見出し画像

(8月9日まで公開ビデオ) 大河ドラマが 描かない 「真説・忠臣蔵」 赤穂浪士 の 討ち入り を操った・・・黒幕の正体


差出人: 三橋貴明
件名: 貨幣に関する正しい知見
日付: 2021年8月8日

【近況】久しぶりの「貨幣オタ」ネタですが、日本には、四つの貨幣の条件を完全には満たさない貨幣(変な言いかたですが)が二つ、存在します。

==========

大河ドラマが描かない「真説・忠臣蔵」赤穂浪士の討ち入りを操った黒幕の正体

【明日8/9(月)23:59までの限定公開】

新ビデオを公開しました!

画像1


>ビデオを視聴する


コチラのビデオでは
大河ドラマが描かない
『忠臣蔵』の不可解な3つの謎を、
地形を基に解き明かしています。


あなたがこのビデオを見終わる頃には、
教科書でも、大河ドラマでも語られない
「赤穂事件」の裏で糸を引いていた黒幕の正体と
「全く新しい日本史」が見えてくるでしょう...

>ビデオを視聴する



「日本人が素晴らしいのではない、地形が日本人をそうさせたのだ」

1970年、東北大学工学部土木工学科修士課程修了後、建設省(現国土交通省)に入省。以来、主にダム・河川事業を担当し、ダムを3つ造るなど、日本各地の地形を熟知している地形のプロフェッショナル。2002年に国土交通省を退官し、現在は首都大東京客員教授、東北大学非常勤講師及び日本水フォーラム事務局長を務める。社会資本整備の論客として活躍する一方、地形・気象・下部構造(インフラ)の視点から日本と世界の文明を論じ、その新しさと説得力で注目を集める。
首都大学東京客員教授
日本水フォーラム事務局長:竹村公太郎

画像2

「歴史は人物ではなく、環境で動いてきた」 −三橋貴明

三橋さんは以前、自身のメルマガで竹村先生について以下のように評価しています。

竹村先生は、元・国土交通省の官僚ですが、「地形」から歴史を紐解くという独自の切り口が非常に斬新、かつ面白く、三橋は以前からファンでした。

歴史学者は、歴史を「人間」を中心に語ります。人間の言動、コミュニケーション、対立が歴史を動かすと「見る」のです。
無論、歴史家のソースが歴史書である以上、そうならざるを得ないのは分かります。
とはいえ、人間はそれ以上に「環境」に左右される生き物なのです。日本国民は「デフレ」という環境の下で、成長する意欲、消費・投資を拡大する魂を失ってしまいました。この「歴史」は、あくまで環境がもたらしたものです。

あるいは、現在の日本の雇用が改善しているのは、少子高齢化による生産年齢人口比率の低下によるものです。人口構造の変化という環境には、誰も抗うことができません。わが国の人手不足は、100%の確率で深刻化します(それで、いいのですが)。
歴史は人によって動いてきたのではない、「環境」で動いてきたのだと三橋さんは言います。
「経済」という「環境」で世の中の動きを紐解く三橋さんだからこそ、竹村先生の「地形」という観点に共感されているのではないでしょうか?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 2021年8月8日

 貨幣に関する正しい知見

 From 三橋貴明

【近況】
久しぶりの「貨幣オタ」ネタですが、日本には、

(1) 価値を換算するための単位(円、など)
(2) 債務と債権の記録であること
(3) 譲渡性
(4) 担保

という四つの貨幣の条件を
完全には満たさない貨幣
(変な言いかたですが)が二つ、
存在します。

一つ目は、誰の債務でもない
「補助通貨」である硬貨です。

硬貨は日本政府が発行していますが、
実は政府の債務ではありません
(会計上は、純資産)。

硬貨は「小口決済を便利にする」目的で
政府が発行したツール(道具)で、
しかも「一度の利用は最大20枚まで」という
譲渡制限があるため、
貨幣ではないのでございます
(ついでに、担保もないです)。

二つ目は、国債。
国債は、日銀当座預金と引換に発行されるため、
その時点では「日銀当座預金」という
金融資産が担保になります。

もっとも、政府は借り入れた
日銀当座預金を使ってしまう
(支出として。もちろん、直接、我々が
日銀当座預金を受け取るわけではないですが)
ため、政府に金融資産が残りません。

つまりは、政府は国債発行+財政支出により、
純負債(債務超過)を拡大するのですが、
「誰かの資産は、誰かの負債」
「誰かの純資産は、誰かの純負債」
でございます。

政府は、国債発行+財政支出により、
我々の純資産を増やしてくれる。

そういう意味で、やはり国債は
「国王の貨幣による支払い」と
同じなのです(会計処理も同じになります)。

そして、国債にせよ、
国王の貨幣による支払いにせよ、
制限は「インフレ率」すなわち
供給能力であり、他にはありません。

供給能力が十分である限り、
政府も国王も「無限」に国債や貨幣を発行し、
支出して構わない。
何しろ、インフレにならないわけですから、
「何が問題なの?」
という話になります。

国債や貨幣、日銀当座預金など、
一般の人に広めるのは難しいでしょうから、
財政破綻論者への反論は、
「政府は通貨発行権がある。
なぜ、通貨を発行できる政府が
債務不履行になるのだ」
で構わないとは思うのですが、
できれば上記レトリックの背後にある
「貨幣に関する正しい知見」を
「武器」として身に着けておいて
欲しいと思うのです。


◆「日本をダメにした財務省と経団連の
欺瞞(小学館)」が刊行になりました。
https://amzn.to/38q1LPW


◆「自民党の消滅(ベストセラーズ)」
(書籍版)が刊行になりました。
https://amzn.to/3dEIFqS


◆週刊実話 連載
「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」 
第428回 内閣府試算の恐怖

◆メルマガ 週刊三橋貴明 Vol638 
レバノンのインフレ率
http://www.mag2.com/m/P0007991.html


実際に「財政破綻」した国は、どうなるのか。
財政破綻の「条件」と「結果」を、
現在のレバノンが明確に示してくれています。

◆メディア出演

三橋TV、続々公開中です。

日本人を消滅に導くという
「ミッション(任務)」を帯びた消費税
[三橋TV第424回] 三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/CmzvHnd2940


正気じゃない! 
内閣府「中長期の経済財政に関する試算」の妄想
[三橋TV第425回] 三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/5AZLbhfkIec


疫病対策のトリレンマ 
このままでは法治主義が壊れる!
[三橋TV第426回] 三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/LjhAEWhMdzY


特別コンテンツ配信中。

【ダイジェスト 】
原口一博議員と語る永田町に緊縮派が
生まれるカラクリ(原口一博X三橋貴明)
https://youtu.be/eMoOloQGn8c


【原口一博×三橋貴明】
日本の未来を創る勉強会に緊急登壇!
〜緊縮財政を転換せよ!
https://youtu.be/qGu_f1hboRU


土曜の夜には 第一曲 
鬼滅の刃「無限列車編」より「炎」
https://youtu.be/5m1R7KcC6rg



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?