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アイデアの生まれる場所

(2015年10月に下書きされたタイトルより)

アイデアが生まれる場所というよりは、アイデアに詰まると喫茶店に来る。カフェではなく喫茶店。

暗い店内、今どき分煙していなくて(来年4月から法律?で変わるそうですが)、クラシック音楽かジャズが流れている。

そしてケーキや珈琲だけでなくて、トーストやサラダなどの野菜ものがあり、夜遅くまでやっている喫茶店がベスト。

どれだけ長居しても、珈琲一杯しか頼まなくても、咳払いも席の移動促しみ何もされない、居心地のいい場所。お酒も提供されているけど、滅多に飲むことはない。

何もせずボーっとしながら珈琲(正確には紅茶)を呑んでいる時間がほとんど。そのうちに脳がストレスから解放され、完全にリラックスすることで、少しだけ仕事の、デザインのアイデアの種が生まれる。

好きなことを仕事にしたのはいいけど、いい物を作りたいプレッシャーから、脳は自由な場所をどんどん失って思考がぐるぐる同じ場所を行ったり来たりする。

美大受験や作品作りを続けた人たちは、こういう経験をすでに幾度となく通り過ぎて、アイデアを出し続けることが日常なんだろうなぁと思う。

頭に余白。余白のあるところに新しいものは入ってくる。

アイデアを求めて色々な情報を集めに行ってしまうけど、案外答えは外ではなく内にある。

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