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【らべあろ企画】日本の世界遺産・東日本編〜富岡製糸工場と絹産業遺産群〜
高校野球だお盆だ何だと夏休み気分でいたら、すっかり出遅れてしまいました😂
でも、〆切には
まだ間に合うはず!
いつも俳句を楽しめる「らべあろ企画」
今回は「日本の世界遺産・東日本編」!
(西日本も楽しみにお待ちしております🤭
だって沖縄……🤫)
ご案内記事のなかにあった場所で
いちばん行ってみたいのは
古都・奈良と法隆寺なのですが……
そことは別で、気になるところがありました。
富岡製糸場です!!
大正ロマン漂うレトロな外観
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114919476/picture_pc_2b50c5cefaef4fa9787d1f197db20dfc.png?width=800)
この赤煉瓦も詠みたかった……😭
袴すがたの可愛らしい工女たち
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114919714/picture_pc_f5fc875ce192644f526239619529490c.png?width=800)
そして、アートの集まる場所でもあります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114920116/picture_pc_8413b832d9851158f9019d3b7c575c6a.png?width=800)
以前から、なにか惹かれる場所なんだよなぁと
思っていたので、いい機会です。
富岡製糸場について学びつつ、
俳句にできたらと思います。
白練の絹のスカーフ小鳥来る
富岡製糸場は明治5年(1872年)、
群馬県富岡市に設立された
日本初の本格的な器械製糸工場です。
ラベンダーさんも
御記事内で仰っていましたが、
150年も前に作られた建造物が、
空襲を免れ、上の写真(赤煉瓦)のように、
当時のまま保存されているのがすごいですね!
また、富岡製糸場は
フランスから生糸をつくる技術を導入しており、当時としては世界最大の規模を誇っていました。
のちに日本の気候に配慮した器械がつくられ、
働いていた工女たちが、後続の製糸工場で
この器械を使って、各地で生糸の技術を伝えていったのです。
この伝統と歴史は現代に脈々と受け継がれ、
富岡シルクと呼ばれる、富岡産の繭100%を
使用した、純国産のシルクが作られています。
美しさ、しなやかな肌ざわり、心地よさ……。
一度でいいから、
実際に触ってみたいっ(*´Д`*)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114916988/picture_pc_93a0d02c0dfa739a790d3bb1f64b270d.png?width=800)
製糸工場内の東置繭所・南側スペースにある
「富岡シルクギャラリー」には、こだわりの絹製品がたくさん!
ネクタイやハンカチ、
ブックカバーにペンケース、
名刺入れやコスメ商品だけでなく、
フランス人画家とのコラボ商品
「絵画スカーフ」など、
たくさんの絹製品が展示・販売されています。
あなただけの「宝物」に出会えるかも!?
幾千の糸繰る指や彼岸花
こちらの映画は、2017年、
「富岡製糸場映画制作委員会」によって
制作されたものです。
「紅い襷〜富岡製糸場物語〜」
物語の舞台は、もちろん富岡製糸場。
激動の明治初期、「日本人とフランス人の女性がともに時代を切り開いた証」の場所です。
日本各地からやってきた工女たちは、
フランス人教師の厳しい指導や、
出身地などによる待遇の差、
容易ではない糸取り作業など、
数々の苦難に立ち向かいながら、
「紅い襷」を掛けることを許される
一等工女になり、技術を習得し故郷に戻る日を
夢見ているのでした。
予告編、ぜひ見ていただきたいです。
ちょっと泣きそうになりました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114924192/picture_pc_cb8c3523c38ada684c45b6178c6ae92b.png?width=800)
蟋蟀やクラヴサン待つ置繭所
富岡製糸場の西置繭所は、現在
多目的ホールとして、公開活用されています。
上の写真(アートの集まる場所)のように、
絵画展などが開かれていたり、
定期的に落語の独演会も開かれているとか。
ガラス張りのオシャレな空間。
この建物そのものがアートです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114918529/picture_pc_206c3c7650dbf24cf3bca68646fd336a.png?width=800)
今年は明治天皇・皇后両陛下が
富岡製糸場を行啓して150年の節目です。
創業開始まもない頃の、両陛下の行啓。
この場所が、近代化への先駆けとして期待され、注目されていたということがわかります。
それを記念しての演奏会が、
10月に開催されるようです。
こちらで詳しく↓
ちなみに、クラヴサンというのは
「チェンバロ」のフランス語です。
バッハやヘンデルと同時代(バロック期)のフランスの作曲家・ジャン=フィリップ・ラモー、そしてフランソワ・クープランらが、
たくさんの、美しい
「クラヴサン組曲」を残しています。
こちらのブログ↓で、ラモーの
クラヴサン組曲が少し聴けます。
富岡製糸場について調べているとき、
「フランスの技術を導入〜」のくだりで、
フランスの文化を入れた
俳句を作ろう!
と決めていました。
ラモーやクープランのクラヴサン組曲は、
いつもうっとりしながら聴いているので、
取り合わせには迷わずにすみました😅
いつか、チェンバロ(クラヴサン)に限らず、
西置繭所での演奏会、
聴きに行ってみたいです。
おまけ
紹介した以外にも、
見どころがたくさんありそうな
富岡製糸場。
↑こちらによりますと、
工女風着物で街歩き
富岡シルクのエステ体験
富岡シルクのクラフト作り体験
盛りだくさんで、
ぜんぶ楽しそう……(๑˃̵ᴗ˂̵)
でもこれは「富岡製糸場」というより
「富岡市」のカテゴリーになるのでしょうか😂
「絹産業遺産群」……どこまで!?
いただいたサポートで、たくさんスタバに通いたい……、ウソです。いただいた真心をこめて、皆さまにとどく記事を書きます。