LJL 2022 Summer Split Playoffs Round 3 1戦目 感想?分析?雑記?

1プレイヤーの個人的な意見です。戯言です。
また思ったことをそのまま書いているだけなので、
見づらい点に関してはご了承ください。

1戦目BP画面

各チームの構成の特徴

・各レーンの相性はTOP:SG有利、MID:SG有利、BOT:SG微有利。
・MIDレーンにアカリ・サイラスを置いている為、お互いのチームはウェーブクリア能力が低い。
・お互いのTOP、MIDレーナーはサイドレーン配置の適正あり。
・SGエンゲージ能力は若干低い。集団戦や劣勢時には少しアイデアが必要。
・SHGはノーチラス、ヘカリムといったエンゲージが得意なチャンピオンがいる為、集団戦で仕掛けやすく、劣勢時に返しやすい。
・SGのポーク性能はルシアンR+ナミEを使えばあるが、ほぼ無いと言っていい。SHGもほぼ無い。
・お互いピール性能はそこまで高くはない。
・BOTレーンのゲーム開始14分までのウェーブ主導権はSG有利な為、
SGはヘラルドファイトに寄りやすい。逆に言えばSHGは寄りづらい。
・TOP/MIDのゲーム開始14分までのウェーブ主導権はSG有利。
・ヘラルドタイミングでの集団戦は、人数が同じであればSGが有利な場面が多い。SHGはノーチラスがレベル5、6の時に強力な為、SHGが人数有利な場面の時に必要不可欠になる。
・パワースパイクはルシアン・ナミを入れている分、SGの方が前半強い。
ただしSHGはアフェリオスを入れている分、後半強い。
・タワーシージ能力はお互い低い。お互いにウェーブクリア能力が高くないので、ウェーブを押し付けられた時にキツイ。

BPまでの構成の印象

両チームのBPの印象はSGは序盤強めの攻撃的なピック、SHGは攻撃的な要素を残しながら中盤以降に重きを置くようなピック。

全体的に序盤のレーニングでSGが強めなピックをしている為、序盤の主導権はSGが握りやすい。
そういった構成でSHGで重要なポジションとなるのは、やはりJGという存在。
ただ逆に言えばJGの関与が無ければ全体的に有利を作りやすいSGとしては、相手のJGの動線を知る必要がある。そうなるとSGのJGはチームの為に視界を確保したり、相手のジャングリングのルートを知る必要がある。

20分以降だとSHGはノーチラスを筆頭にエンゲージ能力が強い構成を活かし、集団戦で先にエンゲージしたり、不利な時には相手を捕まえやすい構成になっている。
一方SGはあまりエンゲージ能力が高くはない。
相手をキャッチする能力はレネクトンW、ウーコンR、ナミのRQくらいだが、どれも遠くのチャンピオンを捕まえる能力は低い。
SGが劣勢時の時には返すのが難しく、相手の裏を取る・視界を予め確保していて相手が寄るのを待ったりするアイデアが必要になるだろう。

ゲーム中の感想

ゲーム開始20分まではSHGのヘカリムが非常に上手くゲームメイクをし、ガンクをBOTレーン中心で決めている。
ただ悲しい事にSHGがソロデスするのが目立つ。
グウェンのソロデスやサイラスのデス。これが無ければSHGの有利もっと広げていた。
ちなみにこのサイラスデスに関しての私の見解は以下のツイート参考。

ゲーム開始20分以降、大きく動いた場面はやはりクラウドドレイクでの集団戦。"クラウドドレイクがこの位置にずっといるのであれば”SHGは配置がとても良く、下記画像を参考にしてほしいが、赤丸で囲んだところはSGは視界が確保できていない為、もしもレネクトン・ウーコン・アカリにアフェリオスが狙われた際、赤丸のブッシュに逃げる事が可能となる。
この時ノーチラスはコントロールワードを1つ持っているのでドラゴンピット内や近くのブッシュ等に置くとなおよいが、それでも配置としてはかなりSHGに有利な場面だった”はずであった”。

