その６　草抜きが好き

タイトルを見て、嘘だろっ！って思いますよね。
本当です！

「じゃ、うちも！」
やりません！（これも本当）

草抜きが好き、
と言っても、
好きになったのは、
数年前くらいのことです。

なんだか無性に土が触りたくなって、
頼まれてもいないのに、
猫の額くらいの
我が庭の草抜きをした。
（猫の額くらいの庭なのに、
　　猫がフンをするから不思議）

やり始めて、気づいた。

草って、手ごわい。

根っこから抜いてやろうと思って勢いよく抜くと、
だいたい茎の途中でプチン。

ははーん。
俺に勝負を挑む気だな。
よーし、待ってろ！

ホームセンターへ、レッツＧＯ！
草抜き用の先がＶ字になっているシャベルを購入。
覚悟しろ！草！

その道具、根っこから
スポスポっと
草を抜いてくれる。
すごいね！やはり、道具だね。
（その時点で「腕はない」証拠）

１時間ほど没頭できました。
草抜き。

で、
抜いている間に、
草って
ジャンルがあるんだ！
ってことに気が付いた。

・毛虫みたいな穂を持ち、タネをめちゃくちゃ飛ばす系
・ぺターンと地面に葉っぱそのものを広げる系
・あっという間に伸びるノッポ系
・ノッポ系のなかに隠れ潜む系
・草なの？と思うほどかわいい花咲かす系

この中で、
ぺターン系とかわ花系のふたつをあえて、
全部抜かないでおいた。
この二種類は、
なんとも可愛げがあり、
我が庭によく似合っている。

むしろ、
増えていっぱいになればいいのに！
とさえ、思える。

２ヶ月後。

毛虫系とノッポ系が庭いっぱい...。
おい、
隠れても無駄だよ！
潜む系！