近況

近頃、スラムダンクにハマっている。
5年程前に漫画を読んでいたのだが、結局最後までは読めていなかった。ふと先日、あの作品のオチはどうだったのだろうと思い立ち、とりあえずAmazonプライムでアニメの方を視聴し始めた。
単行本読めや、というツッコミはさておき、現在101話中の80話まで鑑賞を進めている。見ていて正直、私も安西先生のもとでバスケをしたくなった。三井と同じタイミングでしれっと鈴木も入りたい。
過去に1年だけバスケットボール部だったことがあるのだが(無論、スラムダンクを読んだ影響である)、部員と上手く馴染めずに辞めてしまった。もう一度バスケをしたい。やらないけど。家にバスケットボールだけはあるので、常に気持ちだけは持ち歩き続けていようと思う。やらないけど。
スラダンを読み始めた時は中学生、桜木たちは高校生だったのに、今や私の方が彼らより歳上だという事実が、本当に感慨深い。時間は目まぐるしく過ぎ去り、成人式を迎えたばかりの若造なりにエモに浸っているということだ。
ところで成人式で女の子と連絡先を交換できなかった鈴木は負け組なのだろうか。いや、反語のような形式で書き出したがきっとそうだ。もう式典から4ヶ月経つが、久々に会った人間がいた、という事実以外何も私生活に進展がなく、五里霧中のなかうろちょろするような毎日である。そろそろ抜け出して万里の長城の入口くらいには立てても良いんじゃないかと思う。進展がないことを環境のせいにしているのでは、言わずもがな埒が開かないけれども、悲しいという気持ちは、重りをつけた身体が浮き上がらないようにモチベーションを下へ下へと引き摺り込んでしまう。この状態でスタートを切り失敗することもさもありなん。要はビビっている。
啖呵を切る、見栄を張る、売られた喧嘩を買って"てやんでえ"と叫ぼう。今こそ皆江戸っ子になる時だ。どういうことだ。

さて、取り止めもなく書いているとキリがない、というかどんどん話題が後ろを向いてそのうち私もろとも前を向けなくなってしまいそうなのでそろそろ書くのをやめる。
まとめると、近況を書いたとてとりあえず鈴木は負け組というところに帰結するので、涙が止まらない。

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