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Sneakin' Sally Through the Alley

このタイトル凄いっすね。「サリーは路地をこそこそと」ってな感じでしょうかw こんな調子で歌が始まります。

サリーは裏路地をこそこそと逃げていく
サリーは裏路地をこそこそと逃げていく
彼女に見つからないように
サリーは裏路地をこそこそと逃げていく
妻が姿を見せたから

そして旦那が奥さんに「やましいことなんかない」「友達なんだ」「時々車を借りてるだけ」などとくどくど言い訳をし、嘘に嘘を重ね、という展開です。なんて歌だ。

先日、この歌についてとある掲示板で匿名の凄い書き込みを見つけました。ざっとこんな内容。

この歌に出てくるのは、私の古い友人であるサリー・ケイです。サリーはドクター・ジョンの2番目の奥さんでした。

ドクター・ジョンが最初の奥さんクリスティーナと結婚していた時、サリーと浮気をしていました。クリスティーナが留守の時にサリーを家に上げていたら、クリスティーナが予定より早く帰ってきたので、サリーを家の裏の路地へ逃がしたそうです。

彼がその顛末を親友に話したら、それを歌にしたそうです。でも、その時、ドクター・ジョンはクリスティーナと結婚していたので、その曲を歌えなかったと聞きました。

その話が本当かどうかはわかりませんが、サリーは嘘を言うような人じゃありません。

まじかwwwww

一応エビデンスを調べました。

確かにドクター・ジョンはサリー・ケイという女性と結婚していたことが、裁判の記録で確認できました。

ということで実話ですwwwwww

写真はそのころにもっとも近いと思われるドクターです。

で、その親友というのがアラン・トゥーサンで、本人の代わりに吹き込んだのがリー・ドーシーです。

おそらくドクターがその話をしたときに聞いた「Sneakin' Sally Through the Alley」という絶妙に韻を踏んだフレーズにピンときたのでしょう。ここはハンナでもジュリアでもだめで、サリーじゃなきゃだめです。

修羅場のわりには、なんともとぼけたドラムのパターンがいいですね。くどくどと言い訳をするリー・ドーシーの歌いっぷりもリアルです。1970年のリリースでアルバム Yes We Can に入っていますが、シングルカットもされています。ちなみにC/Wは「Tears Tears And More Tears」。なんか意味深。

ロバート・パーマーのデビューアルバムのタイトルにもなっていますが、こっちは緊迫感あり過ぎかも。

シスター・スレッジのバージョンは、けっこう好きかも。

トゥーサンがプロデュースしたレゲエバンド、マイティ―・ダイアモンズのアルバムには、ドーシーのオリジナルを踏襲したアレンジで収録されています。

作曲者はこの曲をけっこう気に入っていたのかも知れません。弾き語りライブでもたまに演奏していました。
ちなみに、歌となった本人がこの曲を歌ったという記録は、私が知る限りありません。

(2023年4月に加筆)

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