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過去ブログ12/15

これはnoteに来る前に綴っていたブログの転載記事です。
どういう風に覚醒が進んでいったか自己紹介がてら載せていくので
ご興味のある方はご覧くださいね🎵


謎解ききた。


昨日の夜のこと。
なんだか、見たいな~と思えるカードリーディングのチャンネルも他のYouTubeチャンネルを見るのもちょっと、飽きたな、今日はもういいやって思ったので、10時半くらいに早々に寝室に行き、癒し系のヒーリング音楽をイヤホンで聞きながら一瞬にして寝落ちした。
疲れてたのね(笑)

そしたら、夜中にまたぱちりと目が覚めた。耳にはイヤホンを付けたまま最初に聞いて寝たのとは別なヒーリングミュージックがかかっていた。時間はそんなに経っていなくてスマホの時計を見たら1時10分。あ、これなんかあるかもな感覚で1時11分にかわるのを見届けてからイヤホンをとってスマホを消して何か降りてきてもいいように目をつぶっていたら、切ったはずのスマホの音がイヤホンから微妙に漏れてくるのが聞こえてきた。

え?なんか話し声がする?

って思って、慌ててスマホを見たら切ったつもりのスマホが切れていなくて、ヒーリングミュージックから次の動画切り替わっていた。

今回はこっから来たんか〜い(笑)
やったーマンに出てきたドクロべーがいろんなとこから、ほ〜れ、お仕置きだべ〜って言ってくるアレのイメージだわ(笑)

画面に映っていたのが 赤神と黒神 というタイトルがふられてマグマのようなイメージを彷彿とさせる赤い背景の山と湖のイラストで、目に入った瞬間ちょっと恐ろしさを感じて見入ってしまった。すぐにもう一度イヤホンを耳に当て流れてくるお話にじっと耳をかたむけた。

その動画がこちら→
【不思議と眠れる物語】あなたが知らない日本神話7編

要約すると、十和田湖にすむ美しい女神さまをめぐって、赤神ひきいる鹿軍と黒神ひいきいる龍軍が青森県の岩木山で右と左にわかれて争い、ほかの神様も巻き込んで戦いが起こった。戦いの中、鹿軍の二番大将が太陽の沈む夢を見て死んでしまい、それをきっかけに黒神軍に負けてしまった。もうこれまでと思った赤神は岩屋の中に身を隠してしまった。
勝った黒神は女神にあいにいったが、実は赤神と一緒に岩屋の中に隠れていた。
黒神が怒り、十和田湖に背を向けて千年分のため息を吹きかけたので、津軽海峡ができて青森と北海道が分かれたというお話でした。

私はこのお話を聞きながら、心臓がどきどき。
これって天照大御神の天の岩戸の話に似てない?
赤神→天照大御神 黒神→須佐之男命 十和田湖の女神→瀬織津姫 じゃない?!
っておもいました。
そして、十和田湖の辰子姫の像が思い浮かびました。その後調べたのですが
辰子姫の像が立っているのは田沢湖、十和田湖は乙女の像でした。
実は私、大学四年間を青森県の弘前で過ごしております。
どちらの湖も行っているので記憶がごっちゃ(笑)
でも田沢湖の辰子姫伝説もこの赤神と黒神の争いとそっくり同じではありませんか!!

私が弘前の大学に行くことになったのも、センター試験の日に体調を崩していて、試験の途中貧血を起こしてしまい意識をなくして担架で運ばれ、途中で受けられなかった科目が出てきたせいで、センター試験後に兄の通っていたこちらの大学に志望を変えたといういきさつがありました。

やっぱり起こることに偶然なんて一つもない。全部つながっているんですね~。
青森に係る謎解きがこれで3つになりました。行ったらわかるのかな。
誰か、なにか閃いたら教えてくださいませ~(笑)

