ、天使のイントロが流れる中、ステージから羽を背負った昭仁さんのシルエットが見えた。
え?羽を背負っている...羽??と見ている物を疑っていたら、昭仁さんにピンスポットが当たり、疑問が確信に変わった。

「オレ天使、そうエンジェル。
神様が言うには、人間を幸せにするのがオレの仕事なんだってさ。
間違った考えの人間にはそっとアドバイスしてあげなさいって言われてる。
と、言うことで今日も下界をパトロール。」


そう言う昭仁さんの後ろには、物理的に天使の羽が生えていた。いやいやマジでパニック。変な声が出たもん。
よく見ると一枚一枚羽がしっかり作られていて、クオリティ高すぎて笑う...笑っていいのこれ...?
立ち位置的にステージのオブジェと重なって、羽が生えている様見える演出はあったけど、これは初めて…やっぱり笑う。
羽の生えた天使から忠告をされるのも人生で初めて、今回のライブは人生初が多いな。
でも今考えると、この演出は後続く曲順を含めたシリアスなストーリーを少しマイルドにする為のものかなぁとも思った。

「あーあ、これだけオレが正しい道を説いてやってるのに、今生きてる人間って100年後には誰もいきてないんだよな。
かくもはかなきかな」

「人生」

天使からの忠告を守らなかった人類の行く末は…



14.170828-29
ピクセルで描かれた宮殿(多分オープニングの宮殿と一緒)に容赦なくミサイルが襲ってくる、人々は争いを始めてしまった。
この曲は2017年北朝鮮が初めて弾道ミサイルを発射した前日と当日がモチーフになっている。(歌詞を書いたのが28日でレコーディングが29日だったそう)
激しいロックのメロディにのせ、特効の火柱が激しく上がり続ける。
アリーナだったので、直に火柱の匂いと熱が直に感じた、戦禍の中にいる様に感じた。
戦禍の中、自分達が持っている唯一の武器ピースサインを作り掲げる。
会場を埋めつくしたピースサインは、激しい照明の中強く輝いていた。




15.アビが鳴く 
争いによる幾多なる破壊行為が終わり、モニターには瓦礫となった宮殿と街並みが映る。
それを背景に歌詞がスクロールで流れてゆく。
晴一さんの書いたの平和、祈りの歌が、今の世界情勢、戦争と強くリンクしてゆく。
大サビのラストで、マイクを両手で強く強くしっかり握りしめながら歌う昭仁さんの姿が、祈り、祈祷その物に見えた。


16.解放区
MC
晴一さん「25周年の為に作った曲です。
『今日じゃなく明日』とか、『光』とか、そういう言葉がなんだか時代的にもしっくりこなくて。
日本は『失われた何十年』とか言われたりして、ポルノの25年も、その失われた何十年かにすっぽり入るけど、悪くない日々だったし。
今日こういうところで、みんなの前で演奏できたりして、多分みんなも同じで、少しも失われてなんかなくて。
明日じゃなくて今日、『どこか』じゃなくて『ここ』。
それは我々もみんなも知っている、そんな歌です。」
参戦前に我慢出来ずリリックビデオを見た時は。ファンタジーな歌詞でありながら、晴一さんの得意分野である真逆の視点が光る晴一節全開の曲で、早く生でフルで聞きたくて堪らなかった。
無理に我武者羅に前に歩む事を強制しない、明けない夜を受けいれてみよう、ゆっくり休んで周り、後ろを振り返って見よう。そこから新しい希望が見えるはず…ポルノさんなりのファイトソングにはいつも強さと優しさがあり、自分なりに自分なりの人生を生きようと思わせてくれます。
解放区で生まれた新しい希望は、争いで瓦礫と化した宮殿を修復し解像度の荒いピクセルから、鮮やかな解像度にかわる。
そしてラストに、ポルノ塔に鮮やかな花火が祝福の様に続々と打ち上がった。


17.空想科学少年
初めて生で聞けた!
3人時代のfoo?に収録されている曲、科学をテーマにしたかっこよさと皮肉さのバランスが堪らない歌詞とアップテンポのロックメロディが良すぎる。


18.ハネウマライダー
晴一さんの爪弾くイントロが流れてきたら、本能的にライブタオルを掲げずにはいられない祭りの曲🔥
5年ぶりのタオル回し最高ーーーーーーーー!!!


19.アポロ 
晴一さんと昭仁さんさんがセンターステージで演奏してくれて、各サビで、ここでも昭仁さんから「歌え!!」と合唱させてくれた。
会場全体で歌うアポロは新たに25周年に向けてお祝いをするムードに溢れ、胸に迫るものがあった…
胸に迫りすぎて2番目のサビを間違えたのは申し訳なかった…😇


20.サウダージ 
センターステージから昭仁さんと晴一さんがステージに戻ってゆく途中で、昭仁さんだけ花道の中央で立ち止まり、深呼吸をする。

「私は 私と はぐれる訳にはいかないから
いつかまた 逢いましょう
その日までサヨナラ 恋心よ」

やばいやばいやばい。
花道4列目から浴びる昭仁さんの歌声、スピーカーより直に聞こえる。
ファーストテイクに出演されてからは、このアレンジが多くて大変良い…初期のロックも素晴らしいけど、25年に向けて磨きをかけたダイアモンドのような今のサウダージも好き💎

