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秋の虫のコンサート in the ログハウス
9月に入ってからもきびしい残暑が続いておりますね。もう勘弁してくださいなと言いたいところだけれど、いったい誰に言えばいいのやら。
それでもここ伊豆高原は街の方よりもだいぶ涼しいらしく、朝夕あんなにやかましかったセミたちの大合唱も、だんだんと声が小さくなってきました。そろそろシーズン終盤なのかも。
そんなセミに代わって、近ごろ台頭してきたのが秋の虫たちです。あんまり詳しくないけど、たぶんコオロギかな?ほかにもいくつかの異なる音色がミックスされて聴こえてきます。秋の虫たちの声は耳にやさしくて良いですね。夜に聴くととてもリラックスできて、心地よく入眠させてくれます。
ただ最近、ちょっと気になっていることが。3日ほど前から、ある一音だけ妙に大きく聴こえるようになったんですよね。。。「チッチッチッ」っていう声が。しかもなんかめっちゃ響いてるというか、ビブラート効いてて臨場感がある。
あれ?もしかして、リアルに近くにいる?家の中にいる・・・??姿は確認していないから実際にどうなのかは分からないけれど、どうやら2階のどこかにいらっしゃるっぽいです。
窓から入ってきてしまったのか、庭仕事帰りの私に付いてきてしまったのか、、、もう3日間もこのログハウスにいるようだけど、ここが人間の家だってこと、本来の住処じゃないってことは判ってるのかな。たぶん外に出られなくて困ってるよね。ごはんはちゃんと食べてるのかしら。というか、この子は普段なに食べてるんだ?
鳴き声を手がかりに調べてみると、どうやら「カネタタキ」という虫のようです。漢字で書くと「鉦叩」。チンドン屋さんが鳴らしてるアレですね。たしかに、音は似てるかも。かわいい音色です。
1~1.5cmほどの大きさで茶色のボディ。家の中に侵入してくることも多いと書いてあったから、今回のケースはそんなに珍しいことでもないみたいですね。雑食で、わりと何でも食べられるらしい。だったら家の中でもなんとか生き延びていける・・・かな?
私も夫も、虫は平気な方なので、即刻追い出してやる!とは思っていないけれど、どこに潜んでいるのか分からないというのはちょっとこわい。知らぬ間に踏んづけちゃうかもしれないし。。。
もしご対面する機会があれば、そっと外に逃がしてあげよう。それまではこの臨場感あふれるコンサートを、ちょっぴりそわそわした気持ちで楽しもうと思います。
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