ま、まとめ……。

タイトルがさ。どうすれば良いか分からないんだ。
外部観戦のノートなのか持論まとめたノートなのか中途半端になっちゃったから……。


GSとしては、
尾関>海藤=塩塚>笹原>蒼山>以下略……ぐらいになるんでしょうか。
気が向いたら残りの3人も読んでおこうかなーとは思うんですが、ネタバレしちゃってるので後で良いやという感じでとりあえず先に進みます。

「プレイヤーが行うありとあらゆる〝判断〟と、その過程を見落とすことなく取り上げる」
という読み方でとりあえず1日目を読んでいきました。
・人物像を全て網羅しようとするのは愚の骨頂である。
・しかし、その一部である価値観を切り取って考えるのは有効かも知れない。
以上の理由でちょっと試してみたんですが、やはり問題点になりそうなのは、
・そのプレイヤーの能力に依存する所が大きい。
ってことになるでしょうか。やっぱり。

朝日と三國と飯山ってまだ見てないので分からないですけど、とりあえず8人読んだ内で、「判断」って所から判断できそうな位置(ゲシュタルト崩壊しそう)って尾関、海藤、塩塚、笹原の4人だから半分なんですよね。
蒼山さんは2日目まで読んでたら違うのかも知れないですけど。

逆に占い師考察は結構精度がありそうだと思ってて、
単純な話、「彩葉と郁也の考察を書こうとして、桃花と同じような考察の書き方はできない」んですよね。意識的にやってみようとしても。

当然と言いますか、裏でそれなりに違う村でも同様の考察をやってきているのですが、この考察をやる場合は占い候補の方が圧倒的に見やすいと思っています。
そして、結局の所、占い候補を当てる上での精度は高かったので灰考察にも転用できたらな……と思ったのがこのノートを書き出した理由なので、ちょっと村人と占い師の特徴みたいなものを比較してみましょう。

とりあえず127村の占い師だった桃花さんの発言でみると、
・どうすれば真に見て貰えるかの説明をする。
→村人はどうすれば村に見て貰えるかの説明はしない。
→そこまでするほど、村人は村の主役ではないから。
・自分と民意にとって最適な位置を占う。
→そもそも村人は能力を持っていない故に生まれる差。
→桃花がこの発言をしたルーツを辿ると、「短命ですので~」という根拠がある。村人が「民意と真占いにとって最適な位置を~」と言っても、同様の信頼を得ることは難しそう。
・対抗の意図を気にするのが真要素。
→部分的に答えを知っている占い視点だからこそ真要素(村要素)になる部分。
→村人が占い候補の発言の意図を気にしていても、へ~そういうの気にするタイプなんだ!ぐらいにしかならなそう。

と、やっぱり情報量の差に由来するものが大きいでしょうか。
逆に村を取れそうだと思ったグレーの人たちの発言をまとめてみると、

・白狙いの議論は狼に楽をさせると思うので控えたい。(尾関)
・村全体に思考の負荷がかかるのは控えたい。(塩塚)
・処理すべき状態かそうでないかを考えている。(塩塚)
・何でも最大限ケアしようと思って発言する。(海藤)
・レギュレーションから村の手数などを考える。(笹原)
・狼にとってやりやすいと思ったらその原因をまとめる。(蒼山)
※蒼山さんのは「実際にやっていたら」という仮定の話です。

情報量の差という観点から考えて見ると、村人の推理は「的中させて人外を吊ることによって、情報を得ようとする」と言い換えることができます。これを更に言い換えるなら、「推理は自力で情報を補完しようとする行為」ということになるでしょう。
なのですが、村で見れそうな発言をまとめてみると、素村に足りていない情報を補完しよう!という方向とは少し違った方を向いていそうですね。

言ってみれば……「前提条件」のような話が多そうです。
今さっき、「推理は自力で情報を補完しようとする行為」と言いましたが、前提条件の話をするのは「自力に限った話ではない」んですよね。上からまとめてみると、
・自分に限らず狼を見つけやすくするための提案。
・自分以外にも思考に負荷がかかるのは避けるための提案。
・処理するかどうかに自分以外の判断能力を勘案に入れた発言。
・自分が気付いたことはとりあえず発信する発言。
→何でも「他人の目につくように」している。

あと二つは良いでしょう。

これは占い候補を見ている時からそうなので、気付いている人がいても不思議じゃないでしょうが、意外と「村側で見れる理由は推理発言以外にある」ということは言えそうですね。
勿論例外はある(何なら私が例外を地で行く節がある)のですけど。
それこそ推理も最終的には結論を出す、という「判断」を行う訳ですしね。


(おわりに)

今更なんですがとても分かりやすそうな言語化ができたので明記しておくと、このノートのテーマは要するに「誰が人狼なのか見つけるための感覚」に引っかかる発言は何なの?という話でした。
初心者村を読んだのはそれを確かめる為……って言っちゃうとついでみたいで申し訳ないんですが、まあエピってから読み始めてるんでついでって言われてもしょうがないな。
ついでです。

言語化してみれば、推理発言が始まるよりも前に、戦術論なんかでの雑談的な発言があってからみんな推理発言をやり始めるんだから、流れとしては当然っちゃ当然なんですが。
じゃあ何の為にわざわざ書いたんだよって言うと、推理発言出てからが「止まらない」よなーって……。
かくいう私はけっこう殴り合いが好きな方なので、止まらない側の自覚がちょっとあるんですけど。

・誰が人狼なのか見つけるための感覚に引っかかる発言がどのようなものか。
・それを継続的に場に出し続けるためにはどうすれば良いか。

この2点で、上はだいぶ分かったと思っているのですよね。
下がなんとも言えない所です。

「出し続けるためには」と言っていますが、当たり前ですけど2日目や3日目でも我々は〝推理をして〟いる訳ですから、前提として出続けているはずではあるのですよね。
言語化できないだけで。

究極的なことを言ってしまえば、経験則で判断している部分が多い(=全てを言語化することはできない)でしょうし。
でも経験則と言えば、長いことやっていると「相反するような経験則」が出てくるので、そうなった時にどっちの経験則を用いるのか安定しないということがあります。
どんどん脱線しますが、たまーに人狼界隈で見る「宗教」というのが、この経験則を一つに絞る役割をこなしていそうです。
その辺はいずれ書けたら良いですね。


多分、人狼だった時に発言で意識していること……を自分で分析できると、もうちょっと話を深掘りできそうな気がします。
自分が人外の時にやっている判断、結論の出し方と……村人の時にやっているそれを比較することが出来れば。

やるかどうかは分かりませんが。
とりあえず「人の行う色々な判断とその理由を注意して見てみる」というのは色々と示唆に富んでいると思います。
結局これは外部観戦の記事なの?お前の持論をつづった記事なの?って言われると……。
細かいことは気にしなくて良いんじゃないですかね。
お疲れ様でした。

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