①白神岳マテ山←頭の中へテレパシー
②弘前 鬼神社←正確には鬼の上のチョンがない漢字らしい(テレビの火野正平さんのこころ旅から入ってきた)
③赤神と黒神←
ユーチューブから


あかがみとくろがみ

『赤神と黒神』
― 青森県 ―
語り 井上 瑤
再話 大島 廣志

むかし、陸奥(むつ)の国(くに)、今の青森県の竜飛(たっぴ)というところに、黒神(くろがみ)という神様(かみさま)が住んでおったと。
そしてまた、竜飛からはるかに離(はな)れた十和田湖(とわだこ)のほとりには、照(て)る日も曇(くも)らすほどの美しい女神(めがみ)が住んでおったと。
黒神は、その女神に恋をしたそうな。
黒神は、毎日、毎日、龍(りゅう)に乗って、女神を訪(たず)ね、
「わしの妻になれ」
と、言うておった。
女神は、いつも、
「もう少し待ってくだされ」
と言うて、確かな返事はしなかった。

一方、羽後(うご)の国、今の秋田県の男鹿半島(おがはんとう)というところには、赤神(あかがみ)という神様が住んでおって、この赤神も十和田湖の女神に恋をしていたそうな。
赤神は、鹿(しか)をお使いにして、毎日、毎日、心優しい手紙を女神に送っていたと。
手紙には、必ず、
「私の妻になってくだされ」
と書いてあった。
女神は赤神にも、いつも、
「もう少し待ってくだされ」
と返事を書いた。
女神はなやんだ。
黒神のたくましさにはあこがれたし、やさしさあふれる赤神にも心ひかれた。
そのうちに、黒神と赤神は、女神のことで争(あらそ)いをおこした。


黒神が、龍を(赤神のいる男鹿半島に)走らせれば、赤神も、負けじとばかり、鹿を黒神のいる竜飛に走らせる。
龍は、口から火を吹いて鹿を追いはらい、鹿は、たくさんの数(かず)で龍に立ち向かう。
「お前が身をひけー」
「お前こそあきらめろー」
と、どちらもゆずらないのだと。
みちのくの神様たちは、岩木山(いわきやま)に登ると、黒神の味方は山の右側に、赤神の味方は山の左側に陣(じん)どって、
「黒神かてー」
「赤神まけるなー」
と、てんでに叫んで応援しておった。
ところが、力の強い黒神の方が勝ちそうだと見たのか、神様たちの七割(ななわり)が右側に集まってしもうた。それで、山の右側が神様たちに踏(ふ)みくずされ、今でも、岩木山は右の方が低くなっているんだと。
さて、黒神と赤神の戦(いくさ)だが、なかなか勝負(しょうぶ)がつかん。

ところが、ある夜のこと、赤神軍の二番大将の鹿が、太陽の沈む夢を見て、その夜のうちに死んでしもうた。
さあ、それを聞いた鹿の赤神軍は、弱気になって総くずれ。あっという間に、龍の黒神軍が(男鹿半島めがけて)押し寄せてきた。赤神は、
「もうこれまでだ。以後、再び世にあらわれることはないだろう」
というと、岩屋(いわや)の中(なか)に身(み)を隠(かく)してしもうた。
喜んだのは黒神だ。急(いそ)いで龍に飛び乗ると女神の住む十和田湖に向った。
ところが、そこには女神はおらんかった。
黒神は、血まなこになって、女神を探した。ようやく女神の居場所を探し当てた。
なんと、女神は、赤神の身を隠した岩屋の中にいたのだ。
女神は、最後になって、心優しい赤神を選(えら)んだそうな。


黒神は、怒(いか)りくるった。
雲を呼び、雨を降らせて、みちのく一帯(いったい)は大嵐(おおあらし)となった。
あらしの中に立った黒神は、大きく息を吸いこむと、千年分(せんねんぶん)の息(いき)を、一度に、
「ブォーッ」
と吹きかけた。
そのいきおいで、土地が動き、今の北海道が出来あがったそうな。

とっちばれ。


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