私が振られた話

今回は長文になるかもしれませんが、少しばかり時間をとって自分語りをしてみようかと思います。

私は2020年の9月の秋、とある男の子と出会いました。
彼とは特別仲良くしていたつもりはありませんでしたが、いつの間にか私は彼に恋をしてしまいました(筆者は雄です)。

彼の何が魅力的だったか、それはだれにも負けない優しさとかわいさだったと思います。そして彼も私が恋をしていることを察してしまいます。
しかし、そんな彼は私を置いて自らの意志であの世に旅立ってしまいました。話によれば、橋の下で首に竹が刺さって遺体が見つかったようです。包丁を家から持ち出すと行動が先読みされてしまう可能性があったから竹で代用したとのことです。私はそれを聞いたとき何とも言えない気持ちになりました。悲しさや寂しさ、悔しさなどいろいろな感情があったと思いますけど、今まで経験したことのない気持ちでした。

その後私は、彼の妹と仲良くなりました。なぜでしょうね、彼の面影があったんですよ。とてもかわいくて優しくて、メンヘラでした。
月日がたつ中、彼の面影を持つ彼女に私は恋心を抱いてしまいました。

ある時は喧嘩をして、もう二度と口もきいてもらいないと思った時もありました。しかし、周りの人の援助もあって復縁できました。

彼女とは将来についても話しました。将来は子供を作らないでおこうという話などをしました。子供を作らない理由としては、私たちに似たメンヘラな子供が生まれてきてしまったら子供がかわいそうだから…です。

彼女はいじめを受けていました(彼女の兄も同様)。性的被害も受けていました。そんな彼女を私は助けられなくて、罪悪感とそういうことをする人たちに対する恨みで毎日死にたいと思っていました。

私が彼女を想う気持ち、また、彼女が私を想う気持ちは本物だと思っていた。それはただの私の妄想に過ぎなかった。

私は彼女に振られてしまった。1月16日の夜8時頃だったと記憶している。
いきなり彼女から「ごめん、相手がいる」と一言…
私は倒れこんでしまうほど落ち込んだ、そこで彼女の言葉が私の心に刃物を刺した「ごめんね、言わないほうが良かったかも、本当にごめん」と。
私は毎日毎晩一日中泣きまくった。学校だろうとどこだろうとかまわず彼女のことを思い出しては泣きまくった。

その結果私は精神科に通って医者に面倒をかけている。カウンセリングではなく医療となるとお金はかかるが、それほど私の心境はひどかった。

私の口の中には常に液状のエビリファイの甘酸っぱい味が漂っている。

1日も彼女のことを忘れたことはない。今日もまた、私は苦しみながら生き続けている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?