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ほっこりを受け入れないと決めた夜

3月に入り早く春服が着たくて仕方がないその反面、もう運命のニットが着れる季節ではなくなるのかと寂しい。そんなことを思いながら日々運命のニットにブラシをかけている。
週間天気予報見たらまだまだ寒い日が続きそうではあるけれど、ご近所さんがスノータイヤからノーマルタイヤに替えているので、やっぱり春はもうすぐなのだと思ったりもする。
浮き足だって早くから春服を着て風邪を引かないようにしなければ。
花粉症なので毎年風邪なのか花粉症なのかわからなくなる。そんな要注意な季節、春。

本日は断服式を終えたので、手放した服の記録を。
自問自答をはじめて初の断服式だったため、全ての季節の服を整理しました。


断服式記録

・ベージュのニット×3
・ベージュのリブタートルネック
・オフホワイトのリブスクエアネック
・ベージュのチェックワンピース
・スウェットワンピース
・ブラウンのパンツ×2
・ロングカーディガン

冬服

元々優しいママに見えそうな大人淡色女子を目指していたわたし。
しかし運命のニットに出会ってイカしたクソBBA(魔女)を志すようになったので、自然と着なくなり今回手放すことに。
ベージュのチェックワンピースは大人淡色女子を目指していた頃のわたしですら、あまりしっくりこなかった。ほっこりしすぎるのは似合わないし落ち着かない。


・メゾンキツネ白T
・ニットビスチェ
・オフホワイトのシアーシャツ
・オフホワイトの袖切替シャツ
・オフホワイトパンツ×2

春・夏服

こちらも淡色多め。
メゾンキツネの白T…可愛いんだけれどなんだかほっこり感が拭えなかった。同じ白TでもギャルソンPLAYはそこまでほっこりしない気がするのだけれど、サイズ感かだろうか。
他の服も結構ほっこり感が苦手で手放すことに。トップスは白より黒が気分なのもあるかもしれない。



ほっこり感ってなんなのだろう


今回の断服式でたびたび違和感として登場した「ほっこり」について掘り下げようと思う。
要は装飾がなさすぎる、シンプルすぎる、無難な感じなのかな。
あたたかみはあるんだけれどカジュアルすぎ、イケてない、野暮ったくなる。あくまでわたしが着ると、であって服は悪くない。そしてほっこり感が可愛く見える人やカジュアルで様になって見える人もいると思う(わたしの妹がカジュアルなのが様になるタイプ)。

でもわたしはどうも駄目みたい。
白Tも基本ほっこりしすぎてラフなお母さん感が拭えない。いや、それはそれでいいの…‼︎素敵だと思うの…‼︎でもわたしの目指すところとは違うだけで…‼︎
ある程度のパキッとした柄であったり、デザインだったりがないと自分で着ていてしっくりこないんだなと改めて気がついた。
でも装飾が多すぎたりしてもやりすぎて顔が負けるから少しコンパクトな印象にまとめるといいのかも。
しっくりきて、尚且つドキドキ出来るコーディネート。要はバランス。安心して身体を預けられる鎧を求めている。
やっぱり運命のニットを選んだことも、春服にUN3D.のセットアップを選んだことも、自己評価靴にGUCCIの厚底ローファーを選んだことも間違ってなかったんだな。どう考えてもそれらのアイテムにほっこり要素ないもの。あとはコンパクトにまとめる工夫。

生活は落ち着いた、ほっこりした時間の流れが好き。でもそこにファッションを寄せる必要はないと思う。落ち着かないし、テンションも上がらない。
だから今日着ていたラフなスウェットトップスも、ノーメイクな顔面も、明日からは手放す。
少し早く起きて、メイクする。コーヒーかハーブティーを淹れて、ゆっくり朝の準備をしてみる。そしてお気に入りの服に袖を通す。
そうやって少しずつ、憧れの生活に寄せていこうと思う。

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