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周りの騒音を効果音にしましょう

新月

どうも、今回はタイトルの通り
【周りの騒音を効果音に変えちゃおうのコーナー】です。
まず導入に行かせてください。

三日月

周りの騒音といえば色々思いつくところがありますよね。
例えば、隣の部屋から聞こえてくる生活音などです。
床を歩く音とか、物を置く音、水が流れる音。
やはりこういう音は人間気になりますよね。ね?
特に一人暮らしでマンションに住んでいる方はかなーり気になっているはずです。
バイト、仕事、学業、家事、そういうので疲れている体に先ほど述べたような騒音が加わると、もうストレスでどうにかなっちゃいそうですね。
まさに今この文章を読んでいる間にも周りから騒音が聞こえるって方もいるのではないのでしょうか?
そういう時にジャジャンッ 周りの騒音を効果音にするのですよ。

半月

それでは、周りの効果音を騒音にする方法をお教えします。
まずはですね…
ってなんですか?

あっ、失礼いたしました。
先ほどの文章中で【効果音】と【騒音】の位置が入れ替わってましたね。
効果音を騒音にしてはダメですよね。
でも、そういうミスは早く教えてくださいよね。
恥を書くのは私なんですから。

えーと、周りの騒音を効果音にする方法はですね。
騒音に合った音楽を聴く
ということです。
床を歩く音とか、物を置く音、水が流れる音。
そういう音の種類に合わせて音楽を聴くのです。
具体的には説明しにくいので例えでも出しましょうか。

満月

床を歩く音の場合

床を歩く音、ドンッドンッと一定のリズムがひたすら耳に入り続けると気が狂いそうになりますね。
そういう時は
ロックを聴きましょう。
そうすると目を閉じた瞬間、そこは貴方と貴方の隣人さんのためだけのライブ会場となります。
きっと隣人さんはロックバンドの曲を生で聴けてウキウキして足音を立てているんですよ。
隣人さんがウキウキしているのに気付いた貴方は、段々とライブの雰囲気に飲み込まれていつの間にかヘドバンをしていることでしょう。
まあ要は、隣から足音が聞こえたら「隣人さん、ロックバンドで大興奮中だな!」と思っておくといいってことです。

物を置く音の場合

この音はとにかく音量の差が大きいですよね。
一定のリズムではないというのもまた気が狂いそうになるのです。
そういう時は
感動的な曲を聴きましょう。
ここでポイント、流す曲に合わせてストーリーを考える必要があります。

例)貴方は何らかの事故で別世界に行ってしまいました。その中で現世に戻るために仲間を増やし数々の困難に立ち向かっていきました。物語は終盤、貴方は現世に戻るための乗り物を作ったものの、敵側組織に追われることになります。
仲間は貴方を現世に戻すために敵側組織から貴方を家に匿います。
隠れ家で機械のエンジンを起動させながら貴方は一人想います。
「さよなら」もなしに仲間と別れてしまうのか。
外からは敵側組織が銃などで仲間を襲撃する音が聞こえます。
仲間は貴方が無事現世に帰れるように奮闘しています。
「仲間を助けたい」という気持ちと「仲間の意を汲むために早く現世に戻らなければならない」という二つの気持ちがジレンマとして貴方に立ちはだかります。葛藤している貴方に「じゃあな」と仲間の声が聞こえる。
そして貴方は仲間との思い出を噛みしめながら機械を動かし、現世に帰るのでした。
🙏パンッ!
はい、こういうストーリーの中で物を置く音というのは、「隠れ家の外から聞こえてくる銃声」という音に変換することができます。
先ほどの例であれば隣人さんは一緒にライブハウスでロックを楽しむ仲だったのにも関わらず、今回の例だと貴方を現世に戻さまいと銃を放つ敵となります。
あくまで私が考えた一例にしかすぎないので、別に隣人さんを敵側にさせる必要はないですよ。

水が流れる音の場合

正直なところ水が流れる音は騒音と言えるのか、この文章を書きながら思ってます。
水が流れる音の場合は
ヒーリング・ミュージックを聴きましょう。
私のおすすめとしてはジブリ映画の曲がおすすめですね。
ポイントしては、流れる水を映画の中の効果音として捉えるというところです。
例)夏休み、両親の仕事のせいで田舎の祖父の家に1カ月間預けられる貴方。
そんな生活の2日目、慣れない天井と古い建物独特の匂いに戸惑いながらも朝を迎えるのです。
そして隣の台所では窓を貫通して降り注ぐ日光が蛇口から出る水でスイカを洗っている祖母の姿を照らしているのです。
🙏パンッ!
銃の音とは違って水の音が流れる場面っていうのは想像しやすいんじゃないでしょうか。
蛇口の水だけではなく、川が流れる音として捉えてもいいかもしれませんね。

半月

いかがだったでしょうか。
今回は三つの例だけでしたが、騒音と言うものは日常にありふれています。
その騒音を何かの効果音にする、簡単で楽しいですよ。
大きい物音は花火の音として捉える。隣から聞こえてくる笑い声がどのような場面で聞こえてくるかを考えるなど、騒音には無限の可能性があります。
騒音を騒音じゃなくさせるこの技術、あるときっとあなたの人生に彩をもたらしてくれるに違いありません。

有明月

そろそろ締めにするのですが、
この文章をここまで読んでくださった貴方たちに一つだけミッションを与えます。
この2184文字の文章のエンディングにふさわしい曲を選ぶことです。
ちなみに申告制ではないのでご安心を。
それでは本当にお疲れさまでした。

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