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『育休のリアル』感想文 Vol.2

今回の感想文は、イベントチームのリーダーとして、最後までこのプロジェクトを引っ張ってくれた、さとみんのご両親から届いたご感想です。

私たちの親世代の方々に読んでいただけるというのは、個人的にとても嬉しく、貴重な体験だと思いましたので掲載させていただきました。

前半はさとみんのお母様、後半はお父様からです。
(お二人とも関西圏にお住まいなので、ところどころ関西弁です♪)

<お母様>
『育休のリアル』読み終えました。
子育てに関する悩みや喜びは世代を超えても共感することばかりやったわ。
でも育休に関しては、昔、取るなんて夢のまた夢だったので、今の若いお母さんの意見は新鮮だったし、30年前に私が描いていた人生そのものだったので羨ましく思いました。
また社会も大きく変化したので、若いお父さんの意識が変わって、いかに協力して共働きをしていくか、きちんと話し合っているところに世代間格差を痛烈に感じたわ。
そして、もう一つの大きな違いは、乳幼児がいても自分のやりたい事を諦めずにすむようになってきた事だと思うわ。
外出するにしても、いくら車の運転が上手いお母さんでも、昔はチャイルドシートが無かったから、子連れで出掛けにくかったし、私達親世代は子連れで外出するのに否定的やったから、みんなにいろいろ言われたわ。
レストランでも子どもお断りって平気で言ってた店もあったしな。
我慢ばかりしていたように思う。
パソコンなどが出てきて、(デマや炎上で傷つける連中もいて問題もあるけど)リモートで話せたり、得意な事を教えあったり出来るのも今は有難いよな。
昔はコミュニティと言えば、同じマンションの同じ年頃の子を持つママ友のみ。
息苦しくてしんどかったわ。
最後の『みんなのページ』のJ君の写真が可愛いな。
さとみんの文章も本音が伝わる文章やったわ( ^ω^ )

<お父様>
お父さんも読ませてもらいました。
この本は、これからお母さんになる人、既に赤ちゃんがいて、育児の真最中の人など多くの女性の心の支えになるでしょうから、多くの人に読んで欲しいだけでなく、赤ちゃんを生んだ本人以外、特に 男性のこれからパパになる人やパパになっている人に読んでもらいたい本だなぁ! と感じました。
更に、出産を迎える、出産を終えた娘さんが居る周りの家族の人達にも読んで欲しいと思いました。
女性は専業主婦、男性が稼いで、女性は子育てが当然と思っていた人達も含めて、この本に書かれている女性達の本音を受け入れる事ができるような社会に変化し、推進する風土になるきっかけになると思いました。
子育てはお母さんに任せっぱなしだったお父さんも反省はしても、今更何もできませんが、若い人の悩みや本音を先ず知ることが、子育てに優しい社会に進化させる第一歩だと思いました。ご苦労でした。



(ここからはまた、なおちんが書いてます)

時間は着実に流れていくのですが
その時代の悩みがあり
その時々の悩みを乗り越えるための葛藤と工夫があり
それを乗り越えたところに
文化とか歴史ができていくのだなぁと

(ちょっとカッコつけて書きましたが)
このご感想を読ませていただき
率直に思いました。

私も結構目の前のことに必死になってしまうクチなのですが
さとみんのご両親のご感想を読んで
目の前の「今」を飛び越えて
ずっと静かに流れてきた
「時代」を感じることができました。

お伝えいただき
本当にありがとうございました。

私たちの意図したことが
『育休のリアル』を介して
こんなに伝わっていることが
嬉しいです。


Written by なおちん

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