オーストラリア基礎情報【地理/気候/災害編】
オーストラリア渡航前に知っておきたい国の情報をまとめていきます。
図が細かいので、ブラウザで見ることをお勧めします。
日本には四季があり、春には桜前線の発表を心待ちにし、夏には最高気温40度越えのニュースに恐れ慄き、秋には台風に備えて窓にガムテープを貼り、冬には雪かき用のシャベルを用意する。
長く住んでいる土地については、季節によってどのような気候変動や災害があるかは感覚で覚えていますよね。
今回は、オーストラリアの地理の基礎情報をまとめることで、オーストラリアがどんな土地かを想像しやすくしよう!という内容です。
知らなくても渡航先で生きてはいけるけど、知っているとその土地や人々、国に対する理解が深まる記事を目指しています。
6つの州と2つのテリトリー
ここでは一旦名前だけ。
地形
気候
気候区分
ほとんどの地域で四季があり、北部の熱帯地域では雨季と乾季がある。
春:9月~11月 夏:12月~2月 秋:3月~5月 冬:6月~8月
主要都市の気温推移と降水日数 2023年版
2023年の観測データを並べてみました。(だいぶ細かい画像になってしまいましたね)
昨年が特別だった可能性はありますが、私がこれから行く予定のメルボルンは、夏は東京より暑く、冬は東京より寒くなるのですね。現地で購入すると高価でしょうから、日本にいるうちに気温調節をできるように服を揃えておかないと、、、。
緯度の比較
赤道でパタンと地図を折った時、日本とオーストラリアの緯度の並びは下の画像のようになります。
自然災害
災害情報収集ツール
①オーストラリア気象局 BoM
こちらは確実にスマホにインストールしておくべきアプリです!毎日の天候以外に、災害の警報注意報も確認できます。
iPhone ユーザならウィジェットを設定おすすめします◎
②各州・テリトリーの災害情報サイト
森林火災 ブッシュファイヤー
原因
降水量減少と気温上昇や雷による自然発火、BBQの後始末不足などの人的要因が原因となる。エルニーニョ現象(参考:気象庁)の影響も大きい。
またアカシア、ユーカリ、チーク、ティーツリーなどの油分を多く含む樹木が多く生息するため、延燃速度が速い。ユーカリの油分は揮発性。
発生時期 10月から3月
直近の大規模被害
2024年 2月 VIC (CNN)
2019年末 - 2020年 2月 Black Summer (BCC NEWS JAPAN)
Fire Watch 被害状況マップ 過去0-72時間の被害状況が確認できる
洪水
原因
平坦な荒野が多く、大部分は保水性が低い地質のため、雨が降ると河川が氾濫しやすい。居住地域が河川沿岸に集中しているため被害が出やすい。
近年のラニーニャ現象(参考:気象庁)は、2019-2020のオーストラリア大規模森林火災によるものという見方もある。
直近の大規模被害
2023年12月 ケアンズ(QLD) (Yahoo! JAPAN ニュース/ AP)
2022年 7月 QLD~シドニー(NSW)(BCC NEWS JAPAN)
2022年 2月 QLD~NWS Rain Bomb(AFP BB News)
台風 サイクロン
発生時期 11月から4月
直近の大規模被害
2023年12月 ケアンズ(QLD)Jasper(Yahoo! JAPAN ニュース/ AP)
地震
インド・オーストラリアプレート上にあるため、基本的に地震は少ない。
過去の大規模被害
2021年 9月 VIC M5.9 (BBC NEWS JAPAN)
備あれば憂いなし
これから行く土地は今どんな気候なのか、どんな警報や注意報が発令されているのかが気になる方は、ぜひ事前に気象局のアプリをダウンロードしてみてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
また次回の記事をお楽しみに。
K
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