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〈アルシア〉ソティラス 飯縄 堪

名前:飯縄 堪(いづな たま)

性別:男

年齢:19

誕生日:5/20 妹の誕生日の翌日なので、その祝いに気を取られすぎて自身の誕生日には昼頃起床する。

身長:161

タロット:Ⅰ魔術師

趣味:日記をつける(主に妹のこと),ストーカー(主に妹)

特技:手品 その身一つに数え切れない程の種を隠している。最近のお気に入りは萌え袖から動物を取り出すこと。原理はヒミツらしい。

好きなもの、こと:妹♡

苦手なもの、こと:大人の女性

学年:__

寮室の部屋番号:308

容姿

髪:癖はあるが、光が差すと艶の美しい焦げ茶髪。前髪は包帯を隠すために長めにのばして先だけ整えており、後ろ髪は襟足が長く項が見えない。赤いカチューシャで包帯がずれないようにしている。妹よりも少し薄い色。

目:丸っこくて愛嬌のある黄土色の瞳。可愛らしさのある垂れ目。右目は幼少期の怪我で上手く瞼が動かず、はんびらきになったり閉じたりを無意識に繰り返す。偶に目が乾燥したり涙が流れたりもする。普段は包帯で隠している。

体:切り傷や擦り傷、刺し傷など、あらゆる怪我が全身に残っている。タネをしかけまくってあるし、体もあまり鍛えられてはいないので、見せたがらない。中学生っぽいような高校生っぽいような体系。細身。
右手の小指が関節から先が切断してある。不気味に思わせてしまうかも、と思い、普段から萌え袖で隠している。
左頬に猫の毛のような跡があるが、それも怪我。なので片頬にしかついていない。

私服:ぶかぶかな上着で、手や体の怪我が隠れるものであれば基本的になんでも着る。やわらかな色味が多い。

性格 妹至上主義。また、妹の周りの学生にも軒並み兄貴面。自分よりデカかろうが気にしない。が、女性だと少し怯む。
妹が絡まない場合は、少しアホっぽいが気のいいお兄ちゃん。お兄さんというよりはほんとうにマジでおにいちゃん。プライドも背も高くなく、妹に手を出しさえしなければ全く以て親しみやすい。

能力 反転

例えば、そこに花が一輪あったとする。それを彼がちょいと指で突くと、その花は反転の能力により、“存在しなかった”ことになる。それを見ていたのが彼一人、或いは九人以下の少人数であった場合には、存在したという痕跡ごと、それが在ったことを認識していた人間の記憶ごとなかったことにすることにもなる。尚、それ以上の人数に認識されていれば、花などの対象自体の存在のみが無くなる。
そういった能力である。彼が行えるのは、極端に言えば生を死に、死を生に塗り替えられるような力であり(まあ実際には生死の操作は簡単には不可能だが)、また証拠の隠滅や仲間の怪我を一時的に治すことなんかにも使える万能薬。
デメリットとしてあげられるのは、一度に反転できる数の制限と反転した後の対処の2つ。
前者は、言葉の通りのことである。一度に能力を使用できる対象……彼の言う仕込めるタネは9つまでで、それ以上にしたい際は彼の無理次第で1つ分だけ増やすことが可能。これは滅多なことがなければしない。また、生死の操作はできても1分ほどであり、生き返らせて話をできるのも、彼の一生で一度だけ。その間は他のものの反転が継続できない。
後者は、単純に消したものは必ず元にもどせ、増やしたものは必ず減らせ、そんなことである。例え花一輪であろうが、花びら一枚であろうが、彼が消したまま放置してしまえば消す前と後でこの世に存在するものの量が変わってしまうことに変わりがない。彼が持ち続けられるタネの数が決まっていることも、これに由来する。尚、この世にちゃんと戻すのであれば例え砂漠に生えている花を湿地帯にまた戻す、というのでも許容される。が、その場合砂漠の花がそこに元々生えていたことになるので、戻した瞬間に枯れるなどする。
ついでに、この能力は基本“明確に二つの対極に位置する立場がある”事象についてのみ使用可能。生と死や、有や無や有色と無色やら何やら。
何もない空間に何かを元々存在していたことにして、対象物を取り出すことも可能だが、その場合は取り出したもの(例えば剣などの武器)で何か(敵など)を切ったり殴ったり癒やしたりだのした結果ごと能力解除時に消え去る為、取り出したもので攻撃をしても一時的な足止め程度にしかならない。

