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いみのない

 デザイン学生をしていた時に、学校課題の中で作ったロゴと、洋服。
これはラバープリントと言って、その名の通り、粘着性のある皮を機械で望み通りにカットし、くり抜いて洋服にアイロンで接着する。
数式のようなロゴ、左右に振った言葉とそのワケは、先日書いた記事の卒業制作にかけて作られている。

 まぁ、めんどくさい意味づけをした。
例えばあの数式は、あの数式の通りに言葉を2乗、3乗して、組み合わせを変えると『regret』と『glinted』になる、とかそんなことだったような気がする。

 自分でも忘れてしまうような意味づけをするのが、好きだった。
デザインを作っていた頃の自分は、作るものひとつひとつ全てに深い意味を込めた。
正直、要らない努力だったかもしれない。
それでも、今の私を形成する要素の中に、なくてはならなかったものだとは思っている。

 通常なら放棄してしまうことも、コツコツ続けられること。
例えばこのnoteの更新を一つ取ったって、そう。
案外、自分は自分の思う通りに、嫌でも生きているのかもしれない。

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