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【白馬に】烏アルセウス【勝ちたい】

はじめに

スターバース発売から約2週間、環境も変わってきましたね。

依然としてトップに君臨するのがミュウVMAX。
後攻1ターン目に高確率で210ダメを叩き出し、以降もそれを連発。
パワータブレットやベルト、あるいはフュージョンエネルギー4枚で、それ以上の火力も簡単に出してくる化物デッキです。

ほとんど隙が無いミュウVMAXデッキですが、真に強力なのはゲノセクトのフュージョンシステムでしょう。
場にいるゲノセクトの数だけ特性を使うことができ、1ターンで10枚以上引く場合もザラにありますからね。

ちょっとおかしいよ……と思ってるポケカプレーヤーも多いのではないでしょうか。

現状、このミュウVMAXデッキに対抗できるデッキが環境で生き残れるデッキでしょう。

対策は主に4つ。

①ゲノセクトの特性を封じる
②悪タイプで弱点を突く
③特殊エネをメタる
④非Vでサイドレースに勝つ

これらに対し環境で活躍中なのは、

・雪道白馬アルセウス…①
・ドガスフーパファイヤー…①②④
・ジュラルドンアルセウス…③
・れんげきテンタクル…④
・ドガスダイナ…①②

辺りでしょうか。

個人的にデッキパワーが高いと思うのは「雪道白馬アルセウス」。
Vポケモンの特性に頼るデッキはほとんどロックされてしまうため、ムゲンダイナやジュラルドン、またアルセウスVSTARに対しても強く出ることができます。

「こだわりベルト」+「ダイランス」で280ダメ=アルセウスVSTARを1パンでき、アルセウスデッキに対しても強く出られる点も評価が高い。

そんな「雪道白馬アルセウス」メタで検討したのが「烏アルセウス」です。

デッキレシピ

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ざっくり言うと、
「雪道白馬アルセウスデッキの、白馬を烏に変えて、ドータクンを投入したデッキ」ですわ(笑)

なので、基本的なデッキコンセプトは白馬アルセウスとほぼ同様です。
アルセウスVSTARでエネ加速しつつ、雪道を速攻で貼って相手を止める。

ここからは、「白馬とどう違うの?」という点に絞って説明します。

白馬デッキとの相違点

①アーマーガア⇔白馬

・HPはV、VMAX共に同
×技のダメージが白馬より10低い
○VMAXは逃げエネ0
○技を打ってもエネルギーをトラッシュしない
×技を打った次のターンは技を使えないので、要交代
・技に必要なエネルギーは3

まず、VMAXの技の粗点が240のため、こだわりベルトの+30込みでもアルセウスVSTARを1パンできません。

でも、白馬相手には弱点で1パンできます。

ただし技を連続して打つことはできないので、ベンチのもう1体のVMAXと交互に技を打つか、一度逃げて入れ替え札で戻ってくる必要があります。

白馬と異なり起動に3エネが必要ですが、アルセウスで加速することが前提なので、そこは白馬と大きな差はありません。

2ターン連続で技を打つことはできませんが、基本的にベンチにはアルセウスVSTARがいるはずなので、次ターンはアルセウスで攻撃します。

その際、2匹目のアーマーガアにエネ加速できるのがベストです。

②裏工作ライン⇔裏工作+ドータクン

裏工作ラインの数が白馬デッキより少ないので、安定感はやや落ちるかもしれませんが、許容範囲と思います。

ドータクンまで立てるのは大変ですが、特性メタルトランスにより、

・モミでダメージレースを逆転
・2体目のアーマーガアを加速なしで即起動

といった動きができるので、デッキとしては必須です。
モミは2枚入れたいところではあります。

③こだわりベルト⇔大きなおまもり

上記の通り、アルセウスVSTARを1パンできないので、逆にこちらはアルセウスVSTARを1パンされないようにする必要があります。

また、後1メロディアスエコーによる1パンの要求を(一応)上げることができます。
(とは言えアーマーガアVのHP210、アルセウスVのHPは220なので、お守りをつけても240~250。ミュウ側の要求札はタブレットorベルト1~2枚なので、文字通り「お守り」程度の効果ではあります……やっぱりあのデッキはおかしい)

とは言え、ベルトがあれば270は出せますし、アーマーガアVのスカイハリケーンの素点190が220になり、Vポケモンを1パンできるというメリットもありますので、ここの配分はいじっても全然問題ありません。

④メタルソーサー⇔メロン

×メロンと違い、バトル場のポケモンには加速できない
×3ドローがない

以上の理由により、エネ加速の質はメロンに軍配が上がります。
白馬デッキならメロンは複数採用されると思いますが、そもそも「ダイランス」と違い技でエネルギーをトラッシュしないので、ここの枚数は1枚に絞りました。
エネ加速手段としてはキバナも使えます。

⑤エネルギー転送⇔たっぷりバケツ

引ける枚数が1枚減りますが、「たっぷりバケツ」の場合、1枚は手貼り、もう1枚はクイックボールなどでトラッシュしてメロンで加速、という使い方が多いです。
トラッシュからのエネ加速をほぼしないので、手貼りのための1枚が引ければ十分です。
できれば2枚採用したい。

⑥鋼エネルギー⇔水エネルギー

インテレオンsが技を打てないのが痛い。
可能なら1枚くらい水エネルギーを入れたいところです。

まとめ

いかがでしょうか。
「白馬の方が安定するんじゃね?」と思われるかもしれませんが、結局のところ「スターバース」+「裏工作」がめちゃ強なので、これでも十分回ります。

・雪道で相手を止められる
・白馬を1パンできる
・モミで1ターン生み出せる

のがこのデッキの強み。

一度試してみてはいかがでしょうか。

今回は以上です!
(前回までの違い、記事を長くしすぎないよう意識してます)

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