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【「世界の中心でY氏が叫ぶ(仮称)」を聞いた話】

♦︎国際情勢
アメリカの中間選挙は予想どおり。
上院は1/3が改選。共和党のトランプは負けなかった。
下院は全改選。民主党が勝ったが、ある意味予想どおりではない(もっと勝てたはず?)。
2年前にヒラリーが負け、3期民主党からトランプ政権になった。背景として、ヒラリーは民主党らしくない。
民主党は、バランス・均衡により、仲良く手を携えるタイプ。
共和党は、オレに従えついてこいタイプ(ブッシュ、トランプ)。
ヒラリーは、弁護士であり夫は元大統領のため、エスタブリッシュメント(支配階級)と思われた。

日本のマスコミは、議会のねじれと書いているが、異常である。アメリカのマスコミ及び国際金融筋は正常に戻るとことを予測している。
国際金融筋は、先読みをしてリスクヘッジをすることが通常であり、早く、正確な先読みで世の中を渡ることに命をかけている。

トランプは、先読みできない。アメリカのマーケットが、政府は金利を上げると予測すると、トランプはウラのウラのウラで下げてやり、マーケットは混乱している。トランプはツイッターに加入しているが、どこまで本気かわからない。議会の手枷、足枷があると先読みしやすい。

株式は、上がる。
安倍・トランプは仲がいいと思われていることもあるが、トランプは鼻にもかけていない。
トランプは、思いどおりにするだだっ子であり、足枷をするとあばれる。

トランプは、日本の農業と車に関税をかけ、防衛装備品を買わせ、在日米軍に思いやり予算をつけさせる。トランプの政策に日本は気をつけろ。

アメリカの対中国政策は、NO CHANGE。
対ロシアは、第三者的で面白い。プーチンは人たらしである。
例えば、対中問題は、米ロで圧力。ロシアと協力して、イランを封じ込める。

トランプは、韓国にフラストレーションがある。日本と韓国に圧力をかけるが、ムンジェインは北寄りであり、中国に寄りながら南北の連携をしている。
日本人の徴用工の報道は、なぜ今?であり、韓国人もビックリしている。
ムンジェインは、北朝鮮の支援をし、日本からいただくものはいただく。
朝鮮の南北統合は、中国、ロシア、アメリカが嫌うが軍資金がないため、日本から引き出す考えである。
最終形は、アメリカは出さない。中国はちょっと出すかも。日本の永田町は、アメリカにことわりながら出す。

少しでも日本から韓国にパンチを。
しかし、日本は韓国に大人材キャンペーンを行っている。韓国の若者は職がない。
韓国は、日本が韓国にひれ伏すとみている。
日本の対策として、韓国の金融に金を貸さなければよい。
韓国はドルキャッシュであり、日本が出している。止めれば一発アウト。金融が止まれば経済も止まる。
韓国は、アメリカに見切りをつけ中国に向かう。

中長期的には、米国の大統領選挙によるため、わからない。
米中関係は、ヘゲモニー(覇権)の争いになる。
制宙権の争いのことであり、人工衛星がビジネスをコントロールし、ミサイル情報や位置情報など、経済・軍事を制することである。

NASAは、「宇宙を制する者は世界を制す」と述べている。日本人は平和ボケしている。

中国は単独宇宙開発(有人)をしている。米ロは、一緒に宇宙開発をしている。ロシアのソユーズには、アメリカ人もいる。

中国の単独宇宙ステーションの開発は、アメリカが怒る。米技術も奪っている。

ディール(取引)は、関税のかけ合い。アメリカの中国からの輸入額は5000億ドル。中国のアメリカからの輸入額は1500億ドル。アメリカは対中貿易依存が高い。

日本は、東南アジア経由で日本の半導体をアメリカに売れる。多少価格をたたかれるが十分にいける。アジア通貨安にもっていけば、アメリカはOK。人民元も安くなる。
アメリカは、貿易問題が長引けば中国のみ制限する。
アメリカは、本気でたたかう。中国は、あやまるしかない。

APECでは、トランプは融和を予定。ペンスがガツンとやり、トランプと習近平が落としどころに行く。
習近平が謝るのは面子があるため、WTOの国際ルールを強化することでよしとしてやるのがトランプの考え。
中国は、国際機関に従い、アメリカは利が取れる。事務レベルでは合意しており、アメリカの勝ち。

トランプは、中国、ロシア、イラン(重要国)を警戒している。
アメリカが一番大事にしているのはイスラエルであり、イランと対立している。ペルシア人は屈強であり、ユダヤ人はコテンパンにされた。

イランの6か国協議からアメリカは離脱。ドイツ、フランスは怒る。しかし、アメリカはドイツの駐在大使を呼びつけ、フォルクスワーゲンの決済をさせない考え。アメリカドルは基軸通貨であり、フォルクスワーゲンのキャッシュフローは一発アウトになる。