セリフ
一人称:おれ,おにいちゃん
二人称:きみ

自己紹介「すずーーーっ!!おにいちゃんお迎えに来……あれ、すずいない?ごめんね、うるさくしちゃった。おれ、すずのおにいちゃんの堪〈たま〉っていうんだ。すずのおともだちなら、きみもおれのことおにいちゃんって思ってくれていいから、宜しくね♡」

喜「……"今日もいもうとが元気そうです、かわいいです♡"」
「どーん、そでからねこちゃんはとちゃんばさばさー!……どーお?…………ほんと?よかったあ、きみが喜ぶならいもうとも喜んでくれそう!」

怒「そでは触っちゃダメ!!!!……ま、マジックは、タネを明かさないのが、えと、驚きの秘訣だから……ね?」
「……ね、その悪口俺の顔見て言えるかな」

哀「あ、見ないで、見ないで……みな、で、おれ、い、あ、め、目、変、なの、ほ、包帯、ほうたい、き、きれ、ちゃって……いわ、ないで?よそ、には……せけん、ていが」
「すずが……おにいちゃん以外のおとこと……喋ってる………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………う」

楽「あわ、わ、えと、べ、勉強とか教えようか?良い?じゃあ、ご、ご飯つく……そんな時間じゃないか。じゃあ、じゃあ……あっ、気にしないで?おれこうやって色々考えてる時間が一番楽しいから」
「きみを笑わせられてるなら、おれも楽しいよ。……嘘吐いてないからね?」

過去 育児期で荒れている最中に何度も妹の世話の邪魔をしてしまったせいか、やけに彼を嫌う母親に家族内で陰ながら虐待され、たった一人の妹ばかりを猫可愛がりし続け育った。
母親は感情的になるとすぐに堪に手を出し、目の青あざや機能不全や手や、身体のそこかしこにある傷もそれ故である。高校は通うも、大学には母親の反対で行っておらず、現在フリーター。以上。
声色も仕草も得意の手品も何もかもが妹の為に身につけ、整えたもの。身長だって何ならあんまり育ちすぎては怖がらせないか、と夜ふかしを多めにして抑えておいた結果。つまり彼の中心は妹。
妹に対して、一時でも暗い感情を抱いたことなんてない。……ない。
さあ、今日もかわいい妹を追いかけ、後をつけ、その一挙一動を日記に記さねばならない。あっ、今日は人体模型とデートかなっ?おれとはしてくれないのに………………

備考 彼は正直言って、母親との関係の崩壊からずっと母親にとっての息子である自分はそうでなくとも、“妹には”兄である自分が必要な存在である、と思いこむことで自我を保ってきた一面があるため、妹が兄離れをした場合最悪発狂する。本当は素直に妹の門出を祝いたいけれど、そんなことしたらおれのすがりつく先がなくなる。じゃあ、どうするべき?そんなことが後々こいつにぶちあたる壁であると俺は勝手に予想してるよ。

関係 募集 メッチャ してる

〈VI.恋人/飯縄涼香〉
すず♡⇄お兄ちゃん
大事に大事に育ててきた妹。何があっても、妹の笑顔があれば世界は華やぐし、妹の涙があればそれは終末の訪れを意味する。彼は妹の為なら何でもするし、何でもされる覚悟がある。お兄ちゃんは最強なのである。
妹の尾行とそれを記録に残すことが趣味なので、妹の有るところに堪有り。つまりはそういうこと。

「…………………すずが恋人を持つ前に周りの人間をせんべつしておくべきかもしれない」

〈II.女教皇/泉妻湊悟〉
そうくん⇄堪さん
寮の隣室同士であり、またときたま勉強を教えてと控えめに言われては過去の参考書をひっぱりだして一緒に頭を悩ませだす仲。堪の頭の弱さがここで裏目に出たか。
彼と話すことも、彼に頼られることも、彼の歌を聞くことも好きなので、暇なときは声を掛けたりするし、ほぼ弟同然に扱っている(尚、妹相手ほど酷くはない模様)。
しかし堪は彼より背が低いので、話すときは大体少し顔を見上げており、威厳はあまりない。

「そうくん、おはよーう!今日はちょっと曇ってるね、しかも部屋も寝てるときからずっとじめじめ……でも、そうくんの喉も乾きにくいし、そういうとこだと良いこと……なのかな?わかんないや、あはは!」