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お金の神常識 8 「苦しみから安楽へ」

第一章 「四苦とは何か」

ブッダは苦しみの代表選手を四つ挙げた。
人は生きて苦しみ、死ぬことを苦しみ、老いることを苦しみ、病で苦しむ。
四つの苦しみを四苦と呼んだりする。
そして人間たちの願いとは、この四つの苦しみの除去である。

つまり、四苦を四楽にせんともがき足掻く。
人間界では不老不死は有り得そうに無い。
だから少しでもそれに近づくべく不老長寿を追求する。
老いるのは悪い事じゃない。
だが老いなくて良いなら老いない方がいい。
だからアンチエイジングの努力を敢えて否定する必要もない。

人間が普通に生きていたら、必ず四苦と出合い、四苦に苦しむ。
四苦が存在する事で人々に悟る切っ掛けが生まれる。
四苦を四楽に反転させるのが悟りである。
転写をミスったら悟れない。

地獄を反転させれば極楽である。
自身の心を鏡に写せば、其処にさざ波や嵐が映る。
世界とは自身の転写に他ならない。

第二章 「現状は認識しない」

人間は現状とか現実を認識しすぎる。と言うか自動的に条件反射的に現状を認識してしまう。その結果、必然的にあなたは哀しみや不幸、怒りや憎しみを抱かされる。

これがあなたの人生の不幸と苦しみの原因だったのである。

「現状を認識するな。」そう言っても認識を止められない。テレビのニュースを見てしまう。戦争の映像を見せられあなたは憤慨する。これであなたの不幸は確定する。

世界は幻想である。だから、世界情勢を気にしない自分を確立しないといけない。ラジオを聴いてるとお金を否定するウルフルズの歌が聞こえて来て、あなたは無意識にそれに同意してしまい、それを自分の潜在意識に取り込んでしまう。

現状や現実や世界情勢はあなたの人生にマイナスしか与えません。

現状を認識したせいであなたは「自分は今お金に困っている」「今月はピンチだ」「体調が今一つだ」といった否定的情報ばかり収集してしまう。

否定的情報を一切遮断して生きて見ませんか?

人間は空想と現実を秤にかけたら必ず現実の方を重視して生きてしまう。それが不幸と苦しみの原因なのです。

創造主を辞めて被造物に堕したゆえに、現実を気にする生き物になった。

大事なのは現実でも現状でも無くて、望む現実を自身が創造することなんです。他人の意見や考えに同意しているうちは駄目です。

望む現実とは、あなた自身が欲する現実であって世間一般の抽象的幸福では有りません。

現実を変える必要は無い。現実を自身が新たに創造する訳です。

自分が想像したものは現実化しやすい。想像した望ましい空想を否定するのは現状を認識してしまうからである。

想像したことは否定をしない事で現実化します。こうして自分の望ましい人生、経済的豊かさや健康を自身で創造する事が可能になります。

何故そうなるのか?

人間は意識であり生命でありエネルギーなんです。宇宙は無限のエネルギーなのです。無限のエネルギーはあなたと言う蛇口から噴出せんと待ち構えていて、あなたが思い浮かべたものを創造したくてウズウズしています。

だからあなたが不安な気持ちでいると不安な現実を創造し、心配すると心配な現実を創造してしまいます。戦争の映像を見ないようにするのはそのゆえです。

だから心配で無く安心を想像しないといけない。それゆえ望ましい現実を創造には自身のマインドに細心の注意を払う必要がある。

外界だ世界だ現実だと言って、これらは全て自身の内面を写したに過ぎません。だから敢えて認識しなくても何の不都合も有りません。

自身が自在に創造できるようになるまで、現状は認識しなくて良い。


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