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牡牛座5度「開かれた墓前に佇む未亡人」

☆廻廊035*から墓度数☆

TAURUS5: A widow at an open grave.


不動宮05-1-5 直面

4までで得たものに対する挫折。個人の意志を超えた現実に直面し、受け入れる


Introduction

最愛の人を失った未亡人。愛する人を収めるカラッポの墓穴の前で、過去の思い出にふけり、主人との永遠の別れを嘆き続けています。その暗い穴は、そのまま心に開けられたかのようです。


シンボルの意味

このシンボルは、与えられた環境からの保護が尽きて失われる事と、ゼロからのスタートを表しています。

まず深い喪失感が先にあり、愛着との別れという葛藤があります。

労せずして転がり込んできた幸福に執着する傾向。努力なしで得たラッキーや、幼少期にチヤホヤされていた満足感など、過去に固執する限り、気持ちばかり空回りしたり、辛い別れや諦めが訪れるかもしれません。
しかしそれを乗り越えた後は、束縛から開放されるという前向きな意味も含んでいます。

何かを所有するとそれに縛られ、逆に束縛から開放されれば自由に動けるようになります。シンボルの未亡人も、主人を送った後は妻という縛りから解放され、新しい人生が開けます。


シンボルの日(太陽度数)

過去の栄光や、失われたものに執着する人が目立つ日。後ろ向きなままだといつまでも堂々巡りで止まります。前向きに今の自分を受け入れましょう。束縛から開放された自由に気づいた時、運気は一気に好転します。


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