ぼくが10年以上馬券を買い続けて学んだこと
こんにちは!競馬ライター、血統評論家の生駒(@ikoma_eikan)です。
20歳の時から、今日に至るまでほぼ毎週馬券を買い続けています。
競馬の予想にまつわる情報はネット上でも無数に出回っていますが、肝心な馬券のノウハウについてはあまり議論されていないように感じます。
予算の違いや個人の好き嫌いがあるので議論するだけ不毛な分野なのかもしれませんが、それにしてもないがしろにされているよなという印象です。
もっと馬券の話がしたい!自分の経験談を読んで欲しい!という思いだけでこの記事を書いているので、どういう結論に着地させるかはノープランです笑
それでもよろしければ、「ぼくが10年以上馬券を買い続けて学んだこと」にどうぞお付き合いください。
長い目で見れば穴党のほうが得
1年間、1番人気を買い続けると単勝は75~80%、複勝は80~85%ぐらいの回収率に落ち着きます。堅そうなところに大金を投じる買い方をしていると、長い目で見るとまずボロ負けする、というのは馬券のイロハのイです。
同業の友人に北村くんという穴党をこじらせた男がいるのですが、読者の皆さんには彼ほどこじらせろとは言わないので、人気薄から買う癖を付けるようにしてみてください。1番人気から買わない、ぐらいの緩いルールでも一定の効果はあると思うので…。
基本は逃げ切り予想から
競馬は基本的にインコースの前が有利です。ロスなくコースを回ってこれる逃げ馬は最短距離でゴールまで走れますし、他馬に揉まれて走るのをやめてしまうリスクが軽減されます。もし逃げた馬の単勝を買い続ける事ができれば、年間収支200%も目指せるという統計データがあります。まあ、その逃げ馬当てが難しいんですけどね…。
地方競馬では毎日のようにこれまで勝ちきれなかった馬が逃げた途端あっさり勝つシーンが見られますし、逃げられなかった人気馬があっさり負けるシーンも同様に多数見られます。逃げ馬から馬券が売れる事も多いですが、そうでない時こそ逃げ切りに目を向けてみてください。
騎手は大事。強気か弱気かの分類も出来ると◎
地方競馬の話ばかりで申し訳ないのですが、リーディング上位の騎手に乗り代わった途端別馬のように先行して勝つことがよくあります。腕以外にもヤリ・ヤラズの問題もあるのでしょうが、いずれにせよ乗り替わりには敏感になった方がいいと思います。また、乗り代わる前の騎手と乗り代わった後の騎手がそれぞれどの程度強気・弱気かというのは考慮した方がいいと思います。逃げられるのと番手に収まるのでは勝率が全く違うので、特に前に行く馬を買う際は騎手の強気度が大事になってきます。
券種は複より単。着順固定が高配当の鍵
先程書きましたが、逃げ「切り」予想なので、当然馬券も単勝や馬単、3連単など、1着固定で買える馬券メインです。あまりに人気がなかったり、人気馬が怪しい時は馬連も買いますが、ぼくはワイドや3連複で手広くケアすることはほとんどしません。点数を増やして的中率を上げようとするより、ハズレはハズレと潔く受け入れて次のレースに望んだほうが外した時の精神的ダメージも少なくなります。オッズの低い馬券で大きく勝とうとするとどうしても投資が嵩むのもぼくはしんどかったです。
自信のあるなしは関係なし、上げ下げするならオッズが付く時に
「このレースは自信がある!なんでこの馬が1番人気じゃないんだ?」というレースで大きく張った時の成績を調べてみたのですが、残念ながら回収率は100%を切っていました…。逆に成績が良かったのは、「なんでこの馬こんな人気ないんだろう?とりあえず買っておこう」というレース。自分の予想の自信でレートを上げ下げして成績を改善させるのはかなり難しく、それよりは付く時にしっかり張るという方がオススメです。
いかがでしたでしょうか。
好評なら第二弾も書いてみようと思いますので、Twitterなどで感想頂けると幸いです!
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