いきなりでごめんねから始まる物語
こんばんは。21生のみやしたです。いつの間にか僕も4年生になってしまいました。ホント大学生活早すぎ。こんなに早く過ぎるのも声優文化研究会が楽しくて充実しているからかもしれませんね。
このタイトル「いきなりでごめんね」を見てピンとくる方はいらっしゃるでしょうか。そうです。HoneyWorksさんの告白予行練習です。HoneyWorksは様々な楽曲を作成、提供しており、昔バズった「可愛くてごめん」や芹澤優さんの「最悪な日でもあなたが好き。」やIDOLY PRIDEの「それを人は“青春”と呼んだ」もHoneyWorksが提供した曲です。
私が中学2年生のころ、所属していた吹奏楽部の同輩からHoneyWorksを教えられたことがきっかけとなり私は声優文化への沼にハマっていきました。
HoneyWorksの楽曲の中で「告白実行委員会～恋愛シリーズ～」の曲は
①ストーリーがあって曲同士が繋がっている。
②声優さんが歌っている
という特徴があります。
曲同士が繋がっているとはどういうことか、例えばすでに例に出した、「告白予行練習」という曲は榎本夏樹(CV.戸松遥)が幼馴染の瀬戸口優(CV.神谷浩史)に告白しようとして誤魔化しちゃったところから始まる曲です。
なんやかんやあって二人は結ばれるのですが、実は二人の同級生で夏樹のことが好きな綾瀬恋雪(CV.代永翼 ->堀江瞬 )が登場します。その恋雪が歌う曲が「告白ライバル宣言」です。
その曲の最後で「おめでとう好きだった人」と二人が結ばれたことに涙しながらも祝福します。
そして「告白ライバル宣言」の最後には新たなキャラクターが登場します。それが瀬戸口雛（CV.麻倉もも）。優の妹で恋雪のことが好きな後輩です。そして雛が歌う曲こそ「今好きになる。」です。
雛が恋雪に告白しようとしたその日、雛は泣きながら歩いている恋雪に出会います。雛は事情を聞き兄である優が夏樹と結ばれたことを喜びながらも、落ち込んでいる恋雪に対して言います。「私は好きです！」
しかしながら恋雪はそれを慰めているだけだと捉えます。（もしかしたら気づいていたけれど誤魔化したのかもしれません。）雛の「あと一歩？ねえ近づけば 届いたのかな」という歌詞がぐっと来ます。
そしてそんな様子を見ていた人がもう一人。榎本虎太郎（CV.花江夏樹）。虎太郎は夏樹の弟であり、幼馴染である雛のことが好きです。そしてこの後の話は「三角ジェラシー」「センパイ。」「花に赤い糸」「これ青春アンダースタンド」「大嫌いなはずだった。」「選んでくれてありがとう。」「年の差なんて」とどんどんつながっていきます。
このほかにもいろいろな登場人物のいろいろな関係性を歌った曲があり、その曲を声優さんが歌っています。有名な声優さんばっかでHoneyWorksを履修すれば有名な声優さんを結構知れると思います。キャラクターの相関図は次のとおりで、それぞれの声優さんは下記の通りです。
瀬戸口 優 : 神谷 浩史 榎本 夏樹 : 戸松 遥 望月 蒼太 : 梶 裕貴
早坂 あかり : 阿澄 佳奈 芹沢 春輝 : 鈴村 健一 合田 美桜 : 豊崎 愛生
瀬戸口 雛 : 麻倉 もも 榎本 虎太朗 : 花江 夏樹 明智 咲 : 緑川 光
綾瀬 恋雪 : 堀江 瞬 成海 聖奈 : 雨宮 天 濱中 翠 : Gero
高見沢 アリサ : 東山 奈央 柴崎 健 : 江口 拓也 山本 幸大 : 松岡 禎丞
LIP×LIP 勇次郎 : 内山 昂輝 LIP×LIP 愛蔵 : 島﨑 信長
涼海 ひより : 水瀬 いのり 成海 萌奈 : 夏川 椎菜 南 : 豊永 利行
芹沢 千秋 : 木村 良平 服部 樹里 : 佐倉 綾音 中村 千鶴 : 早見 沙織
FT4 IV : 福山 潤FT4 YUI : 斉藤 壮馬FT4 RIO : 内田 雄馬FT4 MEGU : 柿原 徹也FT4 DAI : 増田 俊樹
またアニメにもなっており私が初めて買ったアニメの円盤も「好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~」です。
ここまで長く語ってきましたがとりあえず
「曲を聞け！そうすればわかる！」
夢を撃ち抜け！
この頃まではHoneyWorksが好きというただの人間だったのですが、そんな私にターニングポイントが現れます。「なんとハニーワークスの曲が音ゲーで遊べるらしい」。2017年当時、音ゲーで遊べるHoneyWorksの曲はmaimaiに収録されていた「イノコリ先生」ぐらいしかありませんでした。（ボカロ曲である「スキキライ」等もふくめればもう少しあったけど）。その音ゲーこそが「バンドリ！ ガールズバンドパーティ！」。そのアプリ内でHoneyWorksの「ロメオ」がプレイできるということになりました。
このゲームの目新しいところは原曲ではなくゲームに登場している声優さんがカバーするというところにありました。またバンドリにも多くの有名声優さんが登場しており、バンドリにはまった私はどんどんと声優さんの名前を覚えていくことになりました。声優ラジオを聴き始めたのもバンドリがきっかけであり、初めて聞いたラジオは「バンドリ！ ガルパラジオ with Afterglow」でした。
いつか優しい人になりたいです
HoneyWorksのアニメやバンドリを知っていくうちに深夜アニメの存在を知りました。高校1年生の私は今でも私の生き方に絶大な影響を与えるアニメに出会いました。それこそが「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」。
最初は変なタイトルのアニメだと思っていました。しかし1話をみてそんな考えは飛んでいきました。主人公の梓川咲太が思春期特有の悩みが原因で引き起こされる思春期症候群を発症したヒロインたちを助けていくというアニメですが、この作品に登場するセリフ
「人生って優しくなるためにあるんだと思っています。昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいなと思いながら生きています。」
という言葉が私の琴線に触れました。そして
「ありがとう がんばったね 大好き」
というこの作品を通してとても大事な言葉であるこの言葉を私も大切にするようになりました。「ごめん」というよりも「ありがとう」の方が大事だと私に教えてくれました。青ブタに出会わなかったらもっと敵を作るような生き方をしていたかもしれません。
夢をかける
時は流れ2021年。高校卒業を控えた私が出会ったアニメ、それこそが「ウマ娘プリティーダービー」でした。
1期を見ていなかった私ですが2期からでも十分楽しめる作品であり、このアニメをニコニコ動画で見ていたことにより他の人が史実について解説してくれ、競馬がいかにドラマにあふれているものかを知りました。そうして今日では休日は競馬場に行くようになりました。今日は皐月賞に行ってきました。今年はサイバーエージェントの社長である藤田晋オーナーの「ボンドガール」「シンエンペラー」「フォーエバーヤング」といった素晴らしい素質を持つ馬が登場しておりこれからが非常に楽しみです。
天使が舞い降りた 目の前で 笑顔という羽を広げた
そうして電気通信大学に入った私ですがもともとHoneyWorksの恋愛ソングがオタクのきっかけとなったこともあり恋愛アニメが大好きです。純愛です。「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」という尊くて尊くて見ていると悶えてくる最高の作品に出合いました。
ほんとにやばくて、言葉にできないくらいやばくて、すごくすごい作品です。二期も決まっているので非常に楽しみです。
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