ゲーム開始20:52。赤丸のところはSGには視界が無い。
なぜリセットになったんだ。説明してくれR社。

クラウドドレイクがリセットになった為、アフェリオスが前に出ないとクラウドドレイクに攻撃できなくなってしまった。
その為アフェリオスが前に出る所をレネク・アカリ・ルシアンが狙う。
ノーチラスがアカリに対してQを放つが、アカリは即座に煙幕を使用。
その為ノーチラスのRの対象に出来ない+レネクトンが前に出ていたため、即座にレネクトン1体にRを打つ+ゾニャを使用。
この時にレネクトン1体だけにRを打つよりはルシアンにRを使用できていれば良かったのだが、一歩間違えるとゾニャを使用する前にレネクW+ルシアンによって倒されている場面だった。
それよりも気になるのはサイラスが奪ったウーコンRの使い方だ。
ウーコンが前に出たのでクラウドドレイクを取らせないために1回目のRを使用するのはわかるが、2回目もRを使用してしまっている。
この時にウーコンを落とす為にサイラス(ウーコン)Rの2回目、ヘカリムE、グウェンQRを使用しているが、全てそれはウーコンの分身の為、全てが不発に終わる。
更にはナミがサイラス・ヘカリムの2体にQを当ててる為、サイラス・ヘカリムが動けるようになった時にはスキルが全て無いノーチラス・ひん死のグウェンのみだった。
その後はルシアンに対してノーチラスF AA+ヘカリムRで落とそうと考えるが、ルシアンがゲイルフォースでヘカリムRを避ける。
ただクレンズの発動が早すぎた為にノーチラスのAAのスネアを食らってしまい落とされてしまうが、その間に1人孤立となってしまったアフェリオスが落とされ、結果クラウドドレイクを獲得したのはSHGだが、SG1デス:SHG3デスの交換となってしまった。
集団戦の前は33.5k:36.0kの2.5k差だったが、集団戦後は35.7k:36:8kの1.1k差までSGは縮めた。

個人的にこのファイトで重要になったのはアフェリオスの動きではないかと思う。
裏からウーコンが回ってこないように青トリンケットを置き、ウーコンが回ってこないという事を確認している。

青トリンケットを置き、ウーコンが裏から回ってくるか確認できる

その後ドラゴンピット内で狙われてしまうのだが、この時にドラゴンピット内からリバーブッシュにフラッシュをすればウーコンの脅威も無くなるし、アカリ、レネクトンをキルできた可能性が高い。
アフェリオスRの硬直が解けた後のアフェリオスAA後にウーコンRが入っている為、もしもこの時にアフェリオスがフラッシュでリバーブッシュにFしてからAAをしていたのなら、未来は確実に変わっていた。

矢印方向にフラッシュをすればウーコンの脅威がなくなる

その後はSHG側に細かなミスが響く。例えば24:11のBOT1stタワーダイブでSGが1タワー2キルを取った場面も、MIDレーンにいたルシアンがTOP側のリバーに向かっていない+姿が見えない、サイラスがTP無い+アフェリオス・ノーチラスが遠い中で、BOT1stタワーに相手3人がタワーダイブをしている状況でヘカリムがグウェンを助けに前に出すぎたのも気になるし、26:00付近のワンチャン狙ってからの失敗した後にアフェリオスが落とされたりするのが痛い。
そしてSGがグローバルゴールド逆転し、その後の集団戦もSG有利になり、結果勝利したのはSGとなった。

あとがき

SHGは非常に惜しかった。
勝利をつかむ事も十分できる状況であったが、細かなところでSGが勝り、結果敗北となってしまった。
逆に言えばSGは序盤ヘカリムのガンクできつい序盤になったにも関わらず、苦しい劣勢の状況の中でもチャンスを見つけたら突き、集団戦で個人個人が的確なプレイをした事で勝利した。

また少し個人的な意見ではあるが、SHGがグウェン・ヘカリムをピックした場面に違和感を感じる。
サイラスだけではAPダメージが足りないと感じたのであれば、例えばグラガスやケネンをピックするのも良いし、サイドレーナーとして適正がある先出し有効なチャンプをピックするならレネクトン・ナーをピックするのも良かったはず。
もちろん、それらのチャンプよりはグウェンはキャリー性能が高い為、もしもグウェンが育った場合はグウェン中心でゲームメイクをするという考えもあったかもしれないが、個人的にはこのピックをもう少し違うピックであれば違う未来もあったのではないかと思ってしまう。


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