性自認どころの騒ぎじゃない、夢、幻、それよりファミマ

大阪に行った。
京都にも行った。
奈良にも行った。

色んな事があったけど、今回は大阪、特にユーラのはなし、特にボードゲームについて。
私は、己の力のみで切り開く頭脳ゲームが苦手。

ガイスターというゲームで遊んでもらってびっくりするくらい気がついた。

ガイスター

以下説明。

ガイスター
Geister / Drei Magier / Alex Randolph作
プレイ人数:2人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:20分
ワンポイントセールス:カップルで遊ぶならこれ!相手の気持ちもわかる。

 2人で遊ぶ、単純ですが、面白いゲームです。
 互いに8個のオバケのコマを持ちます。このうち4個はよいオバケで、残り4個は悪いオバケです。よい、悪いはオバケのコマの背中につけたマークで見分けますので、自分のオバケはわかりますが、相手のオバケはわかりません。
 決められた8箇所全てに自分のオバケを適当に配置して、ゲームスタートです。順番に自分のオバケ1個を前後左右に一マス移動させて、相手の番になります。もし移動した先に相手のオバケがいればそれをとります。コマの数に比べて狭いゲームボードですので、相手のオバケを取るのはそれほど難しい物ではありません。
 ゲームに勝つには3つの方法があります。
 1.相手のよいお化け4個全てを取る。
 2.相手が自分の悪いお化け4個全てを取ってくれる。
 3.相手の陣の角にある出口から自分のよいオバケを脱出させる。
 相手のオバケを取るのは、それほど難しいことではありませんが、取ってよいかどうか相手のようすで判断します。取って欲しそうなのか、取られたくなくて逃げ腰なのかです。もちろん、それらもブラフかもしれません。
 分かりやすいシンプルなルールですが、お互いの駆け引きで楽しいゲームです。



このゲーム、なんと3回やって3回とも負けた。
1回目は知らないからしょうがない。
2回目は頑張ったけど負けた。
3回目は、途中から諦めて、「ねぇ、私今日で東京に帰るの!これ、赤!これ青!勝ちたい!」とお願いしたのに負けた。

もうゲームで勝つのは無理だから、コミュニケーションで勝たせてもらおうとした。
もはや別にガイスターじゃなくて良い戦い方である。
やばすぎ。

どうしてこんなに弱いかを考えた。

私は基本的に、自分の次に出す一手しか考えられない。
相手がどう動くとかも考えるのが割と苦手で、知らん!進みたい!と思う。
自分の二手先とかもよく分からない。
その場でその場で常に考えてる。

これは就職とか恋愛とか買い物もそう。

ここだけ見ると可哀想な人である。


しかし、もう一つやったゲーム


千両アクター
千両アクター

以下説明

NGワードを言わないように、それぞれ割り当てられた配役を演じる即興劇ゲームです。

ゲームはシーン設定カードを1枚選び、プレイ人数に応じたアルファベットのカードをプレイヤーに配ります。その後NGワードを相手だけが見えるようにカードスタンドに立てます。

シーン設定に応じた即興劇を制限時間5分で各プレイヤーは演じます。このときNGワードを口にして指摘されると負けになります。負けたプレイヤーも含め、即興劇を演じきり最後に1番役になりきっていたプレイヤーを投票で決めます。最多投票者が複数いる場合はその全員がゲームの勝者です。

説明終わり

こっちはめっちゃ勝った。

3回やって、2回勝った。

周りの人が運悪く勝手に落第したり、運良くヤバワードを言わなくて済んだりして、気がついたら勝っていたのです。わーい。

つまるところ、私は己の頭脳のみで計算で生きるのが苦手、正直で愚直、悪く言うとばか。
しかし、結構運が良くて、しかも、コミュニケーションは結構得意な可能性がある。

なかなか面白い結果で嬉しかった。

でも、つい最近までコミュニケーションについてはずっと悩んでいた。
不登校を小学、中学、高校、大学とコンプリートしている。
そんなコンプリートしてることが逆に誇りだし、修学旅行も成人式もいい感じに行っていない。
オンリーワンの私!どう!という、逆張りの自慢になっている。

アスペが出ると、突然許せない事が起きて凹んだり、妙なことで細かく設定し始めたり、柔軟に対応しなきゃいけないのが苦痛すぎて逃げたくなる、その特性のせいが強いかなと思ってる。ひきこもりは。

でも、やってみれば何とかなると成功体験を積み重ねた結果、力づくで体当たりしている。
体当たりできるのも、その先が読めないから、今ぶつかっておくしかないと選択肢が異様に狭いからできることである。
できるべきなのかはよく知らない。

我ながら、ベストではないけど、ベターな仕組みや才能、積み重ねかたを持って生まれたな、と思う。

こうじゃなかったら、もっとこうなってたかも、みたいな未来はいくらでもあるだろうけど、それが考えられない。
将来について、考えることがめんどくさくて、結局わかんないから考えてもなーと思ってしまう。

でも、このまま生きていけるし、今まで良くなってきたから、もっと良いんだろうなって漠然と思ってる。
そんな厄年女の思考回路でした。

長いのにここまで読めてえらいね!

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