21.オー!リバル
本編最後の曲。
体力はとうの昔に底ついたけど、ポルノさんの煽りにどうしても応えたくてと言うか、自分的に5年間ライブに行けなかったのもあって、精一杯声を出し拳を上げる。
多分きっと神vs神以降に参戦した人も、声出し制限で歌うことが出来ずもどかしい思いをしたはず。
それはポルノさんもきっと同じ気持ちのはず、今回念願の声出し解禁でやっと約4年越しに叶える事が出来きた。


アンコール
1.アゲハ蝶

ポルノコール後、ツアーグッズのシャツに着替えた昭仁さんと晴一さんがステージに上がり、2人ともアコースティックギターを構える。
ポルノグラフィティのお二人とお客さんだけになった会場で、昭仁さんから「アンコールですが、アゲハ蝶を2人で演奏してみたいとおもいます。必死に演奏して歌いますので、皆さんも手拍子したり歌ってみたり楽しんでください☺️」
とお二人から演奏されるアゲハ蝶のイントロ、すごくシンプルで贅沢な時間でした。


2.ジレンマ
演奏が終わると、サポートメンバーの紹介。
ドラムのshuntaさん、ベースの山口寛雄さん、キーボードの皆川真人さん、ギター兼バンマスのtasukuさんの順でステージへ。
そして、昭仁さんから晴一さんの紹介
晴一さん、お客さんのハルイチコールに背中を向けながら、両拳を上げて答えてから顔だけ振り返る(可愛い)
そして振り返り
晴一さん「ありがとうっ!25年皆のおかげでここまで来ました。
でも逆を言うと、皆のせいでここまで来ちゃったんだからね!?
皆がすぐファンを辞めてくれたら、俺らもここまでかと辞めてたよ!?
早々と飽きてくれれば、カタギに戻れたかもしれんのに、もう遅いんよ。笑
もう戻れないからね、今から普通の会社員なんて無理よ、頼むよ…(小声)」
と晴一さんらしいユーモアで感謝を伝えた。
最後に晴一さんから昭仁さんの紹介。
昭仁さん「今日はこの春めいてきて…いや、今日は寒いか。
でもよく晴れ…いや、雨降って来たな。笑
周りで凄いアーティストが来ている中で、ポルノグラフィティのライブを選んでくれてありがとう!!
この25年を振り返って、あえて一言で言うなら『順風満帆』です!
苦しかったこと、先が見えない瞬間もありました。
そんなとき、いつもいつもみなさんの声がわしらに届いて、目の前の道がはっきりした。
これからもみなさんの道を僕らが作れるように、みなさんとともに、歩いていけたら嬉しいです。これからもひとつ、ポルノグラフィティをよろしくお願いします!
ラスト1曲ジ・レンマ!アホになって帰れよ!!」
この後撮影許可のアナウンスがあり、イントロが流れる。
個人的に撮影許可、動画掲載許可有りに関しては、昭仁さんの「むねはってけー!自信もってけー!!」が自分のスマホに入っているという最強のお守りになるし、ポルノの事が気になる人に、お客さん目線の動画を見せれるという点でも良かった方なんじゃないかと思う。
ライブ前のサイトと、会場内のパンフレットでのアナウンスが丁寧だったのもあり、そこまで大きなトラブルもなかったので、後アンコール後というタイミングだし、衣装バレも防げるし。
昭仁さんの福岡9日目の教えてあげませんは、長めのロングトーンで非常に耳に心地いい、ロングトーン大好き😇
そして、ソロ回し。
shuntaさん➡️柔らかいお顔立ちでイカついドラムパフォーマンス
寛雄さん➡️ゴリゴリの演奏からのファンサ🫶ハート不完全で可愛い
tasukuさん➡️今宵月が見えずともを弾いてくれた!
みなちんさん➡️まほろば○△を弾いてくれたけど、現地では分からなかった。泣
そしてソロ回し、ラストを晴一さんが飾る。
花道を歩きながら弾くその姿は、5年間夢見た念願の姿でした。

ここに9日のジレンマの映像を私の猿叫を添えて置いておきます( º дº)<キエェェェエエェェェァァァ!!

アンコールも完走し、最後にポルノさんとサポメンさん達が合流し、カーテンコールに応える。
そしてサポメンさん達が手を振りながら退場し、ポルノさん達もステージの端から端まで手を振りながら歩く。
自分は最初のライブに行った時から、ポルノさんのお客さん一人一人に向けてありがとう!!と伝える姿が大好きでその人柄が大好きで、胸が暖かい気持ちになる。
最初手を振り合っていたけど、途中からエアハイタッチみたいになって楽しかった!笑
昭仁さんがスタンドの方とエアハイタッチしようと目一杯腕を伸ばす姿が愛おしかった。

ワズビルは周年ツアーのお祝いもさることながら、オレ天使からアビが鳴く、解放区の流れの様な現実とリンクしつつこれからの未来を示してくれる素晴らしいライブでした🔥
因島、横浜ロマポル、島ごとぽるの展も楽しみです!
どれか1つに行けたらなと思います☺️

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