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"待つ"の大切さ

晴天が続き、日中の野菜はうなだれるようにダラ〜んとなってますが日が落ちて暫くすると
葉が花が咲いているように開いてくる。

翌朝には、葉の表面に水滴が💧ついていて水分を根から吸収しているのが分かる。

朝、昼、夕方と観る時間を変えて観察すると判断を間違えないで済む。

⚠️ここから先はあくまで私の見解なので、参照程度に読んで下されば有り難いです。

私は、有り難い事に全く違った土質の所で畑を管理させて頂いたので疑問が生まれて園長に質問した。

「大豆を育てる過程で、黒ボク土で日照時間が長い所は摘芯(成長している1番上の茎を切る=脇き芽を増やして花を多く咲かせる)しなくても低い位置で成長が止まり、実を沢山つけますが湿気が多く茶色の少し粘土質の日照時間が少ない所は、
摘芯しないと上に伸びて実がさほどつかないのは何故ですか?」と聞いてみた。

黒ボク土は、窒素成分よりリン酸カルシウムが多いので野菜にしてみれば栄養バランスも良く、豆にとっては育ち易いのかな。

茶色で粘土質の所は窒素成分が多く、子孫を残す方のエネルギーではなく野菜自身が自分の成長の為に上に上にと伸びていく。特に日照時間が少ないとその傾向にある。

それでは、リン酸カルシウムを増やしていく為にはどのようにしていけば良いのか?

早く改良しようとするなら、骨粉肥料(魚肥)などを使うのが良いが、意外とリン酸カルシウムを短期間に増やそうとしても無理があるそうです。

地道に草を刈り、そこに米糠を撒いて微生物を増やしていく。

ソルゴーなどの糖分の多い野菜の種を蒔き育ててそれを刈り落とし土に還す事により微生物を増やす。

藁なども土に還す事により、藁が分解されアミノ酸になり土作りには良い。

とうもろこしも🌽糖分があり、切り落として土に還すだけでもいい土作りになる。

自然環境など考えて畑を作っていくのか?収益を考えて畑を作っていくのか?

両方兼ね備えてするのが1番だと誰もが分かっている。

可能にする仕組みを作るのが、本当の仕事だと思います。

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