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リターンイベントVol.1 開催レポート

1月27日第一回リターンイベントを開催しました。
第一回イベントのテーマは「出会い」
『育休のリアル』本編の第二章です。

ゲストはマナ助産院の永原郁子さん

<マナ助産院院長> 永原郁子
マナ助産院 院長/いのち語り隊 代表/一般社団法人小さないのちのドア代表理事
1993年マナ助産院を開業。
2000年に性教育グループ「いのち語り隊」を立ち上げ、「性を語ることは、生きることを語ること」という信念のもと、「いのちと性」の大切さを年間約120か所で語る。また、育てられないと悩む女性が24時間訪れることが出来る「小さないのちのドア」を2018年9月よりスタート!
https://door.or.jp/archives/1783

イベントでは、かわいい新生児の写真とともに出産の仕組みを教えていただきながら、赤ちゃんがお腹の中で守られていること、今も周りの人に守られていると伝えることは子供の自己肯定感につながるとお話しいただきました。


永原さんはどんな形の出産方法もそれがお母さんと赤ちゃんにとって「一番いい方法」とも仰っていました。
自然分娩でも、帝王切開でも、予定より早く生まれても。
イベントには帝王切開で出産したという参加者もいましたが、先生の言葉に安心したという声が聞かれました。


一方で日本の子どもたちは自己肯定感が低いと言われています。
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r01gaiyou/s0_1.html
親が伝えられることは何なのか考えさせられる調査結果です。
「私なんて…」という子どもは、”生きたい”というメッセージを投げかけてきています。それを見逃さず、誕生、存在を肯定する言葉をかけてあげることは大事、とのことでした。

また質疑応答のコーナーでは、「パパの産休はいつ頃からがベスト?」「子どもの性のことに聞かれた時にはどう答えればいいか?性教育はいつからすればいいのか?」「一人目の出産が痛すぎてついそのことを口に出してしまう。どうしたらいいか?」などの質問があり、永原さんに一つずつ丁寧に答えていただきました。

最後に永原さんの活動として、「小さないのちのドア」のことを教えていただきました。24時間対応のこのドアへの相談件数は、活動開始後28か月で14,342件、様々な事情を抱えた方が相談に来られています。
さらに昨年末には、安心・安全に妊娠出産をしてもらうための環境づくりのため、マタニティホームを助産院の横にオープンされました。


「赤ちゃんは希望を持って生まれてくる、その環境が、幸せに育つことができる環境でありますように、そのための活動を発信をしていきたいと思います。」とのことでした。

お母さんと赤ちゃんが最初に出会う出産。
お母さんが出産を肯定的に受け止め、それを子どもに伝える大切さを教えていただいた貴重な時間でした。

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Written by イベントチーム


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