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結局、何と何をエンタングルさせたいのか? 「出合いと別れ」

人間界では、出合いは別れとワンセットになっている。つまり、別れを伴わない出合いは存在しない。そう言う意味で、人生とは通過点に過ぎない。

またこの世では、死を伴わない誕生は存在しない。だとしたら、死と復活、死と再生は別のワンセットなのだと分かる。

磁石にS極とN極があることで磁場が発生できる。

対立する二つの概念を量子もつれによって結びつけたり、解いたりすることで、世界を自在に生滅させることが可能になって来るのかもしれない。

この世界の仕組み、宇宙の仕組みに精通していくことが学びであり、人生の目的である。

欲望を満たしたいとか、成功したいとかどうでもいい事にかまけて、人は貴重なライフタイムを無駄にする。

この世の全ての事象、森羅万象を対立概念をワンセットにした量子エンタングルメントとしてトータルに理解可能することは果たして可能だろうか?

「永久の愛を誓います」、そう誓ったとしても、人間の寿命には限りが有る。だとしたら「一過性の愛を誓います」と言うのが、正しいのだろうか?

人間界には一過性の愛しか存在しえないのだろうか?

肉体の有限性と意識の不滅性を各人は自身でどう折り合いをつけうるだろうか?

それは結局、自分が自分の宇宙観や世界観即ち自分と言う意識の信念体系を、自身が創造していくしかないのであろう。





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