双子におっぱいとミルク両方飲ませると訳が分からなくなる

双子の父親です。育休を1年取っています。妻は専業主婦です。両親揃って育児に専念できる幸せな日々を送っています。

資料:5ヶ月双子男子A作B作のある1日の食事の記録

7:00 A作 おっぱい 160ml
7:30 B作 おっぱい 120ml
9:00 B作 おっぱい 30ml
10:30 B作 おっぱい 50ml
10:30 A作 同時におっぱい 40ml
10:50 A作 足りないのでミルク 120ml
12:00 B作 おっぱい 60ml
12:20 B作 足りない分をミルク 60ml
13:30 B作 おっぱい 30ml
13:50 B作 ミルク130ml
14:00 A作 おっぱい 60ml
14:20 A作 ミルク100ml 
18:00 B作 風呂上がっておっぱい 60ml
18:20 A作 おっぱい 40ml
18:40 A作 ミルク 120ml
19:50 B作 おっぱい 40ml
20:10 B作 ミルク 60ml
21:30 B作 おっぱい 50ml
21:50 B作 ミルク 110ml
21:50 A作 おっぱい 50ml
22:10 A作 ミルク 110ml

1、3つの授乳方式 完母・混合・完ミ

授乳には、
 1、
 2、母乳ミルク混合栄養
 3、ルク
の3つのやり方がありますが、この中で一番面倒なのは2の混合栄養で、これはおっぱいをあげた後にさらにミルクを調乳して与えるといういわば二度手間になる訳です。
それでも我が家が母乳も与えることを選択したのは、母乳を飲んだ方が赤ちゃんが幸せだろうと考えたからです。ミルクと母乳を味見してみた結果、母乳の方が断然美味しかったし、お母さんの胸でおっぱいを飲んでいる時の表情が本当に幸せそうだったのです。

2人分充分におっぱいが出て双子完全母乳ができる家庭もあるのかもしれないですが、我が家ではおっぱいだけでは足りず、ミルクも併用しています。
結果として、一番面倒な混合栄養を2人分やるというストイックな毎日です。

2、授乳で1日の半分が終わる

おっぱいをあげるのに、1人1回20分ほどかかります。その後ミルクを調乳して与えるのに10分。1回30分を5セット2名で5時間。飲んだ後ゲップをさせて落ち着かせるのにも少し時間がかかるので、1日の半分は子供の食事の世話をしている気分です。

5ヶ月の頃の食事の与え方は、1回160ml〜200mlを3時間〜4時間おきに与えて、合計1日5食ほどが目安と言われています。
毎回母乳で足りない分、160mlになるまでミルクを与えてもいいのですが、おっぱいを吸うチャンスを増やしてあげたくて、足すミルクの量を減らします。すると1時間半ほどでまたお腹が空くので、さらにおっぱいをあげています。
完母の方がやっている「頻回授乳」に近いことを組み合わせているイメージです。

これを双子それぞれにやる訳ですが、全てを頻回授乳にしてしまうと流石に食事の回数も増えすぎ、乳首にも限界がくるので、適宜調整しています。
昼寝の前や、買い物や外出などの予定がある時は、二人とも160mlほどあげて次の授乳まで3時間ほどのインターバルを作ります。
時間に余裕がある時は、二人とも頻回授乳にすることもあります。

3、プランニングと管理が本当に大変

A作とB作の両方に均等に母乳をあげたい。均等におっぱいを吸わせてあげたいと思うので、交互に入れ替えながら、また左右のおっぱいの分泌量の差を考えながら左右を交代してみたりと、かなり複雑なプランニングをしております。

これだけ複雑だと、メモを取りながら与えないと、どちらに何をどれくらいあげたかをすぐ忘れてしまいます。そこで我が家では「ぴよログ」というアプリを使っています。
夫婦の間でのデータ共有もできて、このアプリがなければ挫折して完ミに落ち着いてしまっていたのではないかとさえ思います。

そして二人に均等に栄養を取ってもらうためにも、ベビースケールを使って授乳量を計っています。授乳前後で体重を計って、その差が飲んだ量という訳です。

4、一人じゃ無理

1、抱き上げる
2、おむつを変える
3、体重計に乗せる
4、授乳する
5、体重計に乗せる
6、ミルクを調乳する
7、ミルクをあげる
8、ゲップさせる
9、(ウンチする)
この手順を2人やってようやく1セットです。
これは分業が必要だと思います。
何より授乳の他にも、自分たちの食事、家の掃除、買い物、その他色々やらなければいけないことは多々あります。

逆にいうと、我が家は分業ができる環境だったので、双子混合栄養を数字でプランニングしながら行うことができました。
このおかげなのか、たまたまなのかはわかりませんが、2人ともほぼ同じ身長体重で成長してくれていて、親としても一つ安心しています。

これから離乳食も始まり、さらに手順が増える訳ですが、引き続き四人三脚で頑張っていきたいと思います。

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