SHT2023春に参加してきました+一冊の本の感想

こんにちは、数日経ってまとまりましたので投稿します。

先日、4月2日に東京都大田区で行われたスーパーヒロインタイムという同人誌即売会に参加してきましたのでその話を書きたいと思います。
最初にイベントについての話の後、一冊の本の感想を詳しく書いています。

今回で3回目の参加になるのですが、コロナがある程度落ち着いてきた社会情勢もあってか参加者の数が一際多く感じました。
僕はよくスポーツ観戦に行くのですが、こちらも声出しが可能になったりと人が集まるイベントが盛り上がるのは本当に良いことですね。
日々の活力になります。

コミケほどの大きな規模ではありませんし好きなジャンルのサークルさんがたくさん参加されているので僕のような即売会初心者には本当にありがたい場です。
Twitterで知り合って何度もお会いしている方にもまたお会い出来て、そういったいわゆるエンカのきっかけにもなっていて末永く続いてほしいイベントですね。
僕のお目当てはまちカドまぞく、ぼっち・ざ・ろっく!、リコリス・リコイル辺りのサークルさんでした。

戦利品の数々

ぼざろは元々人気作でしたが大成功だったアニメをきっかけにSNS等でも飛躍的に創作をする方が増えて素晴らしいですね。
アニメをきっかけに本を出した、という方もいらっしゃったようで嬉しい限りです。
原作勢なので後方古参彼氏ヅラしてます。

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素敵な表紙です

その中から、今回長めの感想を書かせていただきますのが
サークル名『徒家屋』、エイトさん(TwitterID @eight_ocho_88)による作品『まちカド協奏曲(コンツェルト)』です。

このイベントは大体が漫画、イラスト集などの本がメインなのですがこちらはまちカドまぞくの二次創作小説本になっております。
同じ字書きの方はより応援したいので今回長めに感想を書かせていただきます。

ストーリーとしてはシャミ子が桃に、ではなく桃がシャミ子に勝負を挑むという気になる始まり…からの糖分濃いめな話でした。
原作ではどの辺りまでシャミ子が桃の家事をやってあげているか(料理はもちろんでしょうが掃除洗濯なども)わかりませんが、ほとんどやっていてもおかしくはないですよね。

地の文はシャミ子の一人称で進んでいきます。
このシャミ子視点ですが、個人的に結構難しいと思っています。
何故かというとおばかだのアホだの称される割には案外ワードチョイスはウィットに富んでいたり謎の表現力を発揮したりという『シャミ子っぽさ』を再現するのには苦労します。
この作品はその辺りしっかりしていて、かつ6巻の後という時系列だからか病弱だった頃より少々俗世に染まってきたところも再現されています。
良いなぁと思う表現も多々ありました。
読む側だけでなく書く側にもいるからこその感想を持ててちょっと嬉しいですね。
実際自分も他キャラよりシャミ子で書く方が苦労します。

あと印象的だったこととして設定の使い方が巧いと感じました。
例えば千代田の公民館ハウスにありそうな残りの部屋だったり、ウガルルの身体がよりしろであることだったり想像で補う設定、原作の細かい設定、それぞれきちんと考えられています。
ピンチになってシャミ子が桃をあの方法で助けていい感じになる、という流れは原作っぽくて好きです。

という感想を吹き飛ばすほどシャミ桃がイチャついてましたね。
そろそろあの二人同棲した方が早いんじゃないでしょうか?
9巻くらいで私たち結婚しましたと言われても特に不思議ではありませんね。
あの世界同性婚くらいなんともなさそうですし(暴論)
もちろん二次創作ですから書き手、つまりエイトさんの考えるシャミ桃なわけですが原作でも本音ダダ漏れになったらこの作品ほどではなくともだいぶ桃さんはぐずぐずな気がします。

というわけでTwitterだと長くてとっ散らかるのでここに感想を書かせていただきました。
素晴らしい作品をありがとうございました!
ブース?で少しお話し出来て良かったです、これからも応援しております!

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まちカドまぞくの創作に関することですが、伊藤いづも先生のご体調が優れず、休載が続いており事実としては作品の更新が止まっている状況です。
そのためか以前より創作をする方も減っていると感じています。
状況的にある程度仕方のないことですね。
その中でサークル参加されてまぞくの本を出してくださる方々には感謝しかありません。
僕はpixivでの活動しかしていませんが、作品や創作が盛り上がることを少しでもお手伝い出来るよう今後も出来る限り大好きなこの作品の創作をしていきたいと思いますし、同時に絵師さん、字書きさんなどクリエイターの皆さんを応援していきたいと思います。

最後はまぞくの話のみになってしまいましたが、SHT2023春に参加されたすべての方々、すべてのスタッフの方々、本当にありがとうございました、そしてお疲れ様でした!

読んでいただきありがとうございました。

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