森の廻廊 ─サビアンシンボル・もりむら版─

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本

2012年7月1日から旧Twitterで1年投稿した「明日の星だより」の、もりむらのサビアンシンボルの解釈をベースに整理し、まとめた内容になります。当時の誤訳や誤解釈は修正してあ…

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蟹座16度「曼荼羅の前で経典を手に佇む男」

☆廻廊106＊曼荼羅度数☆ CANCER16:　A man before a square with a manuscript scroll before him. 活動宮16-4-1 衝撃対向サイン（影）の影響を受けてサインの性質が損なわれ、停止する Introduction 寺院に安置されている壮麗な曼荼羅。心と世界の有り様が描かれてると言われています。一方で、カウンセリングでの塗り絵やクレヨン画も、クライエントだけの曼荼羅とも言えます。浮かび上がるのはその人の心

蟹座15度「お腹いっぱいに食べて満足した人たち」

☆廻廊105＊宴会度数☆ CANCER15:　A group of people who have overeaten and enjoyed it. 活動宮15-3-5 初心対立原理を調停させ両立させる。長い時間をかける地道で着実な努力を選ぶ。 Introduction 忘年会、新年会、歓送迎会、花見にお盆…。何かと催される「宴会」。タイパもコスパも悪いと言われますが、美味しいものを仲間と分かち合い、一緒に食べて飲む宴会は、原始人類から続く交流手段なのかもしれませ

蟹座14度「北東の巨大な闇に相対する老人」

☆廻廊104＊北東の老人度数☆ CANCER14:　A very old man facing a vast dark space to the northeast. 活動宮14-3-4 突破12の無意識原理を使い、限界を突破して、決定的な事実を見つける Introduction シンボルの男性は、ひとり世俗から離れて、心やものごとの奥深くまで精神を集中させています。それはまるで感情のブラックホールに入り込んで修行するかのような姿です。シンボルの意味このシンボ

蟹座13度「親指が際立つ片腕が、わずかに曲げられている」

☆廻廊103＊親指度数☆ CANCER13:　One hand slightly flexed with a very prominent thumb. 活動宮13-3-3 肥大11の主張=覚醒原理が肥大する。失敗するがそれが別の成果を生み出す Introduction 親指は、バイタリティや旺盛な生命力の象徴。このシンボルの親指もしっかりと目立っています。しかしその腕は力なく少し内向きに曲げられています。握手をしようとして拒まれてしまったのでしょうか。シンボルの

蟹座12度「使命を受けた赤子をあやす中国人女性」

☆廻廊102＊使命の子度数☆ CANCER12:　A Chinese woman nursing a baby with a message. 活動宮12-3-2 反応11の主張に対しての反動・反応。未知数の謎〈自然、無意識〉からのリアクション。 Introduction 使命を受けて生まれ落ちた赤ん坊を、シンボルの女性はしっかりと抱きしめています。この女性は、自分で掴んだ手応えのみを頼りとして、腕に抱かれた無限の可能性を秘めた赤ん坊を、救世主だと確信しています。

蟹座11度「しかめっ面を作るピエロ」

☆廻廊101＊ピエロ度数☆ CANCER11:　A clown making grimaces. 活動宮11-3-1 主張第2グループで手に入れた知性や能力や感性を、外に対して強く主張する。覚醒原理 Introduction 表情や仕草で観客に笑いを取るピエロ。このシンボルのピエロは、社会派ネタで沸かせています。社会や有名人の不満に対し、顔を歪めておどけることで、皮肉ったり茶化したり、相対化しようとしています。シンボルの意味このシンボルは「気持ち」で掴んだ自分