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宇宙の仕組みと感情の進化

第一章 「嘘の国のアリス」
物語の登場人物は全員嘘つきです。正直者は一人もいません。聖者も神父も慈善家も全員嘘つきなんです。誰か一人でいいから本当のことを言ってくれませんか?正に正直者が馬鹿を見る世の中です。本音トークはご法度です。
それゆえ親は子供に立派な嘘つきにするために英才教育を施す。

第二章 「善悪混合世界」

この世は、善と悪、善人と悪人が混じり合って住んでいる。それで世の中ってそういうもんでしょと思い込んでいる。別に「棲み分け」てもいいんです。

第三章 「棲み分け」

善人は善人だけの世界に住み、悪人は悪人しかいないに移住する。それが「天国」と「地獄」の二つに分離させる異次元空間なのです。似た者同士が一緒に暮らすのでストレスフリーの世界と言えます。

第四章 「ある感情を抱くとはどう言うことか」

人間はこれまで人生経験の中で色んな感情を抱いて来た。だが何故そういう感情を抱くのか精神分析や心理分析はして来なかった。例えば、失恋をしたので絶望感を懐きリストカットしてしまう。自然にそういう流れになって何故そうしないといけないのか考えなかった。

人間心理は変異し多様化していった。失望感、絶望感、虚無感、倦怠感、虚脱感と挙げれば切りが無い。人間は単にそれらの感情を抱くだけで、それらの感情をどうすべきなのかは考えが及ばなかった。其処が人類の限界地点でした。

第五章 「一段高い知性」

「一段高い知性」とは、それらの感情を俯瞰的に考察し、それらが自分の幸福にとって本当に必要か否かと考え始める。この絶望感を抱く場面もよくよく考えて見れば、希望を見出し得るのでは無かろうかと。

かくして諸々の感情、失望感や絶望感、罪悪感や自己否定感、無力感や無能感は「不必要かもしれない」と結論されていく。

無力感や無能感や無価値感は、自分が奴隷や兵士や労働者や悲劇のヒロインである時にのみ必要な感情だった訳です。

第六章 「意識の解放」

各人が自分本位に自分勝手に自由奔放に生きる。それを天上界での暮らし、神々の天上生活と言ったりします。地上のシガラミに縛られ無いのです。

第七章 「愉しき事のみ多かりき」

人生はしばしば挫折感や失敗感に苦しめられて来た。そうした人生経験を踏まえた上で、それらの感情から一つ一つ卒業していく。そうすると最後に残るのは、楽しさや喜びだけになって来ます。こうして気づいたら「愉しき事のみ多かりき」人生言ってみれば「神生」になっている。




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