墓じまいを簡単に終わらせる方法②
続きです。
弟の嫁は「そんな価格で売却は出来ない。
今後の不動産業者との交渉はこちらでやる。」
怒ってそう言ってきた訳です。
しかし何も知識がないので暫くは動きも見られず‥
私は業者と実家の片付けや数多くの本を古書店に売る段取りをしました。
不動産業者の方が大変親切な方で全て業者に手配して下さいました。この方で本当に良かった、心から感謝しきりです。
母は生前数多くの本を古書店に売りたいと話していました。お金は要らないのでただ売りたいだけだと。価値があると思っていたようです。
うちは父もそうでしたがとにかくモノを捨てない、捨てると怒る。こんまりさんの本など読む気もしないような人間です。それで喧嘩になることもしょっちゅうでした。
母一人になってからはますますモノが増えていき、ゴミ屋敷に近い状態でした。
廃棄業者と古書店に依頼し日程も決まり、弟にもその旨話しました。
しかし彼の関心ごとは空き家となった実家をいかに高額で売るかなので全く関心がありません。
古書店に売る当日は私も立ち会い全て売るのは難しかったのですが、母の願いを叶えられたという安堵の気持ちでした。
廃棄業者も2日間に渡って作業が終わり全て家の中は撤去され、空き家となった家に向かいました。
何もない家の中に入ったとき、引っ越してきたばかりのことを思い出しました。
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