ポ8


昔ポップンミュージックのただただ明るいところが好きで、マイナスのない絶対的な明るさと作品にわざわざダークな要素を取り入れて重くしない余裕とか大人っぽさが魅力だと思ってた、だから自分の気に食わないシリーズや外部の触れるものは全部抹消したかったしもちろんそんなこと出来ないから、それがその絶対的な明るさに影響すると思っていたからそういうものが出ただけで心が狂うほど辛かったし誰を責めることもできなくて苦しくなるほどその完全な明るさが好きだった、その余裕と大人っぽさは今も完全にそう思っててただ明るさしかないっていう点に関してはゲーム内に関してはそう思ってるけど今はそこに切なさが加わってるなって思ってて、まず私の好きなバージョンが11くらいまでなんだけどそれは20年くらい前に出来たから古いのに関わらず音楽に近未来っぽさがあって不思議な感じ、人気曲は人気曲でこの時代と空間の人間がこの音楽を聴いていて、今ではその脳に残っているのだろうか、もしくはカラッポなのだろうかってところが(普通の懐メロじゃなくてゲーム音楽ってところもあって)エモいし逆に知られざる名曲も時間軸に逆らってほとんどの人の脳に取り込まれていないのが美しく感じて良い、とか言ってるけどそれがポップンミュージックの曲を聞いててこんな気持ちになれる理由なのかと思うと今更だけど違うんだと思う、これはただのそう思う要素の一部であってもっと大きなものが必ずあるんだけどそれが分からない、そしてこの先も一生分からない気がする、多分運命的なものであって生きているうちには分からない、ただただ聞くと他の曲では得られない絶対に言い表せない幸福感に包まれて、もう私死んでもいいかもって思うくらい最高級の気持ちに包まれて、眠い時とかにも聞くと目が覚めて嫌だった作業が楽になって、暗闇で聞いたらフェスみたいな気分になって、可愛さに心が和んで、それでもって雰囲気ちゃんと作り込まれてるから私の盛りたいっていう感情までリミナルな雰囲気としてちゃんと美しくしてくれて、(美しくしてくれる、じゃなくてこれからは私がポップンミュージックを輝かせられるようになりたい)それが好きな自分さえ好きになれる、そういうもの、なんでそう思うのかは分からないし、BMSのような脳を弄られる快感は全くないのに、求めた時に手を伸ばせばいつだってすっきりさせてくれる、理由は多分生きているうちには分からないけれどそういう美しい気持ちにしてくれる、どんなに狂いそうでも幸せにしてくれる、抽象的でぐちゃぐちゃした感情を細かく具体的に整理された感情にしてくれる、そういうものが私にとってのポップンミュージックです。
25周年おめでとう。

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