中東のイランには日本も気をつけろ。イランにものが流れると、日本もやられる。アメリカ財務省は、イランのマネーロンダリングを検査すると言っている。
イランは、中国の一帯一路にのっている。アメリカはイランに制裁をする。

米中貿易摩擦は、人民元安、中国株安になり、しばらく戻らない。又はゆっくり戻る。アメリカにはメリット。中国はビジネスで困る。日本企業は考えるとき。
アメリカが11月末に中国への拳を下ろすことをマーケットはみているが、米中のつばぜり合いは続く。

ヨーロッパ情勢はブレグジットでぐちゃぐちゃ。
メイ首相は、閣議は通したと言ったが、与党から手ぬるいと言われている。国内与党は分裂。
(移民難民の件は、大陸の国の与党と協議しては?)
平成31年3月までは、何も決まらない。
EC加盟28か国のうち先進7か国は出ていくか?

マクロンは、フランス各地で反対デモがあり、大変。ルペンは、フランスでは自国第一主義。マクロンはヨーロッパはひとつと言っているが…。

平成31年のヨーロッパ情勢は読めない。米中関係は、見通しあり。

アメリカの中間選挙の結果、マーケットは良くなる。

米中対立は、11月に上げた拳を下ろせばマーケットは安心(stable)。

アメリカの企業業績は、12月に入って株価を戻してくる。
国際金融は、12月末はクリスマスでお休み。ドラスティックはない。正月休みは1/1だけ。1月からジワジワ上がる。
キャリートレードは株上昇のバブルを招く。
借金は安心・安全の通貨で。日本円は金利が安く安心。ユーロ・ドルが売られると円安が起こりやすい。日経平均は、24000円〜25000円を予測。

金利について、アメリカは12月に金利を上げる。トランプはダメだと言わない。マーケットは、次年度指標金利を3回上げると聞いている。3%を超えると高い水準であり経済成長率につながる。
2020年にもう一度上げて終わり。アメリカは世界にばらまき、通貨供給量を調整。

日本は、マイナス金利をやめること。
安倍首相は、9月の国際会議で外国人から借金を返せ(ギリシャより高い)と言われている。
消費税を上げて、借金を返すのかを外国はみている。2012年のイタリアでのユーロのように、外国は売り抜ける。
黒田日銀総裁は、マイナス金利をやめることもあるかも。

原油価格は、60ドル〜70ドルで今年は変わらず。オイルマネーが過激派にいくことにロシアはうるさい。
ある程度高く、でも高すぎるとダメ。
マーケットが動かして、55ドルまで落ちるとみている。
メジャーによるインテンショナルなブライスコントロールが働く。

来年3月以降の予測は、イカサマである。変わる要件が多すぎて読めない。エクスキューズをみること。

来年は、丁寧に情勢を読むべし。
先読みできないときは、基本に戻る。やるべきことをやる。
ビジネスでは、コスト減・売上増。ギャップをひろって、ノウハウ・技術を極大化、コストは極小化。
販売量を増やすのではなく、技術も。良い製品は、価格を上げる。
人とAIの共存・共栄。機械でできないものは人間で。機械は人間がコントロールし、人から機械になるものを捜す。

すべきことをやれば、世界がどうあろうと日本は大丈夫。

「我が社が頑張る」を増やすと内外で助かる。その年が来年であり、多くを望まないこと。儲かるところは儲かる。

例えば、とある電気電子の会社では、文系女子が機械化を進めており、利益率30%超である(製造業は通常5〜6%)
少量、変量、多品種化。

部品のメンテナンスのパーツ情報から、どこでどのようなトラブルかわかり、新製品が生まれる好循環となる。

トヨタはグローバル大企業であるが、マーケットシェアで生き延びるのはこれだけ。

中国、韓国の技術は中抜けしており、アメリカにはボーイング、エアバスに技術がある。
大企業は多量、中品種、高利潤であり、グローバルマスを取りに行け(トヨタぐらい。NTTは?)

日ロの北方四島について、ロシアは沖縄方式により、2島にロシア人のロシア軍隊を置く考え。プーチンは4島返還し、アメリカから日本を引っぺがす考えがある。ロシアは、北方2島にアメリカの軍事基地ができることを心配している。
GDPベースでは、ロシアは経済を下げ、軍事を上げて変わらない。

日本とイギリスは島国であるが、イギリスの権威からすると、アメリカよりイギリスが下がると秩序が保たれない。イギリスが上で日本が下である。
イギリスが分裂すると、キングダムの崩壊になる。

大学教育について、ユニバーシティ(何でも屋、ジェネラリスト)ではなく、カレッジ(専門性)を目指すべき。
ジェネラル・ユニバースは高校でOK。

ドイツの学校教育は専門のマイスター制度であり、日本も制度の勉強を。

日本の低学年教育・初等教育では、ノウハウよりも魂を。中学ではジェネラルを。

(